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共同マガジン〜小説家達!

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小説限定を出してください。これはみんながこのマガジンで楽しんで小説を見れるために作りました。ルールは簡単です。みんなが嫌がることは絶対にしないでください。それだけです。たくさんの… もっと読む
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みんなが小説好きになるための共同マガジン!参加方法

こんにちは。これは小説を『書く』『読む』ということを楽しんでもらうために作った共同マガジンです。参加してくれると嬉しい! 📗共同マガジン初めにしてほしいことマガジンに行き、自分にあっているかを確認してください。(まだ何も投稿されていない可能性があります(ーー)) もしも誰かルールを破っているかを見てくれると助かります。 なぜこの共同マガジンを始めたのか簡単に言うと自分が人の小説を読みたいというのが10%ほどの理由をとっています。ですが、ほかの人にも小説を読む楽しさ、書く

🗺️スピンオフのスピンオフ🗺️ #春弦サビ小説のスピンオフ、#note村の一日のリレー小説にただいま7名が集結🎶✨ どんどん面白くなっています!! 闖入🆗っぽいですよ~🙆 https://note.com/chiyo_bb/n/n7de1f53879df

普通に生きたい僕であった(62)

「シャドウキラーが住んでた基地」彼女はすぐに答えた。 僕は一瞬顎が落ちたかと思った。 「今なんて?」シャドウキラーとは最近活動が消えた団体だ。 警察は今でも追っているが、何一つ情を報えていなかった。 「シャドウキラーのかつて住んだ基地」やはり聞き間違えではなかったようだ。 私は頭を抱えてうなった。「なんでそんな情報を知ってるんだ?」彼女は首をかしげた。 「さあ」 僕はずっと考えてしまった。 彼女の考えていることは一つも読めない。 彼女の体が僕の超能力よりも強いのか、彼女が何

note村の一日 春弦サビ小説|#歩行者b様

歩行者b様のnoteを拝読。 ↓ ↓ ↓ ~BRILLIANT₋S 顔を出す~ 「失礼します」 ひとりの女が灯台の中に入ってきた。ショートカットの髪。大きめのオレンジ色のシャツの衿を立てて、白い細身のパンツにエスパドリーユを履いている。 「灯台のまわりを散歩していたら、ここから音楽が聴こえてきて。ミニライブでもなさるんですか?」 「・・・まあ、ライブではないけど。ちょっとしたセッションなら、これからする予定にしてるわ」ミモザは洗いかけのグラスを手に取りながら、艶やか

私+君ーだってここって夢だもの

「ごめん」君は慌てて立ち上がった。 その時は私からして、何もおかしくはなかった。 君はそのまま私と一緒に外へ出た。 そこには石丸君が壁にもたれかかっていた。 「大丈夫か」彼は君を見た。 君はコクリと頷いた。「大丈夫だよ」 私は2人を交互に見た。「知り合い」 ただつぶやいたつもりだったが、質問文化と思われたらしい。 「ああ、彼は昔から僕のクラスメイトだったんだ」予想はしていたが、当たるとは思わなかった。 私は君の目を見て訊いた。「幼馴染?」君は頷いた。「まあ…いや、何でもない」

無名小説スライム編(20)

「魔王を軽々捕まえるって何者だい!」俺は彼女に向かって叫んだ。 魔王は逃げようとしたが、後ろから感じ取れる2人か匹のオーラで足から力が抜けてしまった。 「それで、どうして捕まえたんだ?」俺はため息をついてホノを見た。 彼女はどうやらただ何かがいたので捕まえたらしい。 「はぁ…もうこりゃだめだな」俺はぼそりと呟いた。 魔王は震える足で達がると逃げ出そうとした。 だが、ほかの暗闇狼たちがその場を囲んでしまい、逃げ道がなかった。 どうやら飛ぶこともできるらしいが、ここでは10メート

桜ROMANCE〜花狂い 恋狂い #春弦サビ小説|スズムラ様

rira様の#春とギター スピンオフ企画のnoteを拝読。 ↓ ↓ ↓ エントリー記事の中、卒爾ながらスズムラ様の歌詞を選ばせて頂き、スピンオフで20字小説を創作しました。 🥀乙女バージョン/スズムラ様 ↓ ↓ ↓ 🥀乙女バージョン/BRILLIANT_S 🌹闇バージョン/スズムラ様 🌹闇バージョン/BRILLIANT₋S はい、このように整いました。 桜の季節もすっかり過ぎて、「今は昔」のようですが、この企画はずっと輝いていますね✨✨ 私もまだひとつ、歌の

百不思議の小学校‐不適合者

魔法学園には魔法を習いに行く。 魔法を覚え、旅立っていく。 だが、その中に時々、魔法の使えない人が紛れ込んでいることもある。 そんな人を適していない人、不適合者と呼ばれている。 私の名前は覇儺魔屡費盧嘉、魔法学園にいるごく普通の少女。 今は、学校の中を勝手に巡回中。 今までで何かおかしなことを見たことはないけど。 「ひそひそ」巡回していると、2人がひそひそと何かを話してた。 そろそろと近くに行って、気づかれずに訊いてみたんだけどさ、私の耳が跳ね上がるような文章が耳の穴に飛ん

拾った女の子は常識知らず‐運動会

「でも、同じになる可能性もあるよ」お兄ちゃんは私を向きました。 私は目を大きくしました。「本当にですか?」 彼は頷きました。どうやら何か考えがあるようでした。 それ以上は彼も話しませんでした。 私はワクワクして待っていました。 ついに運動会の日になりました。 運悪く、お兄ちゃんとは違うチームになってしまい、私はとても悲しんでいました。 ですが、お兄ちゃんにがんばれと言ってもらい、心強かったです。 まずは玉入れというものでした。 球を上にある箱へ入れて競い合うのどこがおもしろ

気難しい作家先生〜前日譚

このnoteは、以前投稿した「気難しい作家先生」の中の、小説家深谷浩介の前日譚です。 ↓ ↓ ↓ 深谷浩介は、昔から女性が苦手だった。何を考えているか理解できない。 数式なら誰よりも早く解く自信があるし、答えが定まっているものは、道筋を正しく辿れば済むことだ。 ・・・然し。と、深谷は苦々しく思う。 女というものは、ふらふらしていてファジーそのもの。こちらの神経を逆なでし、振り回すだけの生き物にしか見えない。 浩介がまだ、会社勤めの頃。母は大学時代に亡くし、父親だけ存命

🌿現在執筆中🌿 先般執筆した「気難しい作家先生」の 前日譚を書き進めているところです📝 後ほど投稿いたします。 《以下過去投稿分です》 →https://note.com/brilliant_s/n/na19c439639c5

全実力学校(4)

学校の中で買ったものは何でも使えるのがいいことだ。僕はマスクを着けずに学校へ来た。いつか使える気がしたからだ。 僕は教室に戻ると本を読み始めた。今まで何度も読んできた本だ。僕はすべての言葉を読みつくした。全てを覚えているはずだ。それでも読む。好きだから。僕は何度読んだかも忘れていた。 そのまま読んでいると昼休みが終わった。その時僕は自分の弁当を食べ終わっていないことに気が付いた。「しまった」だが、もう遅かった。 僕は仕方なく昼休みを食べずに過ごすことになった。 次の授業は体

朧《おぼろ》まぼろし〜#春弦サビ小説|ショートショート

歩行者b様のnoteを拝読。 ↓ ↓ ↓ この詩が極私的に格好良かったので、 #呑みながら書きました #春弦サビ小説(ショートショート)で、まいります!! 朧まぼろし ―――君は何処にいるの? 目覚めたとき、僕の心に浮かんだ言葉・・・。 毎朝そう思う、何故君に辿り着けないのかと。 ある日、僕は君を見付けた。 最初の出会いは、大学のカフェテラス―――友だちと仲良く笑い合っている姿が目に入った。 次の授業の教授の話をしていたよね。 「あの教授は、出欠を先に取るか

普通に生きたい僕であった(61)

「ここはある人物と出会った大切な場所だ」僕は思い出した。ここは市川さんと会った場所だった。あの時はただの人見知りかと思ったのだが、違った。 僕は後ろを見た。「お前か、僕の記憶を盗んだものは」そこには一人の少女が立っていた。昔にも何度もあった人だ。「どうしてそう思う?私がそんなことをして何のメリットになる」僕は一番初めに入ってきた考えを言った。「僕が記憶喪失になれば僕と付き合えるからか?」彼女はブッと噴出した。「なんで私がそんなことをしないといけない」彼は笑うのをやめた。「私は