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地方公務員のセカンドキャリア②

セカンドキャリアを考えていく上で、まずやるべきことは、「自己理解(自己分析)」です。これは、地方公務員に限った話ではありませんがこの作業は、実は勇気が必要なんです。振り返りたくない、思い出したくない、ずっと自分の心の中に封印してきたことを引っ張り出すわけですからね。とても勇気が必要な怖いことでもあるんです苦笑。そして、この作業のポイントは、文字として書き出してみることです。書き出した内容をじっくり見つめてみることです。書き出すために使用するツールはいろいろありますが、私はこれをお勧めしています。

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この作業に取り掛かろうとして、中高年に良く見られる反応ですが・・・「今さらこんなことやっても、ばかばかしい、あほらしい、面倒くさっ、などなど・・・」でも、こんな感覚になった人は、ある意味大きな発見かもしれません。何を隠そう私もそんな風に感じてしまった一人でした苦笑。これまでの自分の人生価値を図ってきた物差しが、学歴や就職先ブラントだったり、もらっていた給料額や役職肩書だったわけですから仕方ない気もします。しかし、この感覚がある限り充実したセカンドキャリアにシフトするのは大変です。相当な回り道をすることになりかねません。まっ、それも無意味なことではありませんが。自己理解(自己分析)の作業に入る手前の自分を知ることになるのでやってみてください。マイジョブカードなどを使用して、自己理解が深まると凄いことが起こります。まず、周りの人たち(家族・友人・仕事仲間など)に対する理解が深まります。そしてもっと凄いことは、仕事理解、世の中の理解も深まると言う事です。出会いや発見も変わってくるのです。自己理解って半端ないですよ。

地方公務員の人たちは、セカンドキャリアについてどんな思いを抱いているのでしょうか。仕事ではなく、取り組んでみたい社会貢献、何か自分が果たせる役割或いは果たしてみたい役割を優先してみたいという人もいるでしょう。或いは、再任用を選択せず、再就職という形でチャレンジしようとしている人もいるでしょう。実際にチャレンジに成功してイキイキと生活されている人も少なくありません。しかし、地方公務員の再就職は今までの感覚であるきれいごとは現実的ではありません。「一般的」とか「常識」などと言った思い込みを捨てて「好きなこと」「関心あること」「やってみたいこと」に挑戦する。そんな気構えが必要です。そんな気構えを持ち、未経験の仕事に転職する人もたくさんいらっしゃいます。今までとは違った感覚で物事を捉え、やわく考えていく事で新しい仕事との出会いを引き寄せることに繋がるわけです。若かりし頃よりもずっと好きなことを仕事にしていけるのです。しかも地方公務員のの人たちは、「退職金」・「年金」ともにきちっと定まった金額を確保しているわけです。トライしてみた仕事がどーなろーが、それほど大きな打撃を受けないと思います。新鮮で純な気持ちで新しい環境に飛び込んでいる条件は揃っていると思います。若かりし頃は、入社してからやりたい仕事をさせてもらうことはなかなか出来ません。しかしこれからは、選ぶことが出来なかった具体的な仕事にトライできるわけです。

再就職市場は、やってもらう役割をはっきりさせています。必要とするはっきりした業務を求人としているわけです。そこに皆さんは応募する仕事本位となる就職です。即戦力でやりがいを持って新しい環境にトライしていく。その環境が合わなければ辞めればいーのです。続けていく事を評価されてきた時代ですから、途中リタイヤすることがみっともないとか、恥ずかしいとか思われる人がまだ多いですね、しかし、一切そんなことはないのです。目的を持ちトライして違ったらどんどん辞めればいーのです。

こーして変化していける人がこれからは楽しめる時代です。


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