【ドラゴンボール】フュージョンワールド解体新書
(追記1:2/24 17:00 本日のアルティメットバトルEXで使用し4-1したリストとメタ読み、改善ポイントや採用理由を追加)
(追記2:3/1 各種色・リーダーに関して特徴や注意カードの簡易解説などを追加。同時に全体的な文章・無料範囲の調整など。)
ドラゴンボールの世界では始めまして。
MTG全6のジョン(@acediasloth)と申します。
軽く自己紹介をすると、MTGの競技を6年ほど続けており、そこで
2020年 日本選手権秋 6位
プロツアーバルセロナ 158位
Arena Championship 4出場(年3回・世界中で32人だけ出られるオンライン大会の最高峰)
といった戦績を持ってるカードゲームオールイン狂人です。
今回は2/16日に発売されたドラゴンボールフュージョンワールド(以下ドゴボジド)の勝つために必要なゲーム全体の捉え方について解説していきます。
ワンピースとは8割方ちがう
まず、下馬評による先入観を取りましょう。
ドゴボジドはよく「殆どワンピースカードゲーム」みたいな言われ方をしますが、相当に別物です。
ワンピースカードゲームはテンポのゲームで、ドン(ドゴボジドでいうエナジー)を効率良く使い切った方が勝つ構成になっています。あちらはコンボが攻撃に使えない分、ドンを1000打点として使い捨てる構成になっているので、自動で伸びるドンをカードプレイ・殴りと絡めて如何に高効率で活かして追いつけない差を生むかのゲームになっています。
現状のドゴボジドは対極的に、手札からチャージしないとエナジーが伸びない・リーダーパンチとライフ量から引く枚数が多く相当に事故らない限りテンポ量が悪くはなりにくい・攻めても受けてもお互いの手札が最終的にコンボ値に変換される(相殺する)と言う点から、カードを使い切るテンポの良い消費という概念が比較的薄いです。
そのため、ワンピカをやっている人間がその感覚の延長でプレイしようとすると、ゲーム性を取り違えて却って習熟が遅くなる傾向にあるように思います。
コンボ値を稼ぐゲーム
ではドゴボジドが何を競ってゲームをしているのか。
非常に簡略化・一元化すると、「ドゴボジドはコンボ値を稼ぐゲームである」として定義できます。
このカードゲームは最後のライフを詰めるためには、所持しているコンボを全て切ることになります。そして、攻めの時点と受けの時点でコンボ値(一部エクストラ・スーパーコンボを除いて)の値はどちらでも変わりません。
つまり最終目標が「攻め切ってライフを削り切る」でも、「オールインを捌いて返しにしばく」でも、コンボ値に差をつけると言うことがゲームの目的になります。
例えば1/5000のコンボ値5000登場1ドロー組は出した時点で場から切れる5000コンボを稼いだと言え、1コスを剥がせるザマスは置きの10000コンボに相手のコンボ値を剥がせるカードとして評価出来ます。
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