その土俵に、あがってはいけない(休職エッセイ)
長期休職中の女です。
背景にそれがあるので、今年は本当にたくさんの友人・知人から誕生日おめでとうのLINEをいただきました。noteでもたくさんのお祝いの言葉を頂戴し、改めて感謝申し上げます。
さて、ちょっとびっくりしたことがある。これは社内のあるおっさんの話だ。別に仲良くもない。一年に一度も話さない。
しかし、一度同じ部署になったときから、5年以上、毎年、誕生日メールがくるのだ。しかも開封確認通知付きで。
このエピソードだけで、絡みたくない感じは伝わりますでしょうか。
今年は休職中なので社内メールは削除されているのでヨカッターと思っていたが甘かった。LINEでキタ。
しかも聞いてもいないのに「他の求職者の⚪︎⚪︎さんはもうすぐ復職トレーニングで出社するみたい」と。うるせぇ。想像力がないやつは黙っとけ。
そういうの、気安く他の休職者に言うもんじゃないよと言いくなったが、最近決めたことがあるのでグッと堪えた。
それは相手の土俵に絶対乗らないこと。火星人は、火星人なのだ。こっちの話が伝わると思って話してはいけないのだ。
ありがとうスタンプだけ送ってスルーした。するとまた絵文字が送られてきたので、既読をつけずにスレッドごと削除しといた。かまってちゃんには絶対かまってはいけないのだ。
これを意識しようと思ったのは、叶姉妹のお悩み相談の回答に関する記事を読んでからだ。
私はなるほど、と思った。
ムカつくことは、全部「そうなんですね」と適当に言っておけばいい。見習うべきは叶姉妹と皇族と、野球の実況アナウンサーだ。
ん?野球の実況アナウンサーと思った?そう、彼らの隣には必ず元プロ野球選手がいます。ここに、稀にとんでもないクソジジイが紛れ込んでいる。
この前なんて「キャッチャーは楽ですからね」「外国人選手は球なんて見てませんから」と言った解説者もいた。適当にもほどがある。
そういう適当な発言や暴走している発言も、アナウンサーはのらない。「そうですか!」とピシャリ。さすがにそれ以上は解説者も話さない。シーンとなる。効果てきめん。
うちの夫の言葉を借りると「世の中にはいろんな人がいるよね」ということだ。自分の土俵をしっかり守って、よじ登られないようにする。
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