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主催者直撃インタビュー【真相】浜名湖120人乱交パーティ

結果は不起訴に


 特定のパートナーとではない、複数の男女が入り乱れる形で性交する集まりを指す、いわゆる『乱交パーティー』で、2022年6月12日、史上最大規模の摘発劇が起きた。静岡県湖西市・浜名湖湖畔の貸別荘で120人規模の大型パーティーを開いた主催者の男女2人と参加者の男女2人が、公然わいせつとその幇助容疑で逮捕されたのである。

発生当初、事件は大きく報じられた(画像はTBSより引用)

 結果、4人とも不起訴処分になったが、受けた社会的制裁は計り知れず実名報道された主催者の男は自衛官の職から離れることを余儀なくされたというから、いたたまれない。結果としてはお咎めナシだったがその事実を報道したマスコミは少ない。

今回の件は、警察も170人規模の捜査員を配置した大捕物だったことが注目された。しかし最終的に不起訴になった裏には、決して「営利目的」でも「乱交」でもないマニアたちのパーティーに対するこだわりがあった。

現場となった貸切別荘(画像はGoogleマップより)

 取材に応じたのは、逮捕されたパーティー主催者のひとりである男性、通称シュン氏(54歳)。

 シュン氏は「大前提として、今回このような大きな騒動を起こしてしまい大変申し訳なく思っています。現在は反省しており、詳細まではお話できませんが少しでも私の気持ちをお話ししたくて取材をお受けすることにしました」と前置きした上で現在の心境を語ってくれた。

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