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やさしさ巡る、奇跡はみじかに

(こないだいったカフェのおいもケーキ)

今日はスーツ買いに都会へおでかけ。
安定の、電車が止まる事態(笑)
私は雨女でもあるけど、電車止めおんななのです(笑)
こんなにもとまる?!ってくらい。私と電車に乗る人が
かわいそうで仕方がない。
わたし自身も、もちろんかわいそうなのです。
今回は車両点検でおわったから15分の遅延ですんだ、ましなほう。
運転見合わせみたいな時も、過去にあったから
そういう最悪の事態を経験すると、少しはなれるものですね。
とまりそう、となった瞬間に他の線は歩いていけるのか
お手洗いはあるのか
今の飲料・食糧はどれくらいか 
スケジュールの変更とか融通はきくのかなどなど、
考えることができます。
最初は、パニックでどーしよー!!となってましたが、
2・3回と回数重ねるうちに、落ち着けるようになってきました。

地震とか体調不良とかもそうで。
東日本、熊本、関西と 大きな地震のときにその周辺に住んでいることが
多いのです。
子どもの頃から腹痛頭痛、腰痛(椎間板ヘルニア)など
いろんな苦しみを味わってきたました。
そうやって不幸を重ねていくことは、一見なにもいいことを生み出さないかもしれない。
でも、そうやって蓄積されていった記憶は 教訓 となるのです。
そして、ハプニングへの対応ができるようになったり
想定して動けるようになります。
だから、プラスに捉えるようになりました。(程度にもよりますけど)

さて本題。帰りの電車を待つ間、お手洗いの個室に入ったら、
紙袋がおいてあって。
迷いました、出てきた人に声をかけるか・・・
その人じゃなかったら、「違います」のひとことで冷たく交わされるかも
しれないし、自分もそんなに時間の余裕がなかったから
それを渡したら次の人がその個室に入ってしまう。
でも、勇気を出しました。
「これ、違いますか?」
「あぁ!忘れてた!ありがとうございます!」
その人は、重ねてお礼を伝えてくれました。
ほっ
心に温度が戻ったのが分かりました。
よかった、声かけて。
そのままにしようかと迷った自分も確かにいましたが、
行動した結果、間違ってなかった 自分はえらいと
ほめることもできて、ほんの少し自分をすきになりました。

そして、話は続きます。
電車からおりて、車に乗り込みます。駐車場に300円払おうと思ったら
コインがない!札が使えないというポンコツ機械で、
「つんだ」そう思って、後ろの待っていた車に声をかけたら
その人は、なんと300円をくれたのだ。
「お待たせもしたので、1000円受け取ってください。」
「いいよ、300円くらい。おつかれさま!」
その人は、知らない私の駐車場代をくれたのでした。
・・・なんと!やさしすぎるではないか!

心の温度が沸騰までいったのがわかった。
困っていて、暗くて寒くて、どうしようもなときに
助けてくれたあの人を、わたしは忘れない。
そして、ふと、自分が今日積んだ徳が、すぐにかえってきたのでは
ないかという思いに駆られました。
きっと、そうだ。

そんな日、初めて買ったタンブラーで、あったかいコーヒー
(カフェインレス)を飲んでいるところです。
みなさんの1日もぜひ、きかせてください。

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