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ポーカー専業として生きる意味?

 ポーカー専業で長くいきていると、よく突き当たる問題の一つに社会的貢献はしているのか、社会的に存在する意味のある仕事なのか?
 社会的に何も生産性もなく、人のお金を搾取するだけの存在ではないのか?そんな疑問を持つことがあります。

僕の個人的な意見は人に迷惑をかけずに食べていくことだけでも簡単ではありませんし、もしもそれで食べていけているのなら、それだけでも十分に意味はあります。

 ただ少し考えたいのが、専業プレーヤーであることの立ち位置です。最初のころは単純にお金を貯めたい、そんな一心で始める人も多いと思いますし(少なくともぼくはそうでした)気持ちはすごく理解できます。

これは僕の知り合い人が書いたツイートですが

ポーカーのルールについての引用リツイートを見てたら、レクリエーショナルな部分を尊重する以前にお金の奪い合いなんだからシビアにするのは当然という意見があった。

ポーカーは色んな関わり方があるので、シリアスにお金を勝ち取るのが目的でプレイしても問題ないが、ポーカーの主たる層があるとするならばレクリエーショナルプレイヤーのものだ。 ポーカー以外で稼いだお金でテーブルに座り、ポーカーと社交を楽しみに来ている人のためにポーカーテーブルはある

マカオでプレイしていた時、ハウスから(今思い返しても、非常に優秀なフロアマネージャーだった)専業プレイヤー全体に警告があった。 「君たちは客じゃない。来てもらわなくても構わない。プロならプロらしい振る舞いをしろ」 そのような内容だった。ハウスは専業を客としてみてはいない。 レクリエーショナルプレイヤーこそが客だ。

 この意見には賛否あるかもしれないですが、僕はこの考えにおおむね同感です。
 
 ポーカー専業の主な収益のほとんどはレクリエーションナルなプレーヤーから来ているものですし、店の立場からしても過度なテーブル移動やシートチェンジ、勝つためにするありとあらゆる手段(アングルシュートや細かいルールをついて自分に有利になるときだけルールを持ち出し悪い時には黙認するなど)みていて気持ちのいいものではないです。

 お店の立場としては専業とは相互協力関係にあることが理想で、レクリエーションプレーヤーにとって気持ちの良い態度やポーカールームをお互いに目指すことが、長期的にはwin win 関係になると思っています。

 少なくとも2 ace poker room は社交性やコミュニティを楽しんでもらえるポーカールームを目指していますし、専業の人にとっても多くのいいお客が来てもらえることは収益にも影響するはずです。

 ポーカーのルールが存在する理由はみんなが楽しめるように工夫されているものであり、ルールを主張するあまりにレクリエーションプレーヤーが楽しめなくなるのは残念な結果です。

特にキャッシュゲームのポーカールームはトーナメントのような競技とはちがい、社交を楽しむ場所でもあるので、人に好かれるような振る舞いも身に着けてほしいです

 どこにいっても、気持ちのいい立ち居振る舞いのプロになること、そんなところにも専業プレーヤーの意義はあるんじゃないかそう思います。

 前にも書きましたが、ポーカーの期待値を追いすぎるあまり、人生の期待値を逃さないでくださいね

 これは若いころの僕にも教えてあげたいことなので自戒も含めて書いてみました。


 多くの若いプレーヤーが愛されるプレーヤーになれることを願っています

 good luck.

 


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