じょじょ

旅するヘモグロビンです。

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  • FR0SCのこっち側 【FR0SC】

    • 111本

    “Inside FR0SC”。 FR0SCの中の人達が、活動の裏側や、考えていること、クリエイティブな活動を語ります。 (それぞれの記事は個人の見解であり団体を代表するものではありません)

最近の記事

大地の果てを目指し鈍行列車で北へ向かった話【中編】

鈍行列車に乗り放題の「北海道&東日本パス」を用いて青森県の竜飛岬へ向かう旅行記。前回は松島観光を済ませたところまで執筆したため、今回は東北本線の松島駅からスタート。 盛岡を目指す郡山からずっとボックスシートのある列車だったが、ここからはひたすらロングシート地獄。東北地方の随所で見られる 701 系電車の登場だ。 で、サクッと終点の小牛田(こごた)に到着。 小牛田は南北に連なる東北本線の他に、西から陸羽東線、東から石巻線が交わるジャンクション駅だ。……といっても駅周辺に何

    • 大地の果てを目指し鈍行列車で北へ向かった話【前編】

      2021 年夏、相次ぐ緊急事態宣言によって外出の自粛が続きオリンピックも無観客での開催となっていた。そんな中、私は院試の勉強をもくもくと続けており旅行などとは無縁の生活を送っていた。 8月に院試は無事に終わり開放されることになるが、数ヶ月に及ぶ受験生活で体は限界を迎えており、今すぐ旅に出かけないと気が狂いそうな状態にあった。コロナ禍ではあるが試験直前の2ヶ月はほぼほぼ自室に引きこもっており、外部との接触はわずかだったため病原菌にはなり得ないだろう……という気持ちで家を飛び出

      • 学生の身分でJQエポスゴールドのインビテーションを貰った話

        ゴールドカード、それは選ばれし者のみがその輝きを手にすることができる特別でどえらいカード……という時代があったのかどうかはわからないが、現在は条件を満たせば誰もが無料でその特権を享受することができる。そんなゴールドカードの1つである JQ エポスゴールドカードを学生の身分で無料発行した話。 ゴールドカードのメリット「そもそもゴールドカードなんて支払時にドヤ顔できること以外で持つメリットあるん?」と思うかもしれないため、先に軽くメリットを紹介しておきたい。個人的には主に4つ利

        • 【就活記5】10社の内定から入社先を決めた話

          どうにか無事に大学院を退院した新卒社会人のメモ。昨年の4月末から始まった当シリーズも今回が最終回だ。なお、シリーズ物だが最初から読む必要は特にない。 今回は内定が出揃ったあたりから入社先を決めるまでの過程を取り扱う。就活の HowTo 的な内容はあまり含まないため、もし以下のようなコンテンツをお探しの方は過去の記事を参照すると良い。 →「その1」へ →「その2」へ →「その3」へ →「その4」へ この記事で伝えたいこと結論ファースト原理主義者が心をかき乱しながら読

        大地の果てを目指し鈍行列車で北へ向かった話【中編】

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        • FR0SCのこっち側 【FR0SC】
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          出雲大社の神在祭に行った話

          旧暦 10 月、八百万の神々が出雲に集結し神議り(かむはかり)と呼ばれる会議を行う。神様が不在となることから旧暦 10 月は神無月と呼ばれるわけだが、逆に神々をお迎えする出雲では神在月となる。 神議りは7日間にもわたり、人々の縁などについて話し合われる。これにあわせて出雲大社では神在祭が開催され、様々な神事が執り行われる。今回はこの神在祭のタイミングで出雲大社に参拝してみた話。 なぜ出雲へ?実は元々は出雲大社を目的地として旅程を組んだわけではない。ちょうど岡山の方へ行く用

          出雲大社の神在祭に行った話

          鉄オタ就活生、名古屋出張ついでに高山本線を乗り潰す

          2022 年秋、Go To トラベルに続く全国旅行支援が始まり観光地に旅行客が戻り始めていた。しかしながら私は就活・研究に加えて大学院の文化祭にもそこそこコミットしてしまい、旅行とは全く無縁の生活を送っていた。 そんな中、就活関連で施設見学のお誘いをいただき名古屋へ行く用事が突如湧いてきた。見学会は月曜に開催で、都合の良いことにちょうど大学の試験期間と重なるため講義もお休みとなる(院生なので試験のある講義は取っておらずレポート提出のみ)。「ということは直前の土日も使えるな…

          鉄オタ就活生、名古屋出張ついでに高山本線を乗り潰す

          能登半島を縦断して金沢に行った話

          ※令和6年能登半島地震により被災された皆様に、衷心よりお見舞い申し上げます。 2021 年春、某ウイルスの本格的な拡散から1年が経ちリモート中心の生活に完全に慣れた一方、第 n 波の襲来で自由な旅行に制約がかかる日々が続いていた。そんな中、金沢へ体を持っていかなければならない用事ができたため能登半島を縦断して行った話。 なぜ能登半島経由?東京から金沢へ行くには北陸新幹線を利用するか小松空港を経由するのが一般的だろう。わざわざ時間のかかる能登空港を利用した理由はもちろん感染

          能登半島を縦断して金沢に行った話

          鉄オタ就活生、JR東海のインターンに参加する

          M1 の夏、就活ガチ勢だった私は随所で開催されている夏インターンに参加しまくっていた。その中の1つとして、三島で開催されていた JR 東海のインターンに参加したときの旅行記。就活記成分はだいぶ薄いが、最後にちょこっとメモを残したため就活情報をお探しの方はそちらへ。 なお、夏インターン全体に関する就活記は以下に書いたため気になる方は参照してほしい。 インターンにエントリー!インターンは基本的にエントリーシートの提出、学力試験、面接などを突破して参加する形になる。外資系やメガ

          鉄オタ就活生、JR東海のインターンに参加する

          中国ビザ免除を香港への陸路出国で達成した話

          2024年現在、日本のパスポートで中国に入国するには一部地域を除きビザの取得が必要となっている。だがしかし、第三国への乗り継ぎという名目で入国する場合は滞在地域・時間の制限つきで入国できるという、トランジットビザ免除プログラムが行われている。 このプログラムでは最大で 144 時間の滞在が可能ということもあり(地域によっては 72 時間まで)、コアな海外バックパッカーはうまいこと旅程を組んで中国旅行を楽しんでいるようだ。今回はそんなトランジットビザ免除を香港への陸路出国とい

          中国ビザ免除を香港への陸路出国で達成した話

          【就活記4】就活ガチ勢、早期選考と理系就活で10社から内定をいただく

          修論がやばくなりつつある限界院生のメモその4。 今回は夏インターン終了後、10 月以降の就活について取り扱う。本記事のターゲットは以下のような感じ。参考にしてほしい。 一方で以下のコンテンツは取り扱わない。 →「その1」でやった →「その2」でやった →「その3」でやった →私は経験していない この記事で伝えたいこと毎度おなじみのエグゼクティブサマリー。結論、お伝えしたいことは以下の通り。 企業によって本選考の開始時期や名称が異なる!個別に調べよう 本選考で

          【就活記4】就活ガチ勢、早期選考と理系就活で10社から内定をいただく

          【就活記3】夏休みの8割を費やして18社のインターンに参加した話

          これから夏インターンに参加する後輩たちへ届け! 研究を完全に放置して就活ガチ勢となった大学院生のメモ。一応シリーズ物となっているが、最初から読む必要は特にない。 今回のコンテンツは主に2つで、1つは夏インターン選考の対策として6月7月にやっていたことと、もう1つは実際の夏インターンで意識したことや感じたことについてだ。 本記事のターゲットは以下のような感じ。参考にしてほしい。 一方で以下のコンテンツは取り扱わない。 →「その1」でやった →「その2」でやった →

          【就活記3】夏休みの8割を費やして18社のインターンに参加した話

          【就活記2】M1の7月に外資系戦略コンサルから内定をもらった話【後編】

          就活ガチ勢研究すっぽかし限界院生のメモその2。今回は内定を頂くに至った M1 の6月7月を振り返りながら、感じたこと・ノウハウを雑に共有していく。5月以前にやっていたことや、 ES ・面接・ GD などの具体的な選考対策については前回の記事をご覧いただきたい。 今回のコンテンツは外コン超早期選考に関するもので大きく分けて3つあり、具体的には「ジョブ選考」「人事・パートナー面接」「内定獲得後の動き」について扱う。 今回お伝えしたいこと前回に引き続きエグゼクティブサマリーを用

          【就活記2】M1の7月に外資系戦略コンサルから内定をもらった話【後編】

          【就活記1】M1の7月に外資系戦略コンサルから内定をもらった話【前編】

          24卒として就職活動を行い、夏インターンが始まる前の7月というかなり早い段階に内定を頂けた限界院生のメモ。「研究ガッツリやるぞ!」というモチベーションで院進したのだがいつの間にか就活に没頭してガチ勢になってしまったため、論文投稿の代わりに就活記を綴ることで後に続く就活生への貢献としたい。 ……と高尚な目的を掲げたものの、内容としては自己満足の日記である。そのため、再現性のある就活ノウハウを求めている方々にはちょっと冗長な内容かもしれない。一応、今回お伝えしたい内容のまとめを

          【就活記1】M1の7月に外資系戦略コンサルから内定をもらった話【前編】

          【東大院試】外部生が学際情報学府を受験した話【先端表現情報学コース】

          2021年夏に「東京大学大学院 学際情報学府 先端表現情報学コース」を受験した際のメモ。院試は情報が極端に少ないため、この記事が将来受験を考えている方々の役に立てば幸いだ。 ◤◢◤◢注意◤◢◤◢ この記事の内容について嘘偽りはないものの、研究科やコースによって提出書類や試験の内容は異なるため注意が必要だ。また、同じコースの受験でも年度によって異なる可能性もあることを留意しておきたい。 学際情報学府についてもし「学際情報学府ってなんやねん?」という方がいたら、まずはホーム

          【東大院試】外部生が学際情報学府を受験した話【先端表現情報学コース】

          【当日編】外部生が東工大の院試をA日程で受けた話【情報理工学院】

          2021年夏に「東京工業大学大学院 情報理工学院 情報工学系」を受験した際のメモ。院試は情報が極端に少ないため、この記事が将来受験を考えている方々の役に立てば幸いだ。 当日編では実際の試験の様子や面接で問われたことについて述べる。院試の概要や提出書類などについて知りたい方は準備編へどうぞ。 準備編にも書いたが、6月中旬の出願後、7月上旬に日程が開示される。A日程の場合開示から1週間ほどしか時間の猶予がない上、内部生向けだからか試験会場の案内も雑。「〇〇館の△△室集合」とか

          【当日編】外部生が東工大の院試をA日程で受けた話【情報理工学院】

          【準備編】外部生が東工大の院試をA日程で受けた話【情報理工学院】

          2021年夏に「東京工業大学大学院 情報理工学院 情報工学系」を受験した際のメモ。院試は情報が極端に少ないため、この記事が将来受験を考えている方々の役に立てば幸いだ。 ちょっと長くなってしまったため準備編と当日編に分けている。準備編では東工大院試の概要や提出書類の解説、スケジュールや勉強法などについて述べる。「実際の試験の様子だけ知りたいよ!」という人は当日編へGO。 ◤◢◤◢注意◤◢◤◢ この記事の内容について嘘偽りはないものの、学院や系によって提出書類や試験の内容は

          【準備編】外部生が東工大の院試をA日程で受けた話【情報理工学院】