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老いるということ

ソフト老害

という言葉があります。40代など中堅上司が若手に煙たがられることを言うそうです。
昔で言えば40歳はもう初老です。おじいちゃんおばあちゃんです。今でこそバリバリ働き世代ですが、一昔前でしたら、リタイアしてもおかしくない年齢です。

私も今年40歳。

先月20代の後輩を連れてゴルフに行きましたが、私が壁を作らず、フランクに接しようとしても、若手は萎縮して壁がありました。
若い子とは、昔のように仲良くなれないものを感じます。
意図せず萎縮させてしまうせめてもの償いに、NGなしで何でも冗談を言ってもらって、それでも足りないようなので、基本的には後輩には奢るようにしてます。

私の20年前

はちょうど大学生でした。右肩上がりで小中高大学と進学していましたが、その時期に祖母がなくなりました。人の人生の最後を見ました。
人生は右肩上がりに上昇していくものだとずっと考えていましたが、人は死んでしまって何にもなくなってしまうものだと感じました。
この経験で上昇思考一本槍だった私の考えは大きく変わりました。
お金を稼ぐことや偉くなることが右肩上がりでそれらを目指すのが良いことだと思っていました。しかし、年を取りだんだん右肩下がりになって、人生を終えていくと思いました。

40歳を目前に体力的にはもう

右肩下がり

です。どんなに頑張っても現状維持することしかできません。気持ち的にはまだ20代ですが、体力の衰えを否定できません。薄毛も気になります。アンチエイジングに必死ですが、私も一つ一つ歳をとっていることを実感しています。本当は嫌ですが。

次の20年後は60歳

です。健康で楽しく生きていられたらと思います。仕事と趣味と、できれば家庭を築いていきたいです。それらを通じて仲間や先輩同僚後輩と仲良くしていきたいです。身の丈で、より良い社会の発展に寄与していきたいです。60歳でもアゲアゲじいちゃんで生きます。
右肩下がりと上手く付き合いながら、1日1日を大切にしていきます。

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