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素敵なクリエイターさんのnote。素敵な言葉。
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記事一覧

言葉には魂が宿るので。

言葉には魂が宿るので。

言葉そして言葉の持つ力、
それから、わたしが怖いと思うこと。

言霊とは

色んな解説を要約すると、
こういった意味があるそうで。

言葉通りの結果を表すかは別として、

例えば放たれた酷い言葉などに対して
後々、言い過ぎた悪かったごめんなさい
というように、放った人間が謝ったとして
その相手との関係性や理由においては
"許す"ということは可能かもしれないが、
言われたという出来事そのものや、

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慣れないけど軽くなる

慣れないけど軽くなる

    (約600字)

涙も出ないほど辛いことが起きても、
だんだん記憶に新しい経験が重なって、
何度も季節が変わって、
やがて涙が出るようになって、
感情も薄れてゆく

たとえば、
好きな食べ物を我慢していると、
最初のうちは「食べたい」っていう欲求は
心に湧き上がるけれど、
いつの間にか、舌が味を忘れる

食べ物じゃなくてもいいのだけど、
視覚にしても、聴覚にしても、
感覚は繰り返しに心が反

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祈りの雨☔オバケレインコート👻[ショートショート]

祈りの雨☔オバケレインコート👻[ショートショート]

「空の神様が泣いているみたい」と
彼女はささやいた

独り言のように
空を見つめながら

「雨やだなあ」
私のぼやき声に
溶け込むように

放課後の
昇降口

偶然の出会い

私のなかで
雨を神様の涙と

表現したのは
彼女が初めて

「代わりに泣いてくれてるのかな」

その一言で私達は
一緒に帰るようになった

降りしきる雨の中

彼女は雨粒を
紡ぎだすような

透明なレインコートを纏い

水た

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情は人の為ならずといえども、見返りがなくては続かない

情は人の為ならずといえども、見返りがなくては続かない

困っている人を助ける、
例えば、声をかけてきた見知らぬ人の道案内をしたり、
同僚を仕事を引き受けたり、
気が進まない飲み会に行ったり、

きっといつかその得は、巡って自分に返ってくるから、労力を一方的に注いでも「仕方ない」と、いい人になりきる。
しかし、恩は仇で返ってきたり、自分の労力が届いていなかったりする。

情は人の為ならず、巡って返ってくると思うから、優しく出来たり、過剰に注いだ優しさへの

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要介護認定

要介護認定

昨日、終活をもっと身近に、もっと楽しく/終活ガイド なるさんの記事を
拝読しました。

タイトルの【「要介護認定」について】で、思わず実家の父と重ねて読まさせてもらいました。

昨年の12月にも「介護問題」という記事で書かさせていただいています。

父は今年84歳なのですが、足が不自由で手押し車などがないと、自力では歩くことができません。そして4年前から人工透析を週3回受けています。

昨年の秋に

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https://youtu.be/4wI4Smxi6J8?si=MIqdboc0ziVAQGBJ



このおじさま、(笑)大事なことおっしゃってます!😊

人によって感じ方は違います。「受け取れるな」と思うところだけ受け取ればいいと思います!

譲れない感情が人を動かし、状況を変えるのだと思う。諦めると、どこまでも堕ちていく。

譲れない感情が人を動かし、状況を変えるのだと思う。諦めると、どこまでも堕ちていく。

制服があった前職では、このご時世、私服出社の人が殆どいない。たまにスーツの男性や、上品な女性を見かけると何かの見間違えかと思う。もっとも制服が悪いとは思わない。一体感が出るし、汚れを気にせず働くことができる。しかし、制服を着ることの理由が、服を選ぶ労力を惜しみたいことにあれば、人はどこまでも堕ちていくのだと感じた。
身体にあったスーツで出社していた女性が制服になり、茶髪がプリンになり、靴がクタクタ

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書く手が止まってしまうとき。止まった手は再び動きはじめる。

書く手が止まってしまうとき。止まった手は再び動きはじめる。

noteで文章を書くのが好きな人でも
書く手が止まってしまうことはありませんか?

私はあります。

書きたいことがあっても
うまく言葉にできなかったり
どこから書き始めたらいいか迷ったり
こんなこと書いていいのかなって
そんなときに止まります。

毎日書きつづけてきて
止まらないときは、止まらなくて
それでも止まるときは、止まります。

お仕事で書いている文章は
まったく止まらないで書くことがで

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本音を隠すのも伝えるのも、自己防衛だったりする。

本音を隠すのも伝えるのも、自己防衛だったりする。

職場の人間関係が苦痛と話す私に、同僚が紹介してくれたYouTubeは、
人はみな仮面を被っているのだから、自分を女優と思って本音と違う自分で他人と接するべきとのアドバイスが詳細に繰り返される。
本人の目の前では角を立てず、不平不満は影で話す。
これまで出会った人に、表では優しいのに、裏では悪魔がいたが、このような自己防衛から生まれたのかと思った。それを知ると裏表がある人物は、悪意ある人間ではなく、

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さしあげた詩 『 絆 』

さしあげた詩 『 絆 』

      ( 本文 338字 )

この人の 子どもだったら

この人が ちちおやなら

この人が あにだったら

この人が おじさんなら

この人が ともだちなら

この人が どうりょうなら

この人が かぞくなら

この人が 隣にすんでいたら

この人が 近くにいるのなら

ほんとうは いちぎょうで

じっさいは すうもじで

まさかの  ひともじで

あらわせてしまうひと

あい  という

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常識の奴隷たち

常識の奴隷たち

音楽を聴きながら書いたので
流しながらお読み頂けたら幸いです。

noteはごめんだけど
書くだけに特化させてもらうほど
他のSNSにはまってしまった

交流が大事ではないとは
思わないけども
やりたいを優先することにしたんだ

フォローを外せば
外し返すから
そのうちまたスキ徘徊しても
ゆるさねー(笑)

まぁだからこそ
今後は思った考え方を少し
多めに書こうと思うんだ

それが誰かにとってプラ

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言葉を知らないと戦えない

言葉を知らないと戦えない

周りの顔色を窺い、嫌われない表現を選ぶうちに自分の思いを伝えられなくなっていた。
「あなた自身から意思は感じるけど、言葉になっていないよ。言葉を知らないんじゃないかな?」
と、管理職研修で言われる。
確かに、雰囲気に呑まれ、自分を遠慮し、個性を見せぬように生きてきた。結果、私は言葉がない生き物になってしまったのだろう。
……………
言葉は政治力がある人が使うからこそ、意義があると思い込み、それを認

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今時のSNS

今時のSNS

音楽を聴きながら書いたので
流しながらお読み頂ければ幸いです。

最近強く思うのは
SNSは媒体との相性って
あるなって思った

noteを始める人は過去に文章を
褒めてもらえた経験がある人も多い

だけど、弱点はあって
YouTubeで自己表現してください
といったら
きっとたじろぐ感じではないだろうか

利用するユーザー数を考えれば
知名度を上げたい人にとっては
noteって最初から致命的な気

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豊かな心を色とりどりの版画に乗せて〜世間に従うのは意外と難しい(棟方志功展)

豊かな心を色とりどりの版画に乗せて〜世間に従うのは意外と難しい(棟方志功展)

これは嫌われるだろうと思った。描いた線は、世間の価値観を一蹴し、思いのままに生きているかの様に、人々には映ったのではないか。実態は貧しく、苦労に苦労を重ね、節約しながら生活をし、自らが描いた絵に「貯蓄」と書いたとしても、愉快なユーモアに見えてしまうのだ。

白黒の世界から脱し、色とりどりの大きな版画で人々を魅了したのは、海外で評価を得られてこそであった。決して日本ありきではない。
……………
私が

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