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漢字学習 音読み漢字の学び直し 第7回 「労・録・論」


(音読みロウ)は、「労働、苦労、労力」などが小学生の範囲です。「徒労」となると意味的に少し難しいかもしれません。


(音読みはロク)「記録、録画、録音」
この漢字は形が似ている「緑」と間違える子がいます。部首で違いを理解することが大切です。


(音読みはロン)「議論、論議を呼ぶ、異論」など。


意味は「つとめる、いたわる、ねぎらう、つかれる」
古い字は「勞」で、神聖な火で農耕の鋤(すき)など道具を清め豊作を願い、災害から防ぐ意味だったと思われます。神が「たすける、いたわる、ねぎらう」が元の意味でした。それから「勤労=仕事につとめる、はたらく」の意味に、はたらくことから「つかれる、くるしむ」の意味が生まれてきたと思われます。

意味は「きざみつける、ほりつける、しるす」

意味は「いいあらそう、はかる、とく」議論し合意点にたっしようとするための議論(議も論も「はかる」)説く。


一つ一つの漢字の意味を学習するために使うのが、
四谷大塚の「漢字と言葉」であり、
サピックスの「Aテキストの漢字」です。
白川静の「常用字解」と大修館の「漢語林」を参考にしています。

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