見出し画像

【能登半島地震被災地支援】義援金・義援物資による支援を行っています。



石川県の被災地の小中学校の再開状況

甚大な被害を受けた輪島市には、9つの小学校と3つの中学校がありますが、地震で校舎が避難所になったり、建物の安全確認が必要になったことなどから休校が続いています。1月17日には、避難所に身を寄せる中学生の一時的な集団避難が始まり、全3市立中の生徒約400人のうち約260人が県南部へ集団避難しました。22日にも授業が始まり、残る生徒にはオンラインによる授業が想定されているそうです。
輪島市教育委員会によると、校舎の安全確認の目途が立ったことから、今週中にも全ての小中学校が再開される見通しです。一時避難している生徒たちも、輪島市に戻るころには、なじみの中学校で勉強することができることでしょう。
また、珠洲市の11の小中学校、能登町の9の小中学校も、昨日22日に再開しました。
まだまだ余震も続き大変な中、少しずつ日常を取り戻すことで、子どもたちも前向きな気持ちになれるよう願うばかりです!

義援金や義援物資で被災地支援

さて、城南進学研究社と久ケ原スイミングクラブでは、義援金箱を設置しています。

城南進学研究社本社に設置された募金箱
久ケ原スイミングクラブに設置された募金箱

義援金は、当社が加盟する「全国学習塾協会」を通じて、被災した児童生徒に対して授業料無償等の学習支援を行う学習塾や自治体へ贈呈されます。
また、備蓄水や温めずに食べられるカレー・お菓子・生理用品などの義援物資も届けさせていただきました。

被災地で必要とされる義援物資って?

断水が続き給水車からの支援も追いついていないとのことで、まず水不足の手助けになればと「備蓄水」。また、インフラの整備が遅れていることもあり、「温めずに食べられるカレー」。お米がなくても、パンや乾パンなどにディップしてもおいしいですよね。生理用品はかなり不足しているとの情報もあり、そちらも送らせていただきました。これらは被災者の命と生活環境に不可欠な物資「基本8品目」にあたります。

1.食料
2.大人用おむつ
3.毛布
4.携帯トイレ・簡易トイレ
5.乳児用粉ミルク・乳児用液体ミルク
6.トイレットペーパー
7.乳児・小児用おむつ
8.生理用品

基本8品目の例

また、久ケ原スイミングクラブでは、プレゼント及び販売用にお菓子をストックしています。お菓子で少しでも笑顔になってもらえればと、お菓子も同梱しました。
義援物資のニーズは、被災直後~時間が経ってからと、刻々と変わります。現地の状況をよく調べて、それに合わせた支援が必要ですね。

配送できない!? 運送業者について

今回の義援物資の配送については、通常契約している運送業者に依頼しましたが、バーコードではじかれてしまい配送不能でした。それでもあきらめずに複数の運送会社に連絡する中、福山通運様だけは、電話連絡などを通じて、配達可能かどうかを確認してくれたのです。すると、遅延承認のもと受け取って下さるとのことで、依頼することできました。
その結果…。
無事に、しかも翌日昼頃には中能登に届きました! 
現地からは、本当に困っていたとのことで、喜びの声をいただきました。
困った時は、お互い様…それぞれができることを、手を携え合って対応していきたいですね。

ちなみに、石川県では仕分け等の手間を考慮して、個人からの義援物資の提供は受け付けず、企業・団体・自治体からのまとまった規模のもののみ受け付けています。個人の方は、ぜひ義援金で支援しましょう!

令和6年(2024年)能登半島地震に係る義援物資の受入について | 石川県 (ishikawa.lg.jp)