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【アジャイル】関心を持ち合うこと

チームで動くための基本ですね。

互いに関心を持て合えない人たち

かつて私がエンジニアをしているとき、チームという枠を越えた瞬間、お互いに関心を持ち合わなくなることがあります。一つの大きなプロダクトを作ってモジュールとして分けられているのでAPIでの繋がりかもしれませんが、仕様の齟齬など問題も発生します。

チームの内外がモジュール化されているので起きやすいですが、もっと衝撃なのはチームの中でも関心を持ち合えないチームもいました。誰かが困っていても「その仕事は私の仕事ではない」「あいつの能力が低いだけ。なぜ私が協力しないといけないのか」などチームで成果を出さなければならないのに互いに関心を寄せ合いません。

チームで成果を出すこと

まずチーム内で関心が持て合えないのは最初のチーミングや途中で新しい人が来たり誰かが辞めていった時など改めてチームビルディングすることを怠っているからというところもあります。特に動き始めたチームは忙しすぎて改めて立ち止まってチームビルディングをするという余裕もないでしょう。

関心が持て合えず助け合いができない、他者の振るまいや行動から学んだり自分を鼓舞したりというのがなければチームとしても個人としても成長は難しいですし、そもそもチームになっているのは単なる足し算でアウトプットと成果を出すのではなく、その中のコラボレーションがあってチームの人数以上のアウトプットと成果を期待しているからです。

立ち止まる、話す、一人の人間として認識する

チームがうまくいってないと思ったら、忙しくても立ち止まり対話をすることが大事です。放っておくとますます互いに悪い印象を持ち、自分の頭のリソースをイライラや悩みに使いたくなくなりさらに関心を持てなくなります。

そしてチームの人間を一人の人間として捉えることです。当たり前のことを言っていますが、一人の人間として捉えてないから一緒のチームで一緒に成果を出そうという認識ができないのです。

対面の対話をする場も大事ですし、(最近は飲み会や忘年会もしにくいかもしれませんが)仕事以外で話す場も必要です。そして何よりマネジャーやリーダーがしっかりハブになっていかなければなりません。少なくともマネジャーやリーダーはチームメンバーの一人一人に関心は持っていないともはやチームで動く意味もなくなるのではないでしょうか。

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