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「見る」のと「やる」のは違う――「読む」こと、「書く」ことも

こうしてnoteを書いてみるようになって、改めて「読む」こと「書く」ことについて考えています。
「読む」のも「書く」のも、誰でも普通にしていることだけれど、簡単ではないと思い知りました。とくに「書く」ことは、一筋縄ではいかない!

まず、書きたいことがないといけない。書きたいことはあっても、思考や感情に自分で輪郭をつけていかないと、文章にならない。
ようやく文章になっても、読んでくれる人に伝わるかどうかはまた別の問題……

でも、難しくて当然、そう簡単にできなくて当然なんだな、と先日気づきました。

息子はMLBが大好きで、しょっちゅう居間のテレビで試合を見ています。あるとき、私がプレーについて何か尋ねると、一通り説明してくれたあとで、
「でも、見るのと実際やるのは全然違うからね」
とぼそっと言ったんです。

それで、ああそういうことだよな~と、妙に納得してしまいました。
いつも野球を見てるから、野球がうまいわけではない。
料理番組大好きだから、料理が上手なわけではない。
ゲーム実況を見るのと、ゲームをする、のは違う。

「読む」や「書く」ってとても日常的なことなので、いつも読んでいるような文章を、自分もふつうに「書ける」よね、とつい思ってしまうけれど、人に読んでもらえる文章を書くのは、また全然別の話。
「読む」と「書く」は全然違う。
「見る」のと「やる」のは違うんだ。
だから練習もせず、最初からうまくできるはずがない。

そう思ったら、ちょっと気が楽になりました。
というわけで、書くことを地道に鍛錬していきたいと思います。





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