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今の時代、脳に汗をかくことが大切

おはようございます。よりみちです。
GWですね、僕は無職になるまで平日のGW(祝日じゃない、中ばさみの平日)を知らなかったので、先日神戸に足を運んだ時、思いのほか人が多くて驚きました。

さて、今回のテーマは、「脳に汗をかくこと」です。
脳に汗をかくとは、少し生々しい表現で不気味ですが、とてもいい言葉だと思います。


「脳に汗をかく」とは

脳に汗をかくとは。実際、脳は汗をかきません。周知の事実ですね。
ではどういう意味なの?というと、「必死に頭をひねって考えつくすこと」という意味です。
私たちは必死になったり激しく動くと汗をかきますよね、それと同じで脳みそにも汗をかかせるという比喩表現です。
僕はこの言葉を「お金の大学」というYouTubeチャンネルの動画で知りました。
「お金の大学」は、資産運用のノウハウを紹介しているYouTubeチャンネルです。別に僕は回し者でもないですし、本題から逸れるので詳細は省きますが、そのチャンネルの動画の中でつみたてNISAを紹介している際、

「投資は自分で調べて必死に考えて、脳で汗をかいてください」

といったフレーズがありました。
投資の情報は今の時代あふれかえってます。中には怪しい情報もあったり、ただ脳死でこれをしておけ!なんていう情報もあります。
そうしたものを受けて、投稿者様は「なによりもまずは自分で調べて必死で考えて、理解してくださいね」ということを仰っていたんですね。
これが投資だけではなく、今では人生全てにおいて通じる考え方だと僕は思っています。

「憧れ」に取りつかれる時代

情報化社会の今、全て行動より先に情報が手に入ります。
何であれ先に情報を入手できることは、大幅なショートカットも可能ですし、その他にも私たちにとって多くのメリットがあると考えています。
しかしながら、情報は諸刃の剣です
情報を上手く利用しないと、情報に利用されてしまいます。つまり、情報ばかりインプットするだけの頭でっかちになってしまいます。
恐らく、僕を含め頭でっかちになってしまっている人は現代人にとても多いと思います。
そして同時に、「憧れ」に取りつかれやすい状況だとも言えます。
僕の場合、フリーランスがそうでした。これまで社会人時代、自由な働き方っていいな、服装が自由でいいな、好きな時間に働けるのっていいな、なんて漠然と「憧れ」を抱いていました。そのため、サラリーマンとして働くことが窮屈に感じ、サラリーマンとして働くことはあまりいいことではない、縛られているといったようなネガティヴなイメージを持ってしまいました。
ですが実際動いてみると、フリーランスはとてつもなく大変です。
軌道に乗せるまでに、会社で働く以上の努力が必要です。
全てのビジネスを自分一人でしなければいけないこと。そして、定期収入が保証されていないこと。他にも大変なことはあると思いますが、こうした側面を見ずして漠然と希望や憧れを抱いている人が多い。
つまり、情報だけに囚われて、脳に汗をかけていないんです。

大事なのは、自分で触れて見て、五感で感じること

僕が無職になってからコーチングを通してフリーランスを目指し、そして断念して学んだのは「実際に触れること」でした。
憧れや夢をそのまま持っておくのは楽ですが、楽なぶんずっとそれらに縛られてしまいます。もし本当に憧れているのなら、言い訳をせず、少しでもいいのでさっさと触れて見るべきです。今お仕事がある人なら趣味レベルでもいい。触れて初めて、それが真の憧れなのか、単に夢を見ていただけなのかわかります。
そして、実証した結果から何を学ぶかです。ただ「だめだったか・・・」で終わるようでは、人生のPDCAサイクルを回すことはできず、ただその場にとどまっているだけです。「何」が「どう」だめだったのか、を脳に汗をかいて考えてください。
僕の場合は無職になって自分で何かをしてみようと思って初めて、その過酷さとこれまでの環境のありがたみを知りました。そして今まで僕にとっては恵まれた働き方だったんだなと、とてつもない気づきを得ました。
他人の幸せ=自分の幸せ」ではない。人から見た幸せではなく、自分にとって何が幸せか。それを知ることが、人生を満たす重要なピースの一つだと考えています。

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