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IT未経験者の応募書類、ポートフォリオについて

去る3月10日(水)、未経験者向けITセミナーを開催しましたのでその報告を兼ねてのnoteです。
毎月、ジョブキタ紹介で開催しているIT業界のセミナー、今回、未経験者向けのセミナーには直接来場の方とオンライン参加と合わせて、10名の方にご参加いただきました。(参加の皆様ありがとうございました)

未経験からIT業界を目指したい方向けのスタートアップとして、下記の内容でジョブキタスタッフと現役SEでセミナー講師の松浦氏からお話をさせていただきました。
◇IT業界のお仕事ってどんなものがあるの?
◇未経験からスタートしやすいエンジニア系の職種って?
◇システム開発の工程
◇面接で未経験者が必ず聞かれる事
◇質問タイム

(過去のnoteでも一部、詳しく報告しているのでご覧下さい。)
https://note.com/jk_itengineer/n/n6547c8d3b805

最近のIT業界の採用状況から、多くの方は応募時にポートフォリオがあれば有利とお考えと思いますが、さて…
「ポートフォリオって具体的にどんなものが評価されるのでしょうか?」
このような質問はセミナー参加者や転職希望者からよくあるので今回はポートフォリオについて書きます。

未経験の応募なのに、そもそもポートフォリオって必要?

ポートフォリオがなくても選考可能な企業もありますので、必須ではないですが、独学でやっていることや、勉強意欲があることのアピールにもなるので成果をみせるものがあれば尚良いです。
プログラミングの基礎的な事を理解している事も採用側に伝わります。
また、未経験者の採用枠は少ないので、他の応募者と比較する手段として求められる場合もあります。

学んだ言語を使ってWEB上で動くアプリケーションをつくるとベター。簡単なアプリを作ってみよう!

「自己紹介のWEBページじゃなくって何か動くようなサイトやアプリがいいんだよなぁ」っと、ある受託開発をしているIT会社の採用担当の方がおっしゃっていました。
決して自己紹介ページがNGということではなく、ご自身で勉強して一つのモノを作ったということは認めてもらえます。
ただ、これは自分のアイデアではなく、学習の過程でできたものという評価になるのかもしれません。

「こんなツールがあると便利だと思った!と日常思っていることやひらめいたものを、どうやって形にしたか?それを作った理由やプロセスが評価ポイントになります」と語るのはセミナー講師の現役SE松浦氏。
ただソースをコピーして作るのではなく、一から自分で作ってみてほしい。
「この部分思い通りにいかなかったのですが、いろいろ調べたり何度も試行錯誤して、なんとか解決しました」など、苦労した点などが話せることも良いそうです。
初心者はやりはじめたら必ず壁にぶち当たる事がたくさんあり、それを乗り越えてきたか?っということもエンジニア要素として大切なポイントとの事。

ポートフォリオを作ることを目的にしない

ポートフォリオが採用を左右する大きなポイントではありません。
もし、誰もがこれは便利!とかすごい!というアプリが作れたとしたら、それはそれで、よいでしょう。
しかし、作る事に時間がかかってしまい就職活動そのものに影響を及ぼしてしまっては本末転倒ということです。

■評価されるポートフォリオまとめ■
・自分のアイデアで!
・いちからソースコードを書いて作る。ソースコードもオープンにすること。
・仕様書のようなものをテキストでつくる、また作った理由(背景)や制作秘話(苦労話など)を説明する。

以上ポートフォリオについてでした。

ジョブキタ紹介では、ポートフォリオについてお悩みの方をはじめ、IT業界に転職したい方、現役ITエンジニアの方の転職相談を個別面談にて受け付けております。
お気軽にご相談ください。たくさんの相談を受けてきたキャリアアドバイザーがお待ちしています。お申し込みは下記から。

https://www.jobkita.jp/hrs/it/

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