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ベーシストネコカマレ 〜日々の断片 6月後半編〜

7月29日
連日の猛暑。
暑さにやられて、今や遠い過去のことを綴る。

暑さで溶けてしまいそうな日々。


6/21
SCB3のリハをいつものスタジオで。
ドラム不在のため、スラップの頻度多め。
リズムを作りつつ、メロディーとも絡みたい。

結果として今回は実現できなかったけども、
8/23には振替公演も決まり、ハジく気満々。
一度この形でワンステージ経験すれば見えてくるものも、ありやなしや。

リハ後、いつもの美容室で髪を切る。
座った席の隣りにカメラマンのシバエリちゃんがいてアラ久しぶり。
髪切ってるとこを人に見られるのってちょっと恥ずかしい。
夜、缶ビールを2本ほど。

カメラマンの柴田恵理さんと私。

6/22
AM、個人練に入る。ライブのテンションで曲を一通りさらってみる
という秘密の特訓。で、不安な箇所やつまずいた箇所を再確認。
一通りセトリ曲を当たっただけで軽く3時間が経つ。

6/23
AM、諸用のため外出、そのまま買い物など。
平穏な日常、明日のライブを控え、準備万端で早めに眠りにつく、
はずが、夕食後の夜8時過ぎに飼い猫の黒猫が外出猫ではぐれ猫になりそうになったところをバタバタとひと騒動の末なんとか捕獲するもPANIC猫の噛み&引っ掻きで両腕両手を負傷し、消毒&治療。なんてこった。
ただ割とすんなり止血できたので、徹底的に消毒ののち病院へは行かず、そのまま寝る。

6/24
起床、両手両腕の状態、特に昨晩から変化もなく。
やはり抗生剤だけでも貰っとこうかと、近所の内科&皮膚科に赴いたところ
ちゃんと大きな病院で診てもらった方がよろしい、ということで、よろしい
大病院の午前診察へ駆け込み、診察→無論、抗生剤を点滴しましょう、でかなりに時間を費やす。このままじゃ入り時間に間に合わぬ。ということで、スタッフさんにTELにて現状報告。病床に寝ている体感時間の長かったこと。

練習し過ぎて腱鞘炎になった人に見えなくもない。

昼過ぎにNHKホールに入る。
aikoさんツアー「Love Like Pop vol.23」
須長くんの代打で2DAYS公演にベースで出演。

ツアーでこの二日間のみの出演とは言え、
いつもバンドで演奏している時と同じように弾きたい
=とにかく曲をたくさん覚えた。30数曲。
イヤもうこんなに全部覚えるの無理かな、と何度も心折れそうになりつつ
結果的に覚えられたので(ちょろっと譜面見たとこもあるけど)
あ、40過ぎてもまだこんなに覚えられるもんなんだな、とちょびっと自信にも繋がる。
(譜面見るだけでスラスラ弾ければそれが一番プロっぽくて良いのだが)
何より、演奏しながらaikoさんの姿や周りのメンバー&客席の様子を
見られた方が何倍も楽しめるので。
ベーシストネコカマレという想定外の事態がありつつも初日を無事に終えて、ホッと安堵。
も束の間、翌日はまたセトリも違うので、帰っておさらいして早めに寝る。

ありがとうございます。

6/25
起床、手の状態も、悪化している様子はなく。ほっと一安心。

再び昼過ぎにNHKホールに入る。
イベンターさんがバンドでも長らくお世話になっているソーゴーさんなので
馴染みの方も数名、駐車場にてお出迎えいただき、どもどもと和やかに挨拶。
知った顔が現場にいることの心強さ。
とは言え、こちらも初日は終えているのでもはや、初めまして、というカタさもなく。
スタッフの皆さん、サポート手厚くて頼もしい。
みんなでライブを作ってる誇りがそこかしこから。気持ちも高揚する。
ライブ前の円陣。こういうのも新鮮。この日限りのメンバーで鳴らせる喜びを噛みしめる。
一曲また一曲と終えるごとに安心感とともに押し寄せる、終わっちまうなぁ、という切なさ。昨日より手の調子も格段によく、指が動く。よかった。。。
で無事終演。
終わっちまったなぁ、楽しかった二日間が。皆さん、ありがとうございました。

帰りにガッツリ焼肉でも食べて帰りたい気分(したことないけど)を抑え
やはり両手を冷やしながら、まっすぐ帰宅して寝る。お酒飲みたい。

またこのステージに立てる日が来るのか。

6/26-28
AM、病院にて診察、はい、もういい感じだね
となる予定が、右手に若干膿んでるとこもあったりで、良くないです。薬も変更。とにかく安静に、休息する。
三日間、ほぼ何もせずぐったり横になる。

6/29
復活してバンドリハへ。札幌2DAYSの曲をさらう。

6/30
高速バスで羽田へ。集合時間の1時間ほど前に着く。
パン屋さんでチーズカレーパン的なものをひとつ、美味しくいただく。

昼過ぎの便で新千歳→札幌へ。曇天。

ホテル着後、エスコンフィールドへモビ氏と。
昨今の体調を考慮してやめとこうかとも思いつつ(お酒も飲めないし)
ここのところ休み過ぎで前日眠れなくなっていたこともあり
脳に刺激を与えるべく予定通り球場へ。
地下鉄とシャトルバスを乗り継いでいく。1時間ほど。

球場に向かっているとは思えない山道を抜けた先に忽然と現れたる巨大施設。

中に入ると、通路の先にはすぐに客席&フィールドが広がっていて
すでに始まっているゲームの動向に呼応して沸き起こる歓声や拍手の響きは
久々に野球場に来た身としてはなかなかに非日常的な光景で気分も高揚する。

レフト側の外野席で、大学時のサークルでモビ氏の後輩=私の先輩であるNさんと合流し、雑談など交えつつしばし観戦。
一息ついてのち何か食べようと近場の売店を物色、どこも行列&お値段がラグジュアリー仕様で、うーん、ととりあえず簡単にポテト&チキン的なものを900円くらいで購入+コーラで我慢。

球場の熱気を思い出して胸熱となる。

試合終了前に中座、すでにバス待ちの行列。本降りの雨の中。
思ったよりスムースに乗車、往路同様に新札幌駅→札幌へ戻る。

本降りの雨の中、足元ビチャビチャになりながら馴染みの居酒屋にて乾杯(ノンアル)

7月1日 
朝、コンビニにてホットドッグ、サラダ、バナナ。
昨晩モビ氏とともに訪れたエスコンフィールドで視界に入っていたと思しきホットドッグの残像がコンビニで初めてのホットドッグ購入へと我が思考を導いたと思われる。当然の美味。

テレビを見ながらしばしベースを弾いたり。

昼、安定の福来軒にて醤油ラーメン。

今回は醤油。なので次回は味噌。

14時前、ベッシーホールにイン。
WESSさんからレンタルしたベースアンプヘッドacoustic220と会場に長らく眠っていたキャビネットacoustic106をドッキングさせ、めでたしめでたしのビンテージサウンド。ありがとうございます。

長い眠りから覚める時。

開場、楽屋でもバナナ一本、エネルギーチャージ。
これはaikoさんバンドでご一緒したドラマー神谷くんのマネ。そして開演。
リクエスト祭り、北海道初上陸。

田村次郎くん、さすがの司会進行っぷりも冴え渡り
予測不能の展開&結末に会場も沸く。楽しい夜。

沸いた心のまま、土曜の夜に賑わうすすきのの人波をすり抜け
この日はジンギスカンを美味しくいただく。ノンアル。
長袖一枚羽織ってちょうどいいくらいの、夜風の涼しさが心地よい。

7月2日 札幌
朝、コンビニにてヨーグルト、カップスープ、バナナ。

11時にチェックアウトしてそのままベッシーホールへ。

昼、コンビニにてチーズドリア。熱々。

二日目ということで、セッティングもそのままに粛々とリハ。
スラップ&指弾き、久々の曲で右手の弾き方をいくつか試す。

開演。セトリのせいか、昨日より熱い。汗汗。
マツキタイジロウさん48歳生誕祭。ギターソロも冴える。
アンコールにてケーキ登場。
ロウソクの火を吹き消し、お祝いムード。

終演後、撤収からそのまま札幌駅→新千歳空港へ。

グッバイラーメンをケヤキにて美味しくいただき、ハバナイスフライト。

遅延もあり終電ギリギリ、駆け足で電車に乗り込む。
そして25時前に帰宅。ノンアル。

そしていよいよ夏本番となる。

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