見出し画像

じんわりと勇気が込み上げてくる!「地平線を追いかけて満員電車を降りてみた」

こんにちは。ジョニーです。

今日はカフェで記事を書いています。
普段は自宅で書くことが多いのですが、場所を変えて美味しいコーヒーを飲みながら執筆すると捗りますね。

この機会に都内のカフェを開拓してみたいなと思っているので、お気に入りのカフェがあったらぜひ教えて下さい。

今回は映画監督の紀里谷 和明さんの著書『地平線を追いかけて満員電車を降りてみた』の感想を書いていきます。
オレンジ色と濃紺の表紙が目に留まり、思わず手にとった一冊ですが、読み始めると世界観に引き込まれました。

今回はみなさんにご紹介したいと思ったポイントを、2つご紹介していきます。

本のあらすじ

この本は人生に行き詰った4人の主人公が劇場の支配人との対話により自分と向き合う物語です。
作風としては「嫌われる勇気」に似ているかもしれませんね。
主人公は人生の岐路で行き詰まりを感じながら、自分を見つめなおしそれぞれの答えを探していきます。

1、いくらあれば、しあわせになれるか?

第1話の主人公翔太に対して支配人が質問する場面です。
「あればあるだけいいに決まっているじゃないか」と答える翔太。

一瞬同意しかけたものの冷静に考えてみると、
・大金を手にして何に使うのか
・大金を手にした時の自分の健康状態は
・大金を手にした時に周りにいるのはどんな人たちか
こんな疑問が浮かんできました。

読み進めていく中でより深く考えさせられますが、必ずしもお金=しあわせではないんだなと改めて感じました。

それと同時に世間一般でいうしあわせの形に捕らわれる必要はないんだなと気持ちが楽になりました。
しあわせの形は人それぞれだからこそ、自分自身で見つけていく必要がありますね。

2、肩書きよりも大事なもの

「肩書きというのは、目指すものではありません」
医者になる、弁護士になる、女優になるなど憧れの職業を目指す人達は世の中にたくさんいると思います。

しかし、肩書きよりも目的が大事だと書かれていました。
例えば医者になるということはあくまでも手段で、一人でも多くの命を救うことや快方に向かわせることが本来の目的だったりしますよね。

中野祐治さん著『億を稼ぐ人の考え方』でBe/Do/Haveの話が出てきますが、Do(何をするか)/Have(何を持っているか)ではなく、Be=心構えが大事と書かれていたことに共通するなと感じました。

どんな目的や心構えで仕事をするのか?
迷った時は立ち返って考えてみたいと思います。

3、まとめ

主人公たちの経歴は自分とは違いましたが、それぞれが抱えている悩みは自分も感じたことのあるものだったので共感する部分が多かったです。

だからこそ、主人公たちの考え方が前向きに変わっていく様子に勇気をもらいました。

周りとの比較ではなく、結局は自分がどうしたいかが明確になると自分らしい生き方に近づけるなと感じました。
僕も改めて自分と向き合う時間を作りたいと思います。

今漠然とした悩みを持っている人におすすめの本だと思うので、ぜひチェックしてみて下さい。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?