見出し画像

気分よく「書く」ことへの向き合い方。自分との約束は守りつつ、一つでも爪痕を残す。

先日の記事で、「ネタが思いつかない」との違いに触れながら、「筆が乗らない」ということについてNoteで書きました。

「力を抜いて、書いてみる」とゆるーく書き始めた記事でしたが、知らないうちに3000文字くらいになってしまい。

なぜか少し申し訳なくなってしまったのはまた別の話。


今回は、また少し違う角度から「書く」ことへの悩みにアプローチしていきたいと思います。


「ネタが思いつかない」「筆が乗らない」と同じくらいあるあるなのが、「なんか今日書く気分じゃない・・・」という悩み。


一定の気分を保ちながら、コンテンツを作り続けられる人はめったにいません。それをわかっていない人は少ないでしょう。


にもかかわらず、「気分がのらない・・・」で悩み、解決できていない人がたくさんいる。それは、過去の経験からくるものかもしれません。


なのでこの記事では、気分の波がありながらも、どうコンテンツづくりを続けていけばいいのか、休む自分に正面から向き合えるのかをお伝えします。


本題に入る前に僕のスタンス。


最初に「なんか今日書く気分じゃない・・・」という悩みについての僕のスタンスを話します。


というのも、この記事は「書く気分じゃない」という悩みへの解決法について話す記事ではないからです。解決法を求めていた人はゴメンなさい。


僕のスタンスとしては、「書く気分じゃない時には書かなくていい」というスタンスです。「書かない方がいい」の方が近いかも。


理由は2つあって。

1つは、「とにかく書こう」としすぎて、本来は伏せておきたかったり、話す必要のない個人的なことまで話してしまいがちだから。

気分じゃない時に無理やり描こうとすると、いわゆる泥酔状態みたいに、書かない方がいいことの区別がつきにくくなります。

もう書いちゃえ〜〜!わ〜〜〜!!って感じ。

本来話したくなかったプライベートを書いてしまって、後から後悔した。


くらいならまだいいですが、他人を不必要に巻き込んで、取り返しのつかないことになってしまう可能性もないとは言えません。


2つ目は、気分じゃない時に書いてもいい記事はできにくいから。


「書く気分じゃない」にも色々あると思いますが、気分じゃない状態で書くと、無意識にネガティブな方面に話が行きがちです。

伝えたいことから話がずれてしまったり。
読者を無視して、自分の話ばかりをしてしまったり。
人や環境など、外部に強くあたりすぎる口調になったり。

しかも、書いている途中は視野が狭まっているので、自分ではなかなかそれに気づけないことがほとんど。


僕も、東京に一人暮らしをしていて孤独を感じた時に、
それでも自分の思いをNoteを書こうと挑戦していたことがあります。


ですが、その時の記事を見返すと「孤独について」や「死について考えてみる」など、ちょっと暗い雰囲気のものばかり。内容もかなり独りよがりで、どんよりした雰囲気に仕上がっていました。


別にこれらのテーマで書くこと自体は悪くないのですが、書くなら心に余裕がある時の方がいいです。でないと、読んでいる人までもマイナスな方向に引っ張ってしま雨かもしれません。


かなり極端な例を出しましたが、気分じゃない時に書くことは「気分のいい」ことではないことが多いです。


別にNoteを書け!!と脅されているわけでもないし、
ライターとして仕事を請けていない限り、納期があるわけでもありません。

(ないですよね??)


なので、気分の悪い時は素直に休んで、スッキリしてからまた書くことをオススメしています。その方が心に余裕も持てて、いい記事が書けるはず。


以上2つの理由から、僕の基本スタンスは、「書く気分じゃない時には書かなくていい」です。


少し長くなってしまったので、ここについては別の記事で話します。


ここからは「なんか今日書く気分じゃない・・・」の悩みは解決しないという前提で話を進めていきます。


それでもOKだよ!!という人はぜひ最後まで読んでいってください^^


別に書きたいことはあるし、話の流れや台本はできているけど、なんか書く気分じゃない。話す気分じゃない。


そんな瞬間は誰しもあると思います。


かといって、気分を理由に作らないのもそれはそれで、罪悪感を感じる。

「気分じゃないからって書かなくていいのか?」
「書くことが自分の使命なのに、途中で放ってもいいのか?」

そう思ったあなたは、きっと優しい人・真面目な人なのでしょう。

「どんな時でも頑張ればなんとかなる!!」
「辛い時でも耐え抜いて頑張れ!!」
「気分なんか関係ない!とにかくやれ!」

ビジネスの世界では、成果を最重視する性質のせいか上記のような言葉を使う人が多いと思います。


学生時代の厳しい受験競争を勝ち抜いてきた人も、「仕事 → 勉強」になっただけで同様でしょうか。とにかく成果を出すために、自分を追い抜いてきたのかもしれません。

そういう人にとっては、たとえ独立し、一人でビジネスをやることになったとしても、その癖を抜くことはなかなか難しい。


だからこそ、情報発信・コンテンツ作りにおいても「とにかく頑張れ!!」「イケイケドンドン!」のスタンスで進むのがデフォルト = 当たり前になっているんですね。


毎日頑張ることが、自分との約束を守ることになる。守るのがあたりまえ。
休むということは、「毎日やる!」という約束を破ることだ。


だから、少しでも休もうとすると、拒絶反応で罪悪感を感じる・・・


こんな感じで。
徐々に、徐々に、体にも心にも負担が溜まってしまうんです。


頭でわかってても動けないのなら。


体に癖が染み込んでいる場合、「約束」で自分の体や心をがんじがらめに、ガッチガチに縛り尽くしている場合。


「じゃあ気分が乗らないときは、休みましょうね〜〜!はい!!休んで!!」
といっても、なかなか実行できないことが多いです。


それがいいことだと認識していても。頭では「そうしたい!」と願っていても、体が動こうとしてしまいます。


そんな人に、オススメなのが「一言つぶやきを記事にする」という方法です。たった一言、今の状況や素直に思っていることを外につぶやいてみる。


「今日は気分が乗らないので、明日の自分に任せて、今日はおやすみ。」
「書く気分じゃない自分にしたがって、今日は休んでみる」

こんな感じ。

別に「記事」という形じゃなくてもいいです。たとえばNoteには、「投稿」機能の他に「つぶやき」機能もあるので、それでもいいかもしれませんね。


(ちなみに、「つぶやき」でも連続投稿は加算されるらしい。)


何か一つでも小さな爪痕を残す


大切なのは、自分が「約束」と定めた形じゃなくても、何か一つでも小さな爪痕を残すこと。小さくても、少しでも自分が決めたことに対して、前に進むことです。


約束を守らないわけじゃなく。
自分の気分の波に合わせて、約束への向き合い方を変えるという考え方。


そうすることで、罪悪感を抑えつつ、自分の体・気分を最優先して「休む」ことがしやすくなります。


で、休んでリフレッシュしたらまた進む。
余裕のある時には、自分が作った「約束」そのものを見直すのもいいかもしれません。


少しずつ、自分の体と相談しながら歩みを作っていく。
それが、個人で「自分らしく」生きることにも繋がるんだと思います。


まとめ

この記事は僕が実際に「気分が乗らないなぁ・・・」と悩んだ翌日に書いた記事です。


気分が乗らなかった翌日に、「気分が乗らない」ことを書いたら、気分が良くなってしまった。不思議ですね。


今まで、プログラマーとして仕事をしていた時も、ライターとして活動していた時も、そして情報発信をしている今も。


気分の波は当然あるし、定期的にやってきます。
その度に、向き合い方を考えて実践して。


その積み重ねが今を作っています。
ぜひこの記事をきっかけに、あなたも自分なりの「悩みの向き合い方」について考えてみてください。


もし、その中で気づいたことがあればぜひ教えてくださいね〜〜〜!
SNSのDMでも、公式Lineでも。


待ってます。


【旅する語り屋タツミの公式LINEはこちら!!】
公式LINE↓


Note毎日執筆に挑戦中!

12月はコンテンツ作成の月。

現在Noteの毎日更新に挑戦中。
ぜひこちらからご覧ください〜〜!


【旅する語り屋タツミを知りたい人に、オススメの動画】

【自己紹介】24歳新卒フリーランスエンジニアが歩むフリーランスという選択肢


【原因と理由】「話して発信すること」の一体何が怖いのか?正体を探る。【発信術】

「普通の人生」はもはや存在しない。10%の少数派で生きる。【○人に1人はフリーランス】


この記事が参加している募集

コンテンツ会議

皆さんのお気持ちを、こっそり置いていっていただければ。小さな幸せ、これからも皆さんに与えます。