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FIREを目指すにあたり、暗号資産投資を中心に選択した理由

はじめに

この記事では、私たち夫婦が資産配分を決めるうえで考えたことや、参考とした情報を紹介する記事になります。個人投資家のための最適な投資戦略は、その人の年齢や家族構成、目指しているもの、取れるリスク許容度、貯金状況等により非常に異なってくると思います。

私たちについて言うと、

■年齢、職業、家族構成
夫:30代前半、公認会計士で会社勤め
妻:30代前半、会社員(時短勤務)
娘①:保育園通い
娘➁:保育園通い

■世帯年収、現在の資産残高
1200万円、2021年12月末時点の資産残高は計35百万円

■FIRE目標
15年後に総資産2億円を貯める。

という状況です。
2人の娘の子育てもありますので、ギャンブル的な発想で、例えば我が家の資産を今から2,3日あるいは2~3週間の間に、ビットコインの証拠金取引等の投資をして大儲けする、等の短期志向型の投資家ではなく、あくまで10年等の比較的長期の視点で投資を考えている人間、と思って頂ければと思います。

なお私たちの自己紹介を以下の記事でも記載していますので、まだご覧になっていない方は、そちらも見て頂けると幸いです。
我が家の自己紹介

年齢によって、最適なアセットミックスは異なる

ウォール街のランダム・ウォーカーの著者である、バートン・マルキールさんというアメリカの経済学者をご存じでしょうか?
そのマルキールさんが1973年に出版した、「A Random Walk Down Wall Street」(邦題:ウォール街のランダムウォーカー)は、投資の書籍として、現在までに第12版も改訂を重ねる大変なロングセラーとなっています。

その書籍は、長期的な目線で投資を考えている個人投資家向けのガイドとなっており、

  • 株式投資はインデックス型の投資が、長期目線で最適であること

  • プロの運用するアクティブ型運用ファンドの、過去45年間の長期的な運用成績を調べたところ、その3分の2以上は幅広い銘柄に分散投資するインデックス・ファンドの投資成績よりも劣っていたこと

  • チンパンジーがウォールストリート・ジャーナルの相場欄にダーツを選んだ銘柄からなるポートフォリオの運用成績は、プロのファンドマネージャーが選んだポートフォリオの運用成績とたいして変わらなかったこと

などを、厳密にアカデミックに解説している書籍となっており、投資経験のない私たちにとってはとても参考となる本でした。 

その本の中で、年齢別の投資配分の手引きが解説されており、私たちもそれを参考としました。
以下は、「第14章 投資家のライフサイクルと投資戦略」で記載されている、年齢別の最適なアセットミックスグラフになります。

20代のうちはかなり積極的にリスクを取りに行き、40代、50代、60代と投資家が年をとるにつれて、リスクの高い投資の割合を減らし、徐々に保守的な運用を行うアセットミックスを取っていく、というような配分状況になっています。

私たち夫婦はお互いに30代前半ですので、今後大きな投資サイクルの下落があったとしても、まだまだ乗り切れる余力があるため、よりアグレッシブな資産運用を取ることにしています。
私たちのポートフォリオと、 バートン・マルキールさんがおススメする、20代半ばの投資家のポートフォリオの比較は以下の通りです。

私たち夫婦のポートフォリオは、
・現預金&ステーブルコイン:6%
・インデックス型の米国株式を中心とした投資信託11%
・イーサリアムやSOL、Algorand、AVAX等の暗号資産60%
といような配分にしており、リスク資産として暗号資産+投資信託71%は、概ね右の20代半ばの投資家のポートフォリオと似ている状況となっています。
ただ、グラフ上はパット見で似ている感じがしますが、バートン・マルキールさんがここで想定している株式投資は、S&P等のインデックス型の米国株式への投資であるのに対し、
私たちの暗号資産の現在の投資は、8銘柄ほどのボラティリティーの激しい高リスクの暗号資産であるため、かなりリスクテイクを行っているポートフォリオと認識しています。ただ、40代半ばから後半での2億円FIREを目指すためには、リスクテイクはやむを得ないと思っています。FIREに近づいていけば、徐々に債券や不動産等の資産を増やしていきたいです。

FIREを目指すにあたって暗号資産への投資を選択した理由

私たちが暗号資産を中心とした投資を決めた理由。
それは一言でいえば、長期的に見れば、暗号資産市場は今後大きく成長すると思っているからです。
暗号資産市場の全体の成長率については、調査を行う主体によって様々な予測がありますが、例えば

といったように、成長率は違えども、市場規模はどんどん大きくなっていくと予想されています。

また2021年度は特に、機関投資家の暗号資産市場への参入が目立ち、米国では2021年10月15日に、ビットコイン先物ETFが初めて承認され、2022年度以降も現物ETFの承認も行われる可能性を有しているなど、個人的には、今後少なくとも3年は伸びていくだろうと思っています。
なお、仮に暗号資産が上昇した後に暴落に見舞われ、例えば3年後の暗号資産の価値が、結果的に今と変わらなかった場合でも、暗号資産の値段が3年後も今と同じ値段を維持できていたならば、十分だと思っています。
???
何を言っているのか意味が分からないと思います。
世の中には、暗号資産のボラティリティー(値段が上がったり下がったりすること)さえあれば、そのボラティリティーを利用して、短期間にレバレッジをかけて儲けたい、あるいは手元の暗号資産は売りたくないけれども、短期的な下落の可能性を考慮して、ヘッジ取引で損失をカバーしたい、とうような証拠金取引を好む投資家がたくさんいます。
そのような投資家の需要に応えるため、取引所は、暗号資産を貸し出して手数料を得たり、収益を得ています。そしてそのサービスを成立させるために、取引所はユーザーから暗号資産を一定期間借りてきて、ステーキング報酬として還元させるようなことをやっています。
Whitebitであれば、USDT、BTC、ETH、SOL等の人気仮想通貨について、年率28%~30%(360日間)の高利回りのステーキングサービスを提供しています。
そのステーキングサービスを利用して、放置しておけば、仮に暗号資産の価値が今と変わらなかったとしても、30%前後の利回りを受け取ることができるのです。
S&P500の過去10年間の年間平均利回りが8%前後、日経平均については年1.5%前後という数字に比べれば、かなり魅力的な投資と思います。whitebitの取引所については、以下の記事で紹介していますので、ご覧ください。

【WhiteBit】USDTやビットコインが年利30%でステーキングできる取引所

それでは今日はこの辺で。

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