「82年生まれキムジヨン」を読んで
先日、「82年生まれキムジヨン」という本を韓国語版で読み終わりました。
分からない単語も多々あったので、辞書片手に。
この本、すごく話題になりましたし日本語版も出版されていますので知ってる方も多いかと。
映画化もされるんですよね('ω')ノ
もう公開されたのかな?コン・ユが出てるから見たい。笑
感想としては、共感できる部分は少ないけれど、男女関係なく子供たちが希望がもてる社会を作っていくべきだと強く思います。
私の生まれた時代、背景、環境全てがこの本と違うので共感できないのは仕方ないのかなぁと。
でも母はこの本を読んで「昔は本当にこうだったんだよ」って言ってました。
あくまで個人的な意見ですが、日本よりも韓国の方が子供を育てにくい環境だと思います。(日本も良いとは言えないと思いますが)
日本と同じく少子高齢化が進んでいる韓国。
韓国の出生率は2018年0.98人、2019年0.92人、2020年0.84人。
コロナも関係してるでしょうから一概には言えませんが確実に下がっていることに加えて、何より世界で唯一の0人台の出生率国家だということ。
このまま進むと、2045年-2050年には人口減少率が世界一位になってしまうんだそう。
韓国のニュースを聞いたり読んだりしていると、あえて子供を作らない夫婦が多いと実感します。
現に私のいとこ(私と同じ30代)は子供を作らないと決めています。
いま韓国では、政府の失策による不動産価格の高騰、就職難、過熱気味な教育競争などにより若い世代が所帯を持つための環境は苦しくなるばかり。
韓国も日本も出生率を上げるための政策はやっているのですが、どうも浸透していないですよね。
(日本の税制を考えると、子供増やす気ある?とも思うし・・)
私は子供がいるので、どうしても子供の将来についてフォーカスしてしまうけれど、子供に限らず、どんな人でも、どんな形の家族でも不安なく生きていける社会になるべき。
所謂LGBTですが、日本でも韓国でも様々な面で遅れていますよね。
韓国で有名な日本人タレントのさゆりさんってご存知ですか?
彼女は最近、精子提供を受けて出産しました。
韓国では日本よりシングルマザーへの風当たりが強いのに、ものすごい決断だと思うし応援したい。
韓国ではいま、さゆりさんのような事例や様々な形の家族を認めようという計画を実施しようとしています。
実は私のいとこは同性カップル。
彼女たちが生きやすい社会になるといいなあ。
と思うけど、꼰대の存在が((+_+))
彼らが国の政権を担っていたり、強い立場にいるのだとしたら、なかなか進まないというのが現実かも。
でも子供たちが大きくなる頃には、きっと、必ず生きやすくなっていると願って。
오늘은 이만 마치겠습니다~