見出し画像

「プラットホーム」としての「刺繍図書館」を本気で考える


最近、ちょっと気になっていた「場所」があった。

以前は、「洋服屋さん」だったかな~。

で、今は何をやっているんだろ〜

ある日、通りかかると、入口の前でお掃除をされてる女性の方がいて、私は思い切って「ここは、何をされている場所なんですか?」と話しかけてみた。

その方は、この「場所」を主催されているJASMINさんだった。

さらに「立ち話」をすると、
元々は、彼女自身が「子ども食堂」をやりたくて作った「場所」だという事を話してくれた。
さらに、自由に使える「ワークスペース」だという事も分かった。


私は、昨年「母の刺繍展」をやったことや、「刺しゅう図案」や「書籍」について、いろいろ考えていることも、サラ~っと話した。

そして、後日、日を改めて、私の話を聞いて頂くことにした。


◆アドバイスをもらう


①「オフ会」をやってみる


2回の「刺繍展」の経験から、さらに母が所持する「刺しゅう図案」と「書籍」についても、「刺しゅう図書館」のような場所を作れないか~そんなことを考えている。

学生が、「自主学習」や「調べもの」をしたりする場所として「図書館」を使うように、「刺しゅうを学んでいる人」にとって「資料」があり、作品のイメージを膨らましたりできるそんな「場所」ということだ。

母の話だと、「雄鶏社」が主催していた「刺繍グループ」の人たちが集まる場所には、「刺繍図案」の参考になるような「画集」も置いてあったらしい。

(※母は、今は無き手芸出版社であった「雄鶏社」が主催する「おんどり刺しゅう研究グループ」のメンバーとして、半世紀に亘り刺しゅう作品を作ってきました。)

母は、その場所(雄鶏社)に置いてあった「本」を、後日、自分で購入し、そこから「図案」を作ったりしていた。だから、母が持っている「書籍」の中には、刺しゅうについて書かれている本だけでなく、「写真集」や「画集」も含まれている。

1冊が数万するモノもある。

それを是非、刺しゅう作品を作るために、役立てて欲しい。そんな思いから、2回の「刺繡展」でも書籍閲覧をやってきた。

その後、すでに絶版になっていている「入手困難」な「刺繍関係書籍」を「手に取れる場所」を提供する事は出来ないかと、いろいろ考えるようになった。

そんな「場所」があれば、昨年の「母の刺繍展」で行った「図案」頒布も、同時にやれる。

刺しゅうをされる方が、ここに来れば、「作品作りの手助けになるものがある」と思って貰えたら、本望だ。

私は、JASMINさんを前に、これまで「考えてきたこと」を話した。

するとJASMINさんが「刺しゅうのためのプラットホームが作りたいんですね」と言った。

彼女の言葉は、私にとって、今まで聞いたことがない「表現」だった。

さらにその「プラットホーム作り」に向けて、「とにかく一度、オフ会をやったらどうですか~」と、サラッと「提案」してくれた。

刺しゅうについて「おしゃべりをする場所」、つまり「しゃべり場」をやってみては~という事だった。

楽しいかも・・・
「刺繍展」でも、様々な方と、刺繍についてお話した経験は、励みにも、刺激にもなった。

「絶対、出来ますよ~」という彼女の言葉に、私の気持ちが前に進んだ。

5月の「母の刺繍展」の前に、やってみよう~と思った。

②「ドメイン」を決める!


もう一つ、JASMINさんが、「ドメイン」を取る事を提案された。

「ドメイン」というと、一般的には「インターネット上の住所」のようなものだ。

しかし、彼女曰く「ドメイン」とは、「ブランド」であり、その「場所の名前」であり、だから「ドメイン」には、「思い」を込めるべし!と、言った。

例えば、このワークスペースの名前には、彼女の「思い」が込められている。


「ドメイン」に「思い」を込めるという事は、
もし、何かしら活動が続いていく中で、方向性を間違えそうになった時に「道しるべ」のような「力」が「ドメイン」にはあると、彼女の話を聞いて私はそう思った。

実際、そんなことまで考えたことがなかった。

私は、これまで「とにかく、やってみよう~!」みたいなノリでやってきた。でも、今後、協力者を求めたり、継続していくのであれば、ノリだけではダメなのだろう~とJASMINさんの「深い思い」は、私に何かを気付かせてくれた。

「ドメイン」をとることは、自分自身に対する「宣言」であり「表明」なのだと思えた。

私の中にどんな「深い思い」があるのか、それを見つけよう。


◆「オフ会」で、どんな人と繋がりたいのか


例えば~こんな人たちです・・・

★私がこれまでやってきた事に、関心がある人

つまり、昨年2回の「母の刺繍展」をやったことや、インスタにアップした「母の刺繍作品」や、さらに、このnoteのマガジン「母の刺繍」に書いてきた事に関心がある人。

★「刺しゅう図書館」みたいのがあったら、「楽しいんじゃないですか~」と思う人。

★刺しゅうは、やらないけれど「刺しゅうが、好き、素敵」という、私みたいな人。

★もちろん、「刺しゅうをやっています!」という人とも繋がりたい。

単純に、今、私がやっていることに対して、どういう人が、関心を持ってくれているのか、あるいは、刺しゅうについて、どんな活動や場所があったら楽しいのか、直接「会って」、是非ともお話を聞きたい。


◆私の「根幹」にあるもの


私にとって、母が作ってきた「欧風刺しゅうの世界」を「分かち合える」というのは、重要なことだ。

私の「思い」のひとつに、イルゼ・ブラッセ女史から始まった、日本における「欧風刺しゅう」の素晴らしさを多くの人に知ってもらい、その技法を「伝承」する人が、増えて欲しいという事がある。


私が、JASMINさんを前に「雄鶏社」の話をした時も、彼女が「雄鶏社は、プラットホームの役割を果たしていたんですね」と言ってくれた。

まさにその通りだ。

だからこそ、「雄鶏社」がなくなってしまったことは、ものすごい衝撃だったのだ。

私は、「雄鶏社」ほどの規模の事は出来ないけれど、そこにあった本物の「欧風刺しゅう」を伝承していくために、微力を尽くしたい。


◆「オフ会」に向けて思う事


誰も来ないかもしれない~。

イヤイヤ、なんでも、やってみないとわからないぞ~‼

この先、月に1日だけでも、定期的に「刺繍図書館」を開けたら、新しい何かが、生まれるかもしれない。

そのための、力を貸してくれる人、集まれ!
一緒に、おしゃべりしましょう!

先ずは、「オフ会」の日程を決めよう!

土日がイイのかな~
ウイークデーの方が、動きやすい人もいるのかな~

具体的なことから考えていくと、
ボヤ~としていた「青写真」が、
少しずつ鮮明になっていくだろう。

でも、noteに、こうやって書いたという事は、
絶対にやるのだと、
私は思っています。

詳細が決まりましたら、noteでもお知らせします!


よろしければサポートお願いします! 頂いたサポートは、「刺繍図書館」と「浪江・子どもプロジェクト」の運営に使わせて頂きます! サポート頂けたら、大変助かります。