続けるか、それとも辞めるか。納得した決断をするために。
この前の記事で、僕が過去にブログを挫折していること、その残骸がまだ眠ったままになっていることについて話しました。
ここで取り上げたのに、残骸のまま放っておくのはなんだかもったい無い!
と考えて、当時書いた記事を振り返り、少し味付けして出してみよう!
というのがこの記事です。(約5年前に書いた記事!)
今の自分とは文体も違うし、やっていることも全然違うので加筆修正はもちろんしますが、可能な限り当時書いたままの記事をお届けしようと思います。
こんな悩みを持っている人のための記事です。
ぜひいつもと違う僕の記事を楽しんでいってください!
納得を持って決断できているか。
僕は大学生時代、社交ダンス部に入っていました。ダンス自体は好きだったのですが、どうにもパートナーとの関係や、部活全体の雰囲気に馴染めず。
一時は部活内の年功序列的な文化に我慢ならなくなり、鬱寸前の状態になったこともありました。我ながらよく続けていたなぁ。って思います。
それでも僕が部活を続けていたのは、それでも「自分の表現を突き詰めたい」という欲求があったからです。
最終的に3年生の夏頃に退部することになりましたが、それも別の「やりたいこと」を見つけ、一歩踏み出してからのことでした。
僕の中では納得行った上での退部だったんです。
だから、「あの時続けることを選択すべきだった・・・」
なんて後悔はありません。
悩んだ時は、始めたきっかけから考えてみる
当時僕が考えていたのはたったの2つのことでした。
この2STEPのみ。
もし、今続けていることの意味が分からなくなったらとにかくこの2Stepだけでも踏んでみることをオススメします。
軽い気持ちで「もういいやぁ〜〜!」辞めてしまうと必ず後悔します。それも、後々深い傷となって残る後悔になるかも。
考える事で後悔を最小限に抑えられるんなら、越したことはありません。それに、納得のいく選択をした方が将来に目を向けやすくなるんですよね。
なので、ぜひ考えてみてください。
1ステップずつ深堀りします。
あなたが「それ」を始めた目的はどこにある?
あなたはなぜ「それ」を始めたのでしょうか?
さまざまあると思います。
最初の目的はなんであってもいいです。
取り組む中で目的が変わることなんて、たくさんあるので。
大切なのは、あなたが最初に始めたころの気持ち。
それらは、今のあなたが持っている思いとどれほど違うでしょうか?
なぜ、その変化が起きてしまったのでしょうか?
そこまで考えられるとよりGood。
「初心忘るべからず」という言葉もありますが、人はどうしても何かになれると最初のころの気持ちを忘れてしまいます。
他人と比べてしまったり、ある程度の技術がついたからこそ見える自分の「不器用さ」に気づいたり。
ですが、「それ」を始めたばかりの頃はどうでしょう?
そんな複雑なこと考えることも、考えている暇もなかったのでは?
きっとがむしゃらに取り組んでいたことと思います。
だからこそ、始めた時の目的や気持ちを振り返ってみてください。
何か気付けることがあるはず。
続けるかやめるかの決断は、その後でも大丈夫です。
目的を持つにいたった経緯を考えてみる
2STEP目。
目的や気持ちを考えたうえで、なぜその目的を持つに至ったのか。
これも深掘りすると、さらに考えやすくなります。
人は効率を求めるがゆえに何もないところに無理やり因果関係を作ってしまいがちです。特に、続けるか迷っているときは、どこか視野が狭くなっていることも多い。
なので経緯まで冷静に深掘りすることで、よりあなたの欲求を客観的に分析して見ることが大切です。
ここはわりとじっくり思い出してみてください。
頭の中だけでやるのは難しいので、手帳や紙に書き出してみるのもいいかもしれません。殴り書きでもいいから、とにかく自分の思いを殴り書きするんです。
僕はいつも使っている「ほぼ日手帳」という手帳に思ったことを取り止めもなく書き連ねています。これがまたスッキリするんだぁ。オススメです。
手帳のオススメは置いておくとして。
考えるコツとしては、「なぜ?」を5回繰り返すことです。
「5Why思考」ともいうコンサルでもよく使われる考え方です。
1つ何かトピックを立てて、それに対して「なぜ?」と考える。
考えたことに対してさらに「なぜ?」と考える。
これを5回繰り返してみてください。
例えばこんな感じ。
僕の中でダンスは一つの手段でしかなく、やりたいことは自分の「表現」。
その手段は、時々に興味あることで変わるし、変えていきたい。
経緯を振り返ることでそれに気づいたので、僕は冒頭に書いた通り、部活を辞めるという決断を、納得した上で下すことができました。
こんなふうに、常に「なぜ?」と問い続けることで、物事をより深く継続的に考えられるようになり。
結果として自分の判断に自信が持てるし後悔も最小限に抑えられます。
なので、ぜひ自分が「それ」を始めた目的を持つに至った経緯まで、考えてみてください。
どうせ、後悔はするんだから。
続けるのか、辞めるのか。
どちらの選択をしたとしても、きっと後悔は残ります。
何事もプラスの面とマイナスの面。どちらもあるでしょうし、完全に100%割り切って辞められるものなら、そこまで悩むこともそもそもないはずです。
どうせ悩むんだったら、自分が納得できるもののほうがいいじゃないですか。決断した後の人生も笑って過ごしていきたいじゃないですか。
僕は部活を辞めてから、「やりたい」と思っていたプログラミングを武器にフリーランスになりました。その後もいくつもの決断をし、今ようやく「自分らしさ」に足を突っ込んでいます。
大変なこともありますが、こうやってコーヒー片手に記事を書いたり、あちこち旅に行ったりして、とても楽しい、笑顔の毎日を送れています。
だから、過去の自分にはとても感謝しているんです。
自分に向き合って考えるんです。
怖いかもしれないけれど、自分で責任を持って決断していくんです。
その積み重ねで、少しずつ自分の決断や生き方にも自信がつき、やがて「自分らしい」ものになっていくんだと思います。
人生が終わるまで、決断は続きます。
これを読んでくれた人の人生にも、良い決断がありますように。
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