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「頭の中」は、まとまら無いけれど、「第2回刺繍展」をやることにした!

2022年10月、再び「母の刺繍展」を開催することにした。

母の刺しゅう作品をこの先どうしたらイイのかを考えてきて、2022年4月「母の刺繍展」をやってみた。

その後、母の持ち物の「刺繍書籍」と「刺繍図案」をnoteのメンバーシップで、何かできないのかと考えてきたけれど、ちっともまとまらない。

でも、とにかく、やれる時に「作品展はやろう!」と思った。

「大きい作品」を展示する

今回の配送には、「赤帽」を使うことにしている。
前回の刺繍展で来場くださった方から、「私の刺しゅうグループでは『赤帽」』使っています。」と教えてくれた。その時、なるほど~!と思い、次回は「赤帽」使おうと決めていた。

そうすると、大きいサイズの作品も運べるぞ!。
だから、今回、サイズが大きい作品を必ず展示しようと考えている。

前回は、自分で持てるサイズに留まった。

何故なら、自宅からギャラリーまでの「作品」の搬送にタクシーを使ったからだ。「書籍」やその他のものは、宅配便で会場に時間指定で配送してもらった。宅配便だと作品は「美術品扱い」になり、とてつもなく費用がかさむ。だから、自分で運ぼうと思ったのだ。

調べてみたら、前回の配送料を含む、移動に掛かった「往復の費用」と「赤帽の料金」はほぼ同じぐらいだった。

トランクルームにある「大きい額」を、娘に手伝ってもらい、事前に自宅に運んでおけば、あとは「赤帽」のスタッフの人がやってくれる。

大きい作品を展示したら、まず写真を撮ろうと思っている。

我が家は「お屋敷」ではないので、自宅には飾れない。

飾れないということは、写真が撮れない。(家が狭いので、被写体との適度な距離が取れないという事情もあります・・)

だから、インスタ掲載も、なかなかできないでいる。

「大きい作品を展示する」が、今回の刺しゅう展の目的の一つでもある。そして「母の刺繍展」は、作品を全部、展示終わるまでは、続ける考えでいる。


「刺繍書籍」と「図案」についての考察は、まだまだ続く!

メンバーシップに絡めて、色々考えているけれど、
なかなか形が見えてこない~!

今回、無駄になるかもしれないけれど、やっぱり「書籍展示」はやろうと思っている。

それと「図案」は、一部を希望者に(有料で)提供できるように整理している。

図案の殆どが「トレッシングペーパー」に描かれていて、紙も劣化している。時間を見つけては、「コピー」を取りに行き、保管しやすいようにA4サイズに揃えている。

「A3サイズ以上の図案」は、キンコーズまで行って「コピー」した。(まだ、全部終わっていないけれど…)

図案を提供する場合は、「紙ベース」になるかな~とは思うけれど、最終的には、それをスキャンして、データー保存しようかと考えている。
色々やってみて、形はまだ定まらないけれど、チビチビと作業をしている。

「母の図案」は「手描き」だから、「刺繍本」に付いている「図案」の様なきれいな線ではない。

「手描きの図案」をそのままで提供することでイイのかな~とか、

「コピー用紙」よりも「トレッシングペーパー」に描かれている方が、すぐ使えるのかな~とか、

でも、仕上がりサイズを作り手が決めるのであれば、「コピー用紙」の方が利便性があるかな~とか、

色々と頭の中で考えてしまう。

「図案提供」をする場合、どのような形が、ベストなのだろう~。


ふっと「図案」に色を付けてみたらどうだろう~と思った。

白黒の図案だけで、「完成した作品」が無いということは、どういうことなのだろう~。

母は、「図案」だけから、刺繍糸の「色」と使用する「ステッチ」を決め、出来上がったものが無い状態で、殆どの作品を作っていた。母の言葉でいうと「適当にやった」ということだ。

でも、その「適当」が、普通には難し事なのだと思う。

そんな中、「図案」が白黒よりも、色が付いていた方が、刺繍しやすいのかな~と思い、娘に「おばあちゃんの図案のコピーあげるから、好きな色で塗ってみて~」と色塗りをお願いした。

母はよく「思い切った色遣いができない」と言いう。
それに比べ、娘は、「奇抜な色遣い」が好きだ。だから、彼女だったら、どんな色を使うのかな~と思って、お願いしてみた。

すると、こんな風に仕上がった!
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娘が「画用紙」にパステルで描きたいといい、図案をカーボンで写し、色を付けた。
コピーした図案。
右横に「ぬいた糸1本を 地かがりをするとやりやすい」と書かれている。
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もともとの「図案」は、「和紙」に描かれている。
大きくない作品の場合、母は、巻かれている和紙をカットして図案作成に使っていた。


ますます「考え」がまとまらないぞ!


娘が色を付けた「図案」を見て、DMC刺繍糸の「色見本」から、色を探して「糸番号」を図案に書き込んだら、刺繍する人いるかなぁ~とか思った。

ヨーロッパ刺繍の場合、単純に「糸で色を埋める」のではなく、多種多様な「ステッチ」を使用することができる。刺繍糸の「色番号」だけでなく、本来ならばステッチの種類も「刺繍キット」や「刺繍本の図案」には書かれている。

ヨーロッパ刺繡には、約1000種類のステッチある!

ひとつの「図案」から、一体どんな作品が出来上がるのか、完成した作品を見てみたくなる。

出来上がった「作品のイメージ」が全く無い、私から提供された「図案を活用できる人」とは、頭の中で完成した作品を思い浮かべられる人、あるいは、こんな風に作ってみたいとイメージできる人ということだろうな~。

どうなんだろう~

こうやって、「頭の中」は、増々まとまらない・・・

でも、やりながら「形」が見えるかもしれない!

「図案」の整理をしながら、「刺繍展」の準備をしていこう~!

2022年10月28日(金)~30日(日)
吉祥寺・ギャラリー永谷1
第2回「母の刺繍展」を開催します!
詳細決まりましたら、noteで、お知らせいたします。





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