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【殴書】新社会人と新任教師へ②~こういう先輩を真似ろ編~

あなたに+α、U+a(ウタ)です。
高校情報1の授業をYouTubeでやってます!

3月末。
そろそろ新卒・新社会人となるとなる人が出てくる時期です。
私は社会人1年目は教師として過ごしました。

社会人(教師)5年目の年。
高校情報の教員免許しか取得しておらず
非常勤講師と常勤講師を繰り返すばかり。

安定していない、
授業に限界を感じた、
塾講師のノウハウを学びたい。

一度学校を離れ

塾講師となりました。
そこでは「一社会人」として
企業人として働き、
教職(学校)とニーズが違うということがわかりました。
・・・その話は別の機会へ。

↓ここでの詳細↓

https://note.com/jolly_avocet119/n/nf79b85d2afd0?sub_rt=share_pw


さて本題。
やっぱり新人時代は
世話係や先輩がついて
色々な業務を1から教えてくれます。
そこにあこがれを持つことがあります。

教職時代(1~4年目)は



「もう教師でしょ。先生なんだから大学で習ったことをやってください」感



が半端なかった。(個人的感想)
自分から聞きにいかなかったってもありますが

直属の上司がいなかった。


情報科は基本各学校に1人。

教科のことは特に引き継ぎもなく
ただただやっていく。(この経験から情報教員の助けになりたいと思い、起業を決意)

大体は同じ教科の先生が面倒を見てくれて
校務や学校内のルールを教えてくれます。

そりゃ

自分から聞かなきゃ、分かってるって思われますよね。


そこで数々のやらかしをするわけです(笑)

その点、
塾講師は
中途採用ではありましたが
社会人としての基礎・マナーを0から教えてくださいました。

名刺の渡し方や電話の取り方など。
(教職目指してたって言い訳ですが全く知りませんでした。常識知らずでした。)


新人研修が終わり、配属されるわけですよ。
そこで3人の尊敬する先輩ができました。
1年しか一緒にいませんでしたが

私は一生をこの3人から学んだことを忘れないと思います。

主任として私に接してくれました。

それぞれ違うタイプでした。

分かりやすく(?)
ワンピースの(前)三大将を例に。

1.サカズキタイプ


この人は私の2つほど上で
シュッとしててオシャレで
お笑いでいうとツッコミで
普段の言葉遣いも丁寧で、センスもユーモアがあり、
いわゆる「モテる人」でした。

ですが、何か間違ったことをして
指導になると本気で叱ってくれます。
私も塾生もめちゃくちゃ怒鳴られまくってました(笑)

服装やコーディネート、指導について今でも真似をしています。


2.クザンタイプ

この人は6つほど上で主任の中では一番上の方でした。
クザンと書きましたが、
さわやかな少年のような笑顔で童顔で
生徒からも「かわいい」と言われることがある人でした。
いつもニコニコで天然なところがあり、穏やかで
「優しい先生」でしたが、
「舐められる」ことはなく
慕われていました。

この人からは
メモの方法・スケジュールの立て方、
生徒(相手)と同じ目線に立って物事を考えること、
困っている相手に親身になって相談を乗ることはあるけど
そこに流されず、うまく問題解決や気分の落ち込みを無くすように
誘導する方法など

社会人として、人として当たり前のことを学びました。


気分が落ち込んでいる時に話を聞いてくれたり
一番お世話になりました。

3.ボルサリーノタイプ


この人は4つほど上で

何考えてるかわからない飄々とした人でした。


私が一番影響を受け、この人のスタイルこそ

自分に近いと思い、今も意識しています。


「役者」でしたね

自虐ネタや
授業中いきなり寸劇を始め、
1人何役も行い、ストーリーに引き込み
突然大声でふざけたかと思うと

要所では
真剣なトーンで
アツく重要性を語り


時には全身を使って

教室全体を使って

本当に飽きさせない授業でした。

そして尚且つ
頭が切れる。
例えば黒板の下に文字を書く際は
膝を床に着いてしゃがんで書くことで
熱心さを見せることができる。
スーツなんて汚れれば汚れるだけ
自分のために熱心になってやってくれる感を出せる。
魅せ方を教えてくれました。

こんなにすごい人を見たことがない。
授業は真剣ですが
恥らいがなく
授業の分かりやすさのためには
おどけてみたり
泣き真似をしたり、笑顔でウザキャラを演じたり。

授業が分かりやすく、内容を
「苦手な人向き」か「もっと上を目指している人向き」かの振れ幅すごく、
どのクラスもオールマイティに人気を集めていました。

この人は
毎回の休み時間生徒に話しかけられ
一緒に他愛のない話をして爆笑をかっさらい、
それ以外の時間は本を常に読んでいて
車のダッシュボードに本を置いてるくらいでした。

また、株のトレードをしていて
そこでも相当稼いでいて貯金もあるという話も聞きました。

その上、すごく謙遜をされていて
「自分はそんなにすごくない。もっとすごい人はたくさんいる。」

授業や業務に関しては教えを請おうとしても
基本的なこと以外はこれでうまくかわされていました・・・。(笑)

この先生からは
授業をエンターテイメントとして組み立てること、
読書の大切さ、
人に好かれることを学び、

今まで試行錯誤しています。

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いかかがでしょうか。

どの先輩にも言えることは2つ。


①仕事に対して忠実


この忠実というのは
「一生この企業の奴隷でいろ」ってことではありません。

どうすれば自分の価値を最大限に発揮し
企業と自分にとってよりよい形になるか。
「自分の強み」をその業界でどう売り出していくかを
考え実行することにあると思います。

②プライベートの充実


先ほどの紹介には書いてませんが
(プライバシーなので書けませんが)
日常生活がすごく充実してて
まさに「すべらない話」でした。
話し方がうまいのはもちろんですが
好きなことをして過ごしてる感が伝わってきました。

よく
「仕事ができる人は遊びもできる」と言いますが
まさにその通り。

仕事ができるだけの人間ではなく

仕事で学んだことを
遊びにも使って
(例えば対人関係での会話テクニックなど)

遊びで学んだことを
仕事に取り入れて。

ただ遊ぶだけではない。
ただ働くだけではない。

学んだことを取り入れる。
無理して考えて遊んだり
仕事をしたりではなく
それを自然にやれるようになること。

パズルのピースとピースを
全く違う角度から組み合わせれるようになること。

それが大切だと思います。


長くなりましたが
最後までご視聴ありがとうございました。











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