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ep57 挑戦者現る!

ハンモック泊でロングトレイル


 昨日より村境トレイル南部を歩いているメンバー(Yosemite のトヨさん)が居ます。十津川温泉、昴の郷を出発して果無山脈縦走路から千丈山を経て、これから西部の村境を北上します。ゴールは特に定めずロングトレイルを実施中です。

 未だ山泊をしながら村境を辿る人は居らず、今回初めての試みとなります。興味深い事にハンモックで睡眠を取りながら進むという事です。

 最近のキャンプブームでハンモック泊をしている動画などを見た事はありますが、軽量で、山中場所を選ばず、支柱となる木があれば休息を取れるなんて、何とフレキシブルなスタイルなんでしょう。山泊経験ゼロの筆者は興味津々です。

ウクライナ産 レレカハンモック


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 今回山に入っているYosemite のトヨさんは、奈良でアウトドアショップを経営しています。経験豊富で山に関わるギアのプロです。シューズ、ザック、ウェアを始め、トレイルランニング、登山用品は、ほぼここで揃います。

 今回ウルトラライトで山泊しながらのハイクから経験された事から、“村境トレイル最善のギア選び“などのアドバイスが生まれる事必至です。楽しみです。

村境を辿る魅力


 これは体験してみないとはっきりとした答えは出て来ないと思います。村境のトレイルは祈りの道でも修行の道でもありません。(一部含みますが、目的ではありません。)ただ、長距離の山行を歩くだけでは無く、村境と言うレールになるべく沿って歩く事によって何を感じるかは人それぞれだと思います。

 この地で生まれ育った、地元民である筆者の場合、まだ短いセクションのルートしか辿っていませんが、二つの魅力を体験しています。

①仲間と行う探索によって多くの発見があり、ルートが繋がる喜びと、新鮮な刺激が多く楽し過ぎる事。

②自分の先祖が通ったかも知れない道。村が栄えた歴史などが垣間見える道。植林地は増えましたが、先人がこの場所に来た時からさほど変わっていないであろう景色に趣きを感じる事。

 個々で感じる魅力はきっと違うはずですが、広大な村境にある多種多様な動植物に囲まれ、歴史的な道を歩き、心を動かされる時に『生』を感じるのです。これが究極の魅力だと思います。

さて、ちょっと熱くなりましたが、Yosemiteトヨさんの記録と土産話が楽しみです。今日も藪を掻き分けている事でしょう。

追って情報を待ちます。

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