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Bespoke Apartments武蔵小山を内見してきました

1. 「REVIVE」プロジェクトとは
 AP STUDIOの「REVIVE」プロジェクトは、古い建物を再生し、持続可能な都市開発に貢献することを目的としています。このプロジェクトは、単に古い建物を改修するだけでなく、その潜在的な価値を引き出し、新しい用途と生活スタイルに適応させることをコンセプトにしています。
 現代の建築は、経済的な収益性を重視するあまり、長期的な街づくりのビジョンが欠けることが多く、結果として使える建物が無駄に取り壊されることが少なくありません。「REVIVE」プロジェクトは、堅牢な構造フレーム(SKELETON)を維持しつつ、内装(CONTENTS)を柔軟に対応させることで、長期的に価値を持つ建物を目指しています。

2. 「REVIVE」プロジェクトの特徴
(1)スケルトン活用
 建築家の長谷光浩さんをはじめとする専門家チームが、建物の構造を丁寧に調査し、安全性と耐久性を確認します。これにより、長期利用を見据えた設計が可能となり、建物の特徴を最大限に活かします。

(2)フレキシブルな内装計画
 テナントやビルオーナーのニーズに応じて柔軟に内装計画を立案します。トレンドや機能性を考慮し、環境に配慮した資材を使用することで、エコフレンドリーなリノベーションを実現します。

(3)ブランド展開
 建物の歴史や特性を活かし、新しいトレンドを発信するブランドを展開します。建物が持つ独特の物語を通じて、記憶に残るブランドイメージを構築します。

3. ブランド展開
 「REVIVE」プロジェクトでは、地域特性や市場動向に応じた多様なブランドを展開しています。以下の4つのブランドがその代表例です。

(1)Bespoke Apartments
 住まい手が自由にカスタマイズできる新しい賃貸マンション。必要最低限の構造フレーム(SKELETON)のみを提供し、内装や設備(INFILL)は住まい手が自由に選べるスタイルです。

(2)IN THE LOBBY
 ホテル、サービスアパートメント、マンスリーマンションの機能を持つ新しい住まい。LOBBY空間に楽しさを持たせた設計が特徴です。

(3)SAU.
 個室型のサウナ施設。ホテルやマンション、シェアオフィスとの複合コンテンツとしても活用できます。

(4)FOUR SQUARE
 スケルトンオフィス。柔軟な内装計画とエッジの効いたブランドイメージが特徴です。

4. BESPOKE APARTMENTS武蔵小山
 先日、賃貸募集を開始したBESPOKE APARTMENTS武蔵小山を見学しました。

 この物件は、一般的な賃貸住宅とは一線を画し、自由な生活スタイルと独自性を尊重した住空間を提供します。


5. BESPOKEな人に注目した情報発信
 近日中にBespoke Apartmentsのブランドサイトが立ち上げられる予定です。このサイトでは、住まい方を表現するBespokeなライフスタイルを紹介し、ブランドのメッセージをより具体的に伝える計画です。


 

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