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2023.6.3 FA杯決勝-マンチェスターCvsマンチェスターU

JKです。
今回は【FA杯決勝-マンCvsマンU】についてメモします。

結果
マンC 2-1 マンU
    1'ギュンドアン
 33'Bフェルナンデス
 51'ギュンドアン

やはり欧州の試合を1.5倍速視聴はすることはまだまだ慣れず、
気になったプレーを何回も戻して観るのを繰り返すため、標準速度で観た方が早かったかもしれません😅

マンCはB-UPに関しては、CBのストーンズを1列上げ、3-2の形を作っていました。
3枚とストーンズ、ロドリが常に繋がりそこに差し込める(※1)ように立ち位置を細かく調整していました。

※1 差し込み=守備ライン越えるパス、キーパスを「差し込み」と普段の指導で表現しています。

15'35頃
ストーンズ、ロドリを意識させて相手が引き出された瞬間にもう1つ奥のスペースへの差し込み(受け手はハーランド)がみられた場面。
ブライトンやマリノスの試合でもよくみられる形です。すぐ後の16分過ぎにも同じような場面があります。

更に、アカンジ、ディアス、ウォーカーを常に後ろに残すわけではなく、前にスペースを見つければ自ら運んでハーフスペースに侵入することも狙っていました。29'15頃には中央のディアスが持ち出し、相手の守備バランスが崩れる場面がありました。

あと、マンCの個人的に気になった場面を挙げていきます。

35'50頃
マンツーの守備の外し方
ウォーカー→デブライネ→ストーンズ→デブライネ デブライネとストーンズのパス交換でマークを外す(岡田メソッドではデカラにあたりますかね?レイオフは3人目が受けるはずなので…)

38'15頃
ウォーカーから対角のグリーリッシュへロングパスからストーンズのニアゾーンへ侵入までの流れ

60'40頃
ギュンドアンが左の低い位置で起点を作り、カゼミーロを引き出して中央のスペースを利用する
→後半は意図的にサイドの低い位置でギュンドアンやBシウバが受けにきて相手の中盤を引き出そうとしていた

マンUはボール保持、B-UPに関してはマンCがGKまでプレスをかけてくる中で割り切ってCFWへのロングボールで回避することを徹底していました。
マンCもその対応はしっかりとできておりマンUが2ndボールを回収してチャンスに繋げる場面はなかったかと思います。

前プレに関しては、4-2-4の状態を作ってからCBに1枚出て4-2-3-1の状態を作り中央に入れさせないようにという狙いはみえましたがなかなかうまくいきませんでした。(前プレとは言えないですね。Mサードでブロックを敷く、ユニットを組むイメージです。)
その中でも気になった場面としては、
18'15頃にフレッジがウォーカーまでプレスかけに行った時には完全にハマって前進できない場面があり、マンC相手にはどこかでバランスを崩してでもチャレンジしていかないと前プレは成功しないですね。

あとは、57'10頃のMサード右サイドでの守備ではうまく限定かけることができておりカゼミーロのプレーはとても参考になります。
64'50のワン=ビサカのデブライネに対する1vs1の対応も、仕掛けに対して身体がブレることなく最後まで相手を観て身体を入れてボールを奪うことができているのでこのプレーもとても参考になります。

ボール保持に関してはあまり良さを出せなかったと思いますが、
特徴的なのは広く展開しながら隙間を狙っていくのではなく、ボールサイド・ボールのあるレーンで数的優位を作って攻めきるような意識が強いです。ただ、マンCもそれに対しての対策や個の質的優位で上回ってしまうのでなかなか難しい状態が続きました。
68'頃のリンデロフの持ち出しからBフェルナンデス→ラッシュフォードがシュートまで行った場面では、ロドリが引き出されてマンCの中盤のバランスが崩れていたのでそういった変化をもっと出せれば良かったのではないかと思います。


こんな感じで毎回メモさせていただいており、始めたばかりで見ていただける人がいないと思っておりましたが、毎回10人以上の方に見ていただけているようで驚いております。低レベルな喜びですね…😂
もっと分かりやすい内容でまとめられるようにブラッシュアップして、30人、50人、100人とたくさんの方に見ていただいて意見をいただいたり、繋がりを作ることができるように頑張ります。

日頃は高校生・小学生を年代を指導しております。
その年代のゲームメモやTRについてのメモも今後も投稿していければと思っております。

以上今回のメモです。

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