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#09インフレは追い風か逆風か。どこで風を受けとめる?自分のポジションを考える。

こんにちは、かやです!
本日は、木下斉さんの今週のVoicy放送を踏まえて「インフレ到来期」を「デフレマインド」で迎えることの危うさについて職場で感じていることをお話ししたいと思います。

まずは前提として、私が勤務している2つの職場について簡単に紹介させてください。

仕事① SaaS系企業サポート: こちらは在宅ワークという形態で週4日働いています。SaaSという言葉をこの仕事に就いて初めて知ったくらいの新人です。(皆さんはご存知でしたか?)
software as a serviceという意味の略で、業務ではその名の通り、アプリを介したサービスの提供とサポートを行っています。

仕事②保育園調理:こちらは週1~2日で出勤。主な業務は給食とおやつの調理提供ですが、必要時は保育補助も対応しています。

2つ仕事に交互に入るため自然と比較してしまう所があるのですが、とりわけ保育園で勤務する際に、「もやもや」したり「もったいない」と感じる瞬間があります。
今回の放送でそれらの漠然とした違和感は職場に漂う【デフレマインド】から来ているのでは?と思い至りました。

【給与】
・継続年数を重ねてもなかなかアップしない
・交渉は難しい=不可能と諦めている
【環境】
・慢性的な人員不足、毎月のシフト困窮。
・日々の勤怠が10~30分超過しがち(チリツモ残業)
・休憩時間の内に済ませるべき作業がある不思議
・有給取得、スルーされがち
 
このような環境がデフレマインドを引き起こす温床になっているのではないかと。
慢性的な人手不足からひとりあたりの負荷が多くなっている場合でも、「みんな大変なんだから…」と共感する姿勢が支持されています。条件をのむ側の「どこも同じだから..」という無抵抗にも感じられる反応にもモヤモヤします。

変わらないこと、深く考えないことが良いとされるデフレマインドに侵食される怖さ。「やりがい」が重視されるケア労働であれ、「やりがい搾取」からは一線を引いて身を守っていかなければすぐにすり減ってしまいます。そうして離職される職員が増えるにつけ、人手不足が深刻になるデフレスパイラル。
この悪循環を断ち切るためにも自分の価値を低く見積もらずに、不当な待遇にはNoを突きつけて対等に渡り合える関係でいなければなりません。

私自身、働く親として毎日こどもを保育園に預けています。
保育を担う先生たちが、休むべきときに休み、保育業務以外に時間に割くのであればその分の対価が発生してほしい!
そういう場合には自分の立ち位置を認識することでデフレマインドから脱却し、きちんと声をあげることが求められますね。

本日は私が現職を通して感じていることを述べさせていただきました。最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、また!

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