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オンプレスクリプト言語系おじさんが生成AIでリスキリングする物語

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  • Difyまとめ

    Difyに関するあれこれ

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    Discordに関するあれこれ

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Difyをクラウドで構築しよう!(Google Cloud編)

なぜ、クラウドに構築するのか?今回はOSS版のDifyをGoogleCloud上、つまりクラウドサービス上に構築します。しかし、DifyにはOSS版のだけでなくクラウド版も提供されています。 ではなぜ、わざわざOSS版のをクラウドに構築するのでしょうか? OSS版をクラウド上に構築することのメリットしては一般的なクラウドサービスが受けるメリットだけでなく、自分が作ったワークフローやナレッジとして格納したデータを自身の管理下のクラウド上にて管理できるため、より柔軟に周辺環境(

    • DifyでローカルLLMを使ってみよう!

      Difyで選択できるLLMモデルDifyは特定のモデルに縛られることなく様々なモデルを利用することが出来ます。新しいモデルにもすぐに対応してくれるのも嬉しいポイントです。 今回はOpenAIやGoogleなどのモデルではなく、ローカルで利用なLLMをDifyで使えるようにする手順をご紹介します。 LMStudioを準備しよう!実行環境 Windows11(RAM 32GB) WSL2 ubuntu Dify:0.6.5(Docker) LMStudio:0.2.21

      • Discordでの情報収集環境を整える(X,note編)

        情報収集をうまくやりたい!part2前回のarXiv編に続き、discordの情報収集環境を整えていきます。 今回はXとnoteからの情報収集を行っています。 引き続き、Iizukaさんが公開している手法を導入します。 Rss.appを使ってみよう!Rss.appとはWebサイトからRSSフィードを生成することが出来るWebアプリです。これをRSSリーダーとして使って対象のアカウントやハッシュタグを指定し、更新やポストがあればDiscordに通知するようにします。 尚、本記

        • Difyでアプリを作ってみよう!(Code Interpreter編)

          Code interpreterによるコード実行Difyはver.0.6.4よりLLMがコードを実行し、ワークフローを通じて結果を取得できるCode interpreterツールが追加されました。 今回はこのCode interpreterツールを実際に試してみます。 ワークフローを準備しよう!DSLファイルをインポートしよう! 今回は(も)sangminさんがXで共有されていたサンプルのDSLを利用してワークフローをサクッと準備します。 実行環境 Windows11

        Difyをクラウドで構築しよう!(Google Cloud編)

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        • Difyまとめ
          9本
        • Discordまとめ
          3本

        記事

          DifyとDiscordを連携させてみよう!

          Difyで作ったアプリのインターフェースとしてDiscordを利用Difyは作成したチャットボットやワークフローをアプリとして公開することが簡単にできます。Dify単体でもインタフェースを提供しているため、公開すること自体のハードルはとても低いです。 こちらの記事でDifyの機能を使ってチャット画面を簡単に公開する手順を紹介しています。 一方で、インタフェースの好みは人それぞれで新しいインタフェースを利用することはそれだけでハードルとなり、せっかく頑張ってワークフローを作っ

          DifyとDiscordを連携させてみよう!

          Discordでの情報収集環境を整える(arXiv編)

          情報収集をうまくやりたい!生成AIを学んでいると直面する問題。それな、とにかくとんでもなく情報が多い!そして流れるのがとんでもなく早い!という問題です。 生成AIは技術の進歩が著しく早く、それこそ一日単位で状況が変わることがざらにあります。 筆者はXで情報を収集していますがどうしても流れてしまい、キャッチアップが上手くできていないのが実情です。 そんな中、IizukaさんのポストでDiscordをプラットフォームとした情報収集術が公開(しかも無料!)されていましたので今回はこ

          Discordでの情報収集環境を整える(arXiv編)

          DifyとNotionを連携させてみよう!

          DifyのナレッジとしてNotionを利用DifyはNotionと連携し、Notionに登録されているデータをナレッジとして利用する素敵な機能が搭載されています。 筆者自身、Notionに気になった記事をクリップするだけでなく自身の学習記録やサブスクの管理など多方面で使用しているためNotionを利用する方はDifyとの連携でよりNotionのデータを効果的に利用できると思います。 DifyとNotionを連携しよう!(24/04/27時点)実行環境 Windows11

          DifyとNotionを連携させてみよう!

          Difyでアプリを作ってみよう!(DSLファイルインポート編)

          DSLファイルによるアプリ作成Difyの特徴として、作成したワークフローを簡単に共有できる機能があげられます。作成したワークフローをDSLファイル(YAML)としてエクスポートし、またインポートすることですぐにワークフローを作成することができ、簡単にアプリ開発を進めることができます。 Difyのdiscordコミュニティではワークフローの共有が積極的に行われているので、是非この機能を使えるようになりましょう! 早速試してみよう!今回はDifyについて積極的に発信してくだ

          Difyでアプリを作ってみよう!(DSLファイルインポート編)

          Difyでアプリを作ってみよう!(チャットボット編)

          Difyで作れるアプリケーションDifyは、LLMを活用した様々なアプリケーションを開発するためのプラットフォームで以下の4つのタイプのアプリを簡単に作ることができます。 1.チャットボット チャット形式のアプリケーションを構築することができます。 今回はこちらを試します! 2.テキストジェネレーター プロンプトに基づいてテキストを生成することができます。(まだ使ったことない) 3.テキストジェネレーター タスクを自動的に完了するためのツールを選択できるエージェ

          Difyでアプリを作ってみよう!(チャットボット編)

          Difyって何? LLMOpsプラットフォームを試してみよう!(構築・アップデート編)

          クラウド?ローカル?Difyはオープンソースがありますので、この記事ではそちらを使用して構築します。 Difyはクラウドでもサービスを提供されており、常に最新のバージョンが利用可能です。ローカルでのバージョンアップの手順は本記事の下に書いていますのでそちらをご覧ください。 オープンソースは商用利用も可能ですが、規約には必ず従ってください。 ローカルで構築する場合はDockerが必須となります。 筆者はWindow11のWSL2でUbuntu環境にて構築しています。 またエ

          Difyって何? LLMOpsプラットフォームを試してみよう!(構築・アップデート編)

          Difyって何? LLMOpsプラットフォームを試してみよう!(概要編)

          LLMOpsとは何か、なぜ必要なのか?「LLMOps」(Large Language Model Operations)とは、大規模言語モデルを効率的に運用、管理するためのプラクティスのことです。モデルのトレーニングからデプロイ、モニタリングまで、すべてのプロセスをスムーズに行うための方法論です。 例えば、あるECサイトが商品レコメンデーションにLLMを活用したいとします。LLMOpsを導入することで、大量の商品データを効率的に学習させ、ユーザーの嗜好に合わせた高精度なレ

          Difyって何? LLMOpsプラットフォームを試してみよう!(概要編)