がん専門薬剤師の学校　問題集

第1章 副作用と支持療法について

1章-1 副作用と支持療法 正しければ◯、間違いであれば×を。

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1 　　支持療法とは、がん治療で発生する副作用に対して予防、
　　　症状軽減及び精神的なケアを目的として行う包括的な治療である。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解:◯

2 　　治療目的に応じて適切な支持療法は必要ではなく、
　　　ガイドラインに準じた支持療法が良 い
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解:×
　　　→治療目的に応じた支持療法が必要

3 　　進行・再発化学療法に対しては症状緩和やQOLを重視した支持療法が
　　　必要となる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解:◯

4 　　 術前補助化学療法や術後補助化学療法、化学療法により根治が期待できる
　　　腫瘍群に対しては、治療強度(Dose intensity)を維持できるような支持療法
　　　は必要でない
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解:×
　　　→必要

5 　　 有害事象共通用語規準(Common Terminology Criteria for Adverse
　　　Events:CTCAE) は患者自身の副作用の評価である
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解:×
　　　→医療者による評価

6 　　 PRO-CTCAE はCTCAEと併用して使用するように設計されている
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解:◯

7 　　PRO-CTCAE は潜在的な副作用を把握でき、報告が容易ではあるが、
　　　患者と医療者の 距離感が遠いのが課題である
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解:×
　　　→患者と医療者の距離感が近い

8 　 CTCAEはGrade0(正常)~5(死亡)で評価される
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解:◯

9 　 CTCAEは米国国立がん研究所(NCI)が作成した、有害事象を評価するための
　　米国独自のものさしである
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解:×
　　→世界共通のものさし

10 　CTCAEの評価において、検査値が同一であれば、症状の有無や治療の必要性
　　に応じて Grade評価を変えなくて良い
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解:×
　　→症状の有無や治療の必要性に応じてGrade評価は異なる

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