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アラフィフの転職活動のリアル②

①の記事を書いてからずいぶん経ってしまったけれど、
そろそろ続きを書いてみようと思う。

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47歳の初夏、私は転職活動を始めた。

とりあえず求人を探さなくては。
求人サイトをチェックしながらハローワークへ行った。

年齢やスキルなど不安に思うことはあったけれど、なんとかなるかなーと思っていた。

大学を卒業して新卒で入った会社を10年弱で退職し、
妻となり母となり、転勤族の夫とともに赴任地を転々とした。
次女が小学生になったことを機に派遣に登録し、短時間で働き始めた。
その後も時間や場所を優先して何度かパートを変わった。
パートの面接では落ちたことがなかった。

私が新卒で入った会社は地元の民放テレビ局。
大学時代を都会で過ごし、地元に帰って就職した。
私の就職活動期は氷河期と言われる時期で、それはそれは苦労した。
本当は関東で就職したかったけれど何社も落ちた。
履歴書を送って面接さえもできなかった会社を入れたら50社くらい落ちた。
最後に受けた地元のテレビ局で採用をもらった。まさか受かると思わなかった。うれしかった。

その就職先で私は編成に携わった。
割とハードな仕事だったけれど、働いている満足感があった。
そして、報酬も新卒としては十分だった。

結局は色々と思うところがあって30歳を前に退職してしまったのだけど、
正直に言って、私にはそこで働いていたという自信があった。

だから、47歳の資格なし、20年近くも正社員で働いていない自分でも、
就職先はあると思っていた。
恥ずかしい、今となると。

そんな私は、ハローワークと求人サイトで見つけた求人に5社応募した。



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