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慌てない、急がない、焦らない(休職日記)

 野球観戦を通してメンタル強化している長期休職者の女です。


 先日は三週間ぶりの通院日でした。別にこれといって先生に報告するトピックスもありませんでした。というのも、最近の私は嫌なことをあまり引きづらなくなったから。


 頭おかしい人は火星人だから話が通じない(わかり合おうとすらしなくて良い)、一日は「終わりよければ全てよし」、関わりたくない人との会話は叶姉妹直伝の「そうなんですね」「そうなんですか」でスルーと、結構すっきり暮らしています。


 こうした私の考えを支えてくれているのが、野球観戦。昨年夏から私の趣味です。

 見所としては、いかにプレッシャーの中で自分らしくプレイをするか、というところ。


 私はピッチャーをついつい見てしまうのですが、学ぶことが多いですね。


 ホームランを打たれたり、点をとられたり、フォアボールで出塁させてしまっただけで、人によっては動揺して、もう全くストライクが取れなくなってしまいます。


 逆に良いピッチャーは、ピンチでも落ち着いて投げ続けられる。結果的にネガティブなシーンを最小で過ごせる。


 守備の面で見ても、慌てると本当にロクなことが起きないですね。送球がそれて、1点追加が2点追加となってしまったり。


 精神的に慌てる・急ぐ・焦るだけでこんなに結果が変わるものかと、野球から教えてもらいました。


 自分の人生には野球のようにコーチや監督がいないわけです。だからこそ、人の話はしっかり聞いたほうがいいし、自分自身がしっかり自分を監督しなくてはと思います。


 私自身は、作家になりたいと思って2年目。でも書きかけの小説はなかなか書き上がらないし、何が自分の成長になっているかもわからない時が多いです。

 焦りますよ。プロの作家さんの文章と比較して、自分はダメだと思ったり。このまま夢を叶えられなかったら、生活のためにこの会社で定年まで勤めなきゃいけないし。


 だけどここで結果を求めない、焦らない。うまく今の自分と付き合っていきたいです。


 最近は転職ブームとかも相まって「嫌なことからはさっさと逃げよう」「我慢なんてしなくていい」という風潮があります。

 それ自体は間違っているとは思いません。環境を変えたほうがいい人、たくさんいると思います。


 でもその見極めはしっかり自分で責任を持ってする。私も「結果が出ないから、夢を諦めよう」と簡単には思わない。我慢する。ただ我慢をするんじゃない。ぐっと我慢する。


 慌てない、急がない、焦らない。6〜10年ぐらいかけて自分を育てていこうと思います。


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