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ChatGPTで春秋要約のお手本は作れるのか?

みなさん、こんにちは。JIZO-CHANです。
ChatGPTが何かと話題ですが、資格試験勉強関連のニーズとして使えそうかどうか気になったので、使ってみました。

ChatGPTとは?

ググるとこんな感じの説明が掲載されています。

ChatGPT(チャットジーピーティー、Generative Pre-trained Transformer)[1]は、OpenAIが2022年11月に公開したチャットボット。OpenAIのGPT-3.5ファミリーの言語モデルを基に構築されており、教師あり学習と強化学習の両方の手法で転移学習されている[2]。

ローンチから2か月で、ユーザ数は1億人に達した[3]。

Wikipedia

教師あり学習、強化学習は中小企業診断士の試験で勉強しましたね。復習、復習。
要は、人間がチャットで投げかけた質問に対して、コンピュータ(AI)が自然言語でお返事してくれる凄いやつ。想定問答を用意しないといけないChatbotとは見た目は一緒でも中身が全然違うやつ、といった感じでしょうか。詳しくは後で学びます。

早速使ってみました。

「ChatGPT はじめ方」等で検索して、アカウント登録すれば完了。
すぐにチャット画面が開きます。

英語の画面

今回の挑戦

今回、何がしたかったかと言うと、診断士試験勉強で取り組んでいた「春秋要約トレーニング(日経新聞のコラムの40 字要約)」に関して、より良いやり方がないか模索したかった、ということです。
勉強仲間に「春秋要約どうやっていた?」と聞かれていて、手法をまとめていた最中に「深化させる」方法を思いついてしまいました。
それは、「ChatGPTに要約を書いてもらって、それをお手本とする学習法」です。これ、できたら凄いことが起きます。

春秋要約トレーニングは難しい。でも効果は絶大。

要約をやってはみたものの「正解がないから不安」、「自分の改善ポイントが分からない」というモヤモヤに当たる受験生が多いと思います。
身近に国語教師でもいれば加速度的に実力が上がると思うのですが、そんな環境に恵まれている人は特殊です。

私自身は高校生時代に現代文のミニテストで朝日新聞の「天声人語要約」というのを課されていて、国語教師に添削してもらったことで現代文の成績が上がった成功体験があります。いろいろな場面で要約力は大事だと思う原体験です。

診断士試験の2次試験対策の勉強法に「春秋要約」があると知って、「それがあったか!」と飛びつきました。なんとなくのコツは覚えていたので、要約してはTwitter上で上手い人のと比較して修正を繰り返していました。結果として全体的な底上げに繋がったと思います。

やってみた

「Chat GPTに要約のお手本を作ってもらおう」と思って、早速やってみました。

質問例


「『(春秋本文)』を40字で要約してください。」と打って、返事を待つことしばし。

この待つ感じが人間と対峙している感じがありますね。
返事がきました。

ChatGPTによる要約1

104字。。。長いよ!
「もっと短くしてください。」と返信すると、こんなお返事が。

ChatGPTによる要約1

51字。惜しい。時間がなかったのでこの辺で終了。

使えるの?使えないの?

それっぽい日本語にはなっているように見えますが、筆者の主張の要約と言うより「あらすじ感」が出てしまっているため、もう少し学習が必要、と言うのが私の第一印象です。
読書感想文にあらすじをできる限り書いていた小学生時代の私と同等のレベルかと思いました😅そう言う意味では賢いなぁ、と感心です。学習によってすぐに追い越されると思います。

私ならこう使う。

「改善の余地がある。」ということを逆手に取って、「何が良くないのか」「どうしたら及第点の要約になるか」を検討する材料として利用してみるのはどうでしょうか?
今回の場合は、「結論はいいけど、論点が異なっている。」「妖怪退治の話題ではない。」「何についての主張なのかを明確にしよう。」とかいくつか指摘できる事柄があるので、そういったことに気づけるような練習に使えるのではないかと思いました。

おまけ(2月5日の春秋)

今日の春秋がまさに「AIによる文章記述のテクノロジー」についてでした。私の興味と春秋作者の興味がリンクしていて、ドキドキ。

『まとめシート』の、のあみみほこ先生が診断士試験の2次筆記試験問題をChatGPTに回答させて採点する動画もあるので、こちらも興味深いです。

以上、お読みいただきありがとうございました。

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