明月

明月です 詩を書いてます よろしくお願いしますm(_ _)m

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最近の記事

愛され方

愛され方を知らない私は いつも距離が近くなる その距離はきっと愛されていない分の そんな気持ちだと思ってしまう そばにいて欲しくて 離れないでいて欲しくて でもその距離は嫌になり 気持ち的に辛くなったりもします 適度な距離が保てないから 最後はもういいやってなります それの繰り返しで考え方が おかしいのかなと思いつつある時 距離は取らないときつくなる そう言われたことを思い出し もう一度距離について考えようと思うんです きっと答えは出てくるとそう思う今日です

    • 赤い後悔

      白い肌に赤い切り傷 わかってた ずっと切ってたこと 肌が赤く染まる それがたまらなく嬉しくて たまらなく快感で その先を考えてなかった 心の傷を隠して 傷をつける それがいいことって思ってたんだ でもそれは心を殺すことだと 分からなかった 消せない傷はまだ腕にある 続けてしまう私はまるで人形 辛かったんだ 先が見えなかった あの言葉と出会うまでは 捨てられたカッターが古ぼけている 今もまだあの言葉が耳に残ってる……

      • 手の中に

        いつもあるもの 全部記憶しておくスマホ 手の中にあって大切な記憶の欠片 見てほっとして読んで安心する だから手の中にいつもある 握りながら眠りについたり 朝起きて1番先に目に入る記憶 私にはそれがないと生きられない 生きている気がしないのかもしれない あなたの記憶も入っているし 彩りを添えてくれている大切なもの だからわがままを言っても貰うのかもしれない あと少しそばにいてください 私のメモリーになってくださいと 願うことを辞めないのです 大切な記憶の断片が言の葉だから 願う

        • そばに居てさえいてくれれば

          そばに居てくれる? そう言いたかった でも私は臆病だから わざと逸らしたの そばにいてくれれば笑えるのに ひとこと言ってしまって壊れるのなら 私は何も言えなくなる 永遠があるのならば それに縋りつきたい そばにいられたのなら 私に勇気があるのなら そっと言葉にできたのに それを拒むなにかに翻弄されながら 生きているんだ このまま友達のまま居られたら 私は幸せだから

        愛され方

          約束の果て

          あなたを愛したのは子供の頃 貧しかった私は親に売られて行った 遊郭という過酷な場所に この身を削ってお金を稼ぐそんな場所 あなたには信じられないでしょうね でも心だけは売らないって決めていた あなただけを愛しているから 今でもずっとずっと 遊女の間で流行ってたこと 自分の小指を愛おしい人に送ると 恋が叶うっておまじない 私もやってみようと思うの 指切りの証にあなたへの愛をそっと あなた以外愛さない誓の指切り 永遠に結ばれるはずのない この小屋の中でほんの少しだけの期待 それを

          約束の果て

          時間

          心の距離は遠くなるばかり いつもわがままな私だから 考えなしに話す癖がある 困らせてばかりで なにも手につかなくなる その癖話したくて仕方なくて 馬鹿なことばかり相談する 後悔ばかりしてなんにもなくなってしまうのが 怖くて仕方なくて 言葉なんてどうとでも言えるのに 違うことばかり口にする あなたの言うことを聞かないで いつもいつも怒らせる…… あっ 怒ってないのか…… 呆れてるんだよね…… だから何も出来ない私って 後悔ばかりしていたの 言葉の意味を考えずに 考えていれば違っ

          fragrance

          香りが残る 実際の香りではなく 言葉なり声なり その香りが耳に瞳に 残って消えないの わかるかな? この感覚 伝わるかな? この想い ちゃんとした想いだから 無下にしないで欲しい ちゃんと恋と認識しているから だからね 少しだけでいいの 優しく包んで欲しい 報われなくても そばに居られなくても その香りを胸に抱いて この先もずっと 抱えて生きられるから だからさどうかどうか 伝わらないかな 憧れが「恋」に変わるのは 必然なことでしょう? 少しだけこっち向いてくれないかな わ

          fragrance

          言葉遊び

          新しい何かが 今以上にできたのなら 心配はいらないのに 天使が誰かにKissをしたとか 瑠璃色の琥珀を見つけたとか 宝物を入れた箱を 一緒に持ってくれる人がいるとか せっかちな友達が嘲笑うとか つまんない言葉を聴く日があるとか 何でもない日が大切 ひた隠しにする真実も 友達って言われた朝も 愛してると言える大切な人にも

          言葉遊び

          雪女の想い

          雪深いこの山 ひとり寂しく過ごしている 大好きだったあの人に 捨てられて雪女になった私に 雪は暖かかった 薄情な男たちを氷漬けにしてきた 私だった すべて男が私を捨てるからと その理由だけで山にきた男を試した 最後に会った男だけは違ってたけど いくらわがままを言っても 私を見捨てなかった それどころか心配まで 心が溶けていったのが私にもわかった 優しさで溶ける心の氷 それを初めて知った夜 やっと天に行けた気がした もうすぐ雪解けの季節 大切な人は捕まえておかないと すぐ溶けて

          雪女の想い

          切ない夜は

          二度と戻らない夜の言の葉 響かない言の葉に 涙が溢れる なぜこうなったのかな あの言の葉はどこに行ったのだろう 悲しくて辛くて 言葉が流れていく そんなことを望んではいなかった こんなことを触れたくはなかった いつもの言の葉はもう居ない もう届かない もう二度とないから このままでいたい 憧れだった でもその憧れは壊れるかのように 砕け散ってしまった もう二度と話すことは無い 伝えてた言の葉が泣いている おわりにしよう おわれないのかもしれない でも…… もう終わりにしなけれ

          切ない夜は

          叶わない願い

          聴こえてますか? ちゃんと響いてますか? おもいの丈は紡げない 最後の言葉を私に伝えて 多分もう遅いかもしれない 怖かった 寂しかった でも最後に逢えたんだ 決めていた言葉を書いた時 もう言葉は聴けないと思ってた だから叶ったのかなって そう思ったんだ それだけで願いは届いたの 迷惑かけた それが引っかかってたから それだけでも話せただけで良かった 楽しかった 楽しんでいられた ありがとうの言葉をあなたに ただ送りたいだけなのです それだけだから……

          叶わない願い

          そこにあなたがいるのなら

          薄暗い部屋にひとり 何かをするでもなく ひとり佇む 何も無くなった部屋は あの人の香りだけ残して 真っ暗に慣れた目は 残していった吸殻を見つめている 何が悪かったの? 私が何をしたの? その言葉が宙に舞っていて 涙は出なかった 四六時中一緒にいたから あなたの匂いしか残ってないよ 置いていった洗濯物が 虚しく心を掻き乱す ほんのひと時でも 私は愛されていたのかな? あの人より私を愛してくれていた? まだ幻はこの部屋にいる そこにあなたがいるのなら このままずっとこの部屋に 居

          そこにあなたがいるのなら

          片恋のススメ

          声を聴くと嬉しくなる 話すと楽しくてもっとと願う 返事がなくなると不安になる 好きになるのはいいけれど それだけじゃないから すごく厄介なのです それでも好きは止められなくて 考えてしまうのはずっとだから この時間は大切な時間なんだって そう思いながら 好きを楽しんでいます ほんの少しで揺らぐ気持ちを抑え でも気づいて欲しいって思いながら あなたとの時間を楽しんでる これでいいんだとさえ思える時間 ずっと話していたいけど 迷惑になるから距離を置く その距離も愛おしくて 片想い

          片恋のススメ

          猫耳少女の憂鬱

          朝起きたら猫になってた うーーん学校にも行けない 鏡の前で鳴いてみた にゃーん 声も出ないどうしよう お母さんが上がってくる 「起きなさい学校でしょ?」 とっさに隠れた私 「あら、もう居ないのね」 これからどうしよう…… とりあえず昼寝したら直るかも くうくう夢の中 夕方起き上がっても猫のまま 治ってない くしゃみを1回 やっと戻れたわ 鏡を見てびっくり えっ 耳としっぽはそのまま これからどうしよう 続く

          猫耳少女の憂鬱

          指切りの真相

          指切りは大切な人にだけ 指切りしよう永遠に 約束を破らないように 神に近いながら 本当に指を切らなきゃいけないから 昔 遊女が大切な人にだけ送ったとされる そんな指が今世でもあったら 絶対裏切れないでしょ? あなたは特別だから そっと指切りしましょう そばにいられるようにと 変なことを言ってはないわ だって大切な人には誠実にしないと きっと忘れられてしまうから だから……ね? 怖くないよ 指を出して 指切りげんまん嘘ついたらその指を ちょうだい……

          指切りの真相

          黄昏の時間

          空を見上げた 綺麗な夕焼け空 どこかで見たことがあるの ふたりで見たいつかの空 今はひとりで見つめている あなたが綺麗だねって そう言ったこと覚えてる 別々の道を選んだ私を あなたは怒っているかな それとも別の人と この夕日を見ているのかな 正直寂しいよ 悲しいよ でも自分で選んだ道だから 進んでいくの 今は涙を流すけど その選択が正解だったって 思える日が来るって信じてるから 今は黄昏時間を楽しんでるの 想い出として胸に鍵かけて

          黄昏の時間