見出し画像

灘五郷(魚崎)散歩

日本酒の生産量日本一の灘五郷の一つ、魚崎周辺を散歩しました。
阪急電車の駅からほんの数分歩くだけで、幾つもの酒蔵にたどり着けます。
呑兵衛にとって、なんたる聖地!

*開始早々、乾杯!から始まる散歩でしたので、少しは写真は撮ったもののピンボケばかりでした。かろうじて使えたのは、乾杯直前の料理の写真だけでした、、、やれやれ。


魚崎ってどこ?

普段は同じ関西圏とはいえ、滋賀京都地区で過ごしている私にとって、阪神地区はアウェイな世界。

灘の地名は知ってたけど、魚崎がどこにあるのかわからない。
調べてみると、JR大阪駅から阪神電車で20分。
思ってたよりめっちゃ近い。(距離感がわかっていない)

昔、新大阪勤務だったときだって、利用していたJR京都線は、京都と大阪の真ん中あたりの高槻くらいまではまだ、田園風景が見えたり(今でもそう)なんだけど、阪神間って、阪神電車が地下から地表に出てからずうぅーっと、建物が途切れない。「エラい濃いところに来てもーたなー」という気に浸る。


櫻正宗記念館「櫻宴」

櫻正宗の生原酒が楽しめる、櫻正宗直営のレストラン。
限定20食の藤ランチをいただく。(冒頭の写真を参照)

今回は、私が今の職場に入社して以来、40年来のお付き合いをいただいている大先輩との同窓会。昔話に花が咲き、話題が尽きない。

お互いの身の上話、かつての同僚の動静、、、ありがちな、不健康自慢には至らず、あっという間に3時間も話しっぱなし、飲みっぱなし(笑

読書家の先輩のこと、本屋大賞を受賞した「成瀬は天下を取りに行く」シリーズも当然のようにチェック済み。作中の大津のロケーションの思い出話で盛り上がる。

レストランに併設されたショップで、美味しかったお酒をお土産にしようとしたら見当たらない。店員さんに聞いたら、「あ〜あれはレストラン限定なんです。」

次回訪問するときは、心して注文することにしよう。


浜福鶴吟醸工房

先ほどの櫻正宗記念館のすぐお隣。
こちらは製造現場の見学と、ショップが中心。

立ち呑みどころのすぐ前の冷蔵ボックスの向こうに立っていた、まるでほろ酔い顔のおじさんに勧められた3種類のうち、一番気に入ったのを購入。
よく見ると、お酒の名前とおじさんの名札の名前が一緒、、、これって?

わたしたちの目の前に立っているのは、その日本酒を造ったまさにその人!
こういう出会いっていいよね。

大吟醸【米治】

『浜福鶴』の前身『福鶴』より六十余年
阪神淡路大震災の大惨事を乗り越え、酒を造り続け、この度心を込めた美味しいお酒を造ることができました。米が治まり酒になる、この愛しいお酒に親からもらった『米治よねじ』と名付けました。『米治』の揮毫は幼友達で書家の西尾蘭畦氏にお願いしました。
 昔から灘では甘辛シャン、甘辛ピンと言います。しゃんと上がったこの地酒をじっくり味わってください
宮脇米治敬白

ラベルより転載

その思い、しっかり受け止めて、堪能させていただきます!



カフェムッター(Cafe Mutter

先輩と私と嫁さんと3人、昼食時から3時間も喋りあったのに、まだ喋り足りない。

ふと目についた、気の利いた雰囲気の喫茶店で、さらに話を続ける。
少し(?)酔った身体に、とても良い香りのアールグレーティーが沁みる。
家庭的で居心地の良い雰囲気。

職場の人間関係の話から、いつしか店主のママさんも話しに入ってくださって、大いに盛り上がる。

なんとこのママさん、お嬢さんたちの食物アレルギーを契機に、この喫茶店以外にもデリや自販機といったアレルギー対応事業を展開している社長さん。いやはや、すごい人でした。

途中からさらにそこの従業員さん(というか、社長の同志のような方というべきか?)も話の輪に入っていただき、閉店時間をわすれて職場マネジメントについて熱く語り合ったのでした。

最後には店員総出で見送っていただき、、、いやぁ、とてもいい時間でした。
次回の灘五郷さんぽの際にもまたこの店に行こうと、先輩と意見が一致した。


今回の散歩はこれでおしまい。

もうちょっと歩くと、菊正宗記念館、白鶴酒造記念館、神戸酒心館_蔵元ショップ東明蔵等々、興味深い観光スポットが目白押しなのですが、それはまた別の機会に、、、きっと。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


追伸

今回の記事は、記念すべき第400号でした。
えっ、そんなに?、、、本人が一番びっくりしています。

いつもありがとうございます!


嬉しいです!ありがとうございます!

この記事が参加している募集

買ってよかったもの

これまでの収益は全て、それを必要としておられる方々へ、支援機関を通して寄付させていただきました。この活動は今後も継続したいと思っています。引き続きよろしくお願いいたします。