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ダニールセミナー(初日)

北川さんから「コロナ禍からシステマを始めた人が多いので、システマの基本を教えてほしい」とテーマが発表されてスタート。

午前中

まずは歩数に合わせて吸って吐くを1歩から最大20歩まで。途中で吸いきれない、もしくは吐ききれないとなった場合、そこまで自分が準備できてないということなので、一旦歩数を減らす。そして、歩数を増やしていく。

次に目を瞑って同じことをやる。クッソ苦手。良く言えば伸びしろありまくり。かなり長時間やった感覚。
自分の体勢が悪くなっているのを感じる。
ポイントとしては、そういう状況でも呼吸を止めず動き続けること。視覚がなくなる分、呼吸に意識を集中できるはずなので、自分の呼吸がどうなってるか確認する。

この次は手を伸ばす。
自分はなにか(特に人体)に触れると身体が固まって、呼吸も一瞬止まる傾向がある。
目を瞑ったり開いたりで。

次は、手を伸ばしながら歩く。ただし、身体の様々な部位を緊張させながら。緊張させられるならば、緩められる。これは相手に固められたりしたときに役立つスキルなので、なるべくやった方が良いとのこと(緊張とリラックスを繰り返す)。

この次は仰向けに寝る。呼吸しながら頭から足に向かって緊張させていく。逆向きに緊張させたりもする。このワークを寝てやるのは、立ってやるよりもリラックスしやすくなるから。

何分かやったあとペアで。身体のある部分を抑えられる。一度緊張させて呼吸とともに緩ませる。
次に関節を固められる。それでも同じように緩ませる。緩められると、相手が崩れる。

次は関節を固められる。呼吸などを用いて、入ってきた緊張を逃していく。そのルートを構築するのが狙い。

最後に同じことを違うペアとやって午前中はおしまい。
自分の身体の緊張をワークしながら指摘されて終わった感じ。

午後

インターナルだと思ってたけど、もろエクスターナルだったらしい。

ペアで。腕を捻られたり、関節を極められたところから。呼吸しながら楽になるルートを探す。ちょこちょこ歩いたりして、自分の背骨がまっすぐになるようにする。
意外とやりがちだと知らされたのは、極められたよりも身体を極めようと自分で動いてしまうこと。必要以上に捻ってしまったりする。
ちょこちょこ動いたあとに、無駄に肩や肘を戻そうとするのではなく、力を抜くことができれば体勢が楽になる。
ペアを変えてもう一度。

次は寝てる人が起き上がってくるテンションを感じて立たせないようにするワーク。手首を掴んだ状態で、起き上がってくる相手のテンションを感じて寝かせる。意外と自分にテンションがあって立たれるケースが多かった。

次は立たせて寝かせる。 
まず立たせることと寝かせることが全然できず。ペアの人にかなり付き合ってもらった。
自分の癖で、肩が前に入ってしまう。そうすると、相手に感づかれたりしてしまう。また、自分自身の動きが窮屈になる。倒すときに特に顕著に出る癖だった。ずーっとペアの人に付き合ってもらった。ありがたかった。
寝かせるのには相手の重心を崩すのがポイントだけど、その前段階で自分が崩さないようにしてしまってる感じ。

最後は、立ってくる人を崩すワーク。
手と手が触れた状態でやる。相手の立つときのテンションを感じて、立ち上がれないようにする。立ち上がらせるときは、相手の「立つ」という気持ちごと引っ張り上げると良い、とペアのインストラクターの人から教えてもらった。

毎回思うことだけど、システマやってる人は見かけによらず凄い人が多い。

ワーク終了後にダニールと写真撮影してもらいました。ストライクもごっつぁんでした。

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