中学受験・如意先生

気がつけば中高受験に携わって三十年。語彙(漢字と和語)と社会の問題をアップします。お子…

中学受験・如意先生

気がつけば中高受験に携わって三十年。語彙(漢字と和語)と社会の問題をアップします。お子さんと一緒に考えてください。

マガジン

  • 中学受験のための「底力をつける歴史」

    中学受験で比較的正答率などが低いものを紹介します。

  • 中学受験 漢字学習あれこれ

    漢字学習について

  • 中学受験 表現の言い換え練習

    語彙力と表現力の養成

  • SAPIX6年のための「漢字の要」と「言葉ナビ下巻」

    カリキュラムに沿った問題です。解答は「漢字の要」「言葉ナビ下巻」を見てください。

  • 中学受験 日々の和語・漢語

    和語、漢語、成句など中心とした問題。全100回を用意。

最近の記事

中学受験 歴史年表について

中学受験では、何年に何が起きたといった年表問題は中心ではありません。これだと、クイズ問題です。 歴史人物を通して 「どのような出来事が なぜ起きたのか(理由) その後どうなったのか」(結果と影響) 私立の学校はこういった筋道を理解できる能力のある子を求めています。 中学受験は、頭作りが重要です。 記憶力の良い小三、小四では、いろんなことがすんなりと記憶できますが、 小五の後半になってくるとややにぶってきます。また、問題も丸暗記などが通用しない設問が増えてきます。このあた

    • 中学受験 SAPIX6年生 「漢字の要対策」 第14回

      デイリーチェック 第14回の問題範囲です。 解答は、「漢字の要」でお願いします。 「細部ミスに注意すべき漢字」 45頁から47頁 「一文字で問われる漢字」 66頁から67頁 以上が範囲です。

      • 中学受験 公民 三大原則

        GWまでは歴史の分野別で復習でしたが、サピックスでも公民が始まりました。 公民の学習はなかなか厳しいものがあります。 政治機構の仕組みについて理解が求められるわけですが、 小学生には、政治や経済についての「理解のテンプレート」が、ほぼありません。 「国民主権」「基本的人権」「国会」「内閣」「裁判所」などの意味や仕組み、機能を、どこから始めてどう理解していくか。 大日本帝国憲法(明治22年2月11日発布)と日本国憲法(昭和に22年5月3日施行)の比較はしておいた方が良いでしょ

        • 中学受験 表現の言い換え練習 第25回

          問題二五 ①座席は荷物を置く所ではありませんよと祖母は孫をさとすように言った。 ②こうも雨の日が続くと滅入ってしまう。 ③世界の平和をおびやかすテロ行為は絶対に許されるものではない。 ④大臣は何か都合が悪いのか質問をはぐらかす答弁に終始した。 ⑤向こうの頼みを断ったことがあるので、こちらからお願いするのは気がひける。 【語群】 アあやうくする   イひけ目を感じる    ウ気がしずむ エ教え導く     オ話の焦点をずらす

        中学受験 歴史年表について

        マガジン

        • 中学受験のための「底力をつける歴史」
          10本
        • 中学受験 漢字学習あれこれ
          6本
        • 中学受験 表現の言い換え練習
          19本
        • SAPIX6年のための「漢字の要」と「言葉ナビ下巻」
          10本
        • 中学受験 日々の和語・漢語
          38本
        • 中学受験のための「底力をつける地理」
          13本

        記事

          中学受験 日々の和語・漢語 第42回

          この問題は小学生のための「言葉の力を養成」するのが目的です。 小学生は成長途中ですので、それを促すのに様々な実地体験、読書体験などが必要です。 「日々の和語・漢語」は、語句の体験です。 お子さんには、音読して耳からも入れる訓練をしてください。 今回は名詞です。 問題四二 ①仕事の優先順位からするとそれは〔 〕でしょと先輩社員に忠告された。 ②前の人がした失敗の[ ]を演じることのないように気を付ける。 ③景気のことを考えるとローンを組むのは〔 〕をふんでしまう。

          中学受験 日々の和語・漢語 第42回

          漢字学習 音読み漢字の学び直し 第7回 「労・録・論」

          「労」 (音読みロウ)は、「労働、苦労、労力」などが小学生の範囲です。「徒労」となると意味的に少し難しいかもしれません。 「録」 (音読みはロク)「記録、録画、録音」 この漢字は形が似ている「緑」と間違える子がいます。部首で違いを理解することが大切です。 「論」 (音読みはロン)「議論、論議を呼ぶ、異論」など。 労 意味は「つとめる、いたわる、ねぎらう、つかれる」 古い字は「勞」で、神聖な火で農耕の鋤(すき)など道具を清め豊作と災害から防ぐ意味だったと思われます。神が

          漢字学習 音読み漢字の学び直し 第7回 「労・録・論」

          中学受験 日々の和語・漢語 第41回

          この問題は小学生のための「言葉の力を養成」するのが目的です。 小学生は成長途中ですので、それを促すのに様々な実地体験、読書体験などが必要です。 「日々の和語・漢語」は、語句の体験です。 お子さんには、音読して耳からも入れる訓練をしてください。 今回は名詞です。 問題四一 ①野茂英雄選手は日本人大リーガーの〔 〕だ。 ②よく売れた小説だけれど、〔 〕な表現が多くて途中で飽きてしまった。 ③イタリアに留学した兄が帰ってくるというので母は〔 〕を楽しみにしている。 ④今年

          中学受験 日々の和語・漢語 第41回

          中学受験 表現の言い換え練習 第24回

          中学受験で、習う知識項目には、文の決まり(文法)、和語・漢語表現、 ことわざ・慣用句、反対語・類義語、などがあります。 読解に取り組んでいくと知識を使って読み解くことが必要になります。知識項目は「文章読解のツール」として習うことを意識しておきましょう。 また、文章は同じことをあれこれ表現を変えてあらわします。 読解問題の設問で「傍線部と同じ意味を表している表現を見つけなさい」という出題がよく出題されます。これは「同内容表現の問題(類義表現)」で、言まさに言い換えです。 問題

          中学受験 表現の言い換え練習 第24回

          中学受験 表現の言い換え練習 第11回から第20回のまとめ

          中学受験 表現の言い換え練習 第11回から第20回のまとめ

          中学受験 SAPIX6年生 「言葉ナビ下巻」対策  第13回

          「言葉ナビ」(上下巻)は、塾生だけに配られているテキストです。 「言葉ナビ」の基本編は赤シートを被せて練習する形式になっています。実践問題はさまざまな形式をとっていて、身についているかわかるようになっています。 第13回は、p126からp129の実践問題です。 答は付けていません。 「言葉ナビ下巻」を見てください。

          中学受験 SAPIX6年生 「言葉ナビ下巻」対策  第13回

          漢字学習 音読みの漢字の学び直し 第6回 「央・応・往」

          この紙面は、音読みしかない漢字を中心に、その意味をできるものは原義から見ていくものです。 小中の義務教育の中で、語彙力養成は学力に直接関わってきます。 音読みしかない漢字は、その意味を知らないと書けないものです。 義と議の使い分けはどうでしょうか。 「意義、異議、異義」の三つをどう使いわけるかは学力の基本になります。 「央」という漢字は3年生が初出ですが、熟語も多くありません。これを構成要素とする漢字には、「映」「英」があります。 「応」音読み「オウ」で、「こたえる」の意

          漢字学習 音読みの漢字の学び直し 第6回 「央・応・往」

          中学受験 日々の和語・漢語 第36回から第40回

          「日々の和語・漢語」の第36回から第40回のまとめです。解答付きで演習用です。

          中学受験 日々の和語・漢語 第36回から第40回

          中学受験 SAPIX6年生 「漢字の要」対策 第13回

          デイリーチェック 第13回の問題範囲です。 解答は、「漢字の要」でお願いします。 「細部ミスに注意すべき漢字」 42頁から44頁 「一文字で問われる漢字」 64頁から65頁 以上が範囲です。

          中学受験 SAPIX6年生 「漢字の要」対策 第13回

          中学受験 日々の和語・漢語 第40回

          問題四十 ①テレビの国会中継を見ていると舟を〔 〕でいる議員が結構いる。 ②砂を〔 〕ような味気ない問題文だった ③取引相手も当方の意を〔 〕で条件をのんでくれたようだ。 ④こんな仕事ぶりでは上司の意を〔 〕ことはできないだろう。 ⑤何か上役の意に〔 〕ないことを言ったのかもしれない。 ⑥悪口を言われても彼はたいして意に〔 〕ないようだった。 ⑦彼の演説は十分意を〔 〕たものだった。 語群 ア満たす    イかむ    ウかいする    エそむ オつくす  

          中学受験 日々の和語・漢語 第40回

          漢字学習 音読みの漢字を学び直そう 第5回 「益・易・演」

          今回は、音読みが「エ」で始まる「益・易・演」の三つです。 「益」は比較的意味の見当がつきやすと思われます。「利益」で「もうけ」がでるのかなとか、「とく」するのかななどと。 「易」は、「貿易」が小学生には一番なじみが深い熟語です。訓読みの「易しい」は「難しい」の反対語で、熟語の「難易」「容易・平易・簡易」などと使われます。 「演」は、「演奏」や「上演」「演技」などの熟語で出題されます。使い方から芝居や踊りなど技芸に関するものかなと連想が可能です。 益 音読みは「エキ」 

          漢字学習 音読みの漢字を学び直そう 第5回 「益・易・演」

          中学受験 日々の和語・漢語 第39回

          この問題は小学生のための「言葉の力を養成」するのが目的です。 小学生は成長途中ですので、それを促すのに様々な実地体験、読書体験などが必要です。 「日々の和語・漢語」は、語句の体験です。 お子さんには、音読して耳からも入れる訓練をしてください。 今回は動詞です。 問題三九 ①容疑者は何人かいるが真犯人の目星はまだ〔 〕てない。 ②彼の質問はいつも的を〔 〕ている。 ③みんなの質問に当を[ ]た答えを返すのはかなり難しい。 ④相づちを〔 〕ながら友達の話を聞いた。

          中学受験 日々の和語・漢語 第39回