中毒性の正体と、相手の世界を広げる話
第1回 中毒性をもたらす、適度なレベルアップの話
さて、先ほどコミュニティメンバーからお題をもらったので、それに対するアウトプットをしていこうと思います。
テーマは、
「中毒性のあるコンテンツとは?」
というもの。
なるほど。
こういうテーマは最近扱ってなかったので、ちょうど良きですね。
では早速いきましょう。
「そもそも中毒性って何よ?」という話ですが、別にそこまで難しく考えてくていいと思います。シンプルに、
・やみつきになる
・何回も消費してしてしまう
・無意識に開いてしまう
みたいな要素を含むコンテンツが、中毒性という抽象的な表現で表されているだけ。
本来は、「どっぷりとハマってしまう」とか、「快楽で感覚が麻痺して、それなしでは生活できない」などのやべえ意味合いで使われていますが、今回の場合は、もちろんいい意味ですよ。笑
じゃあ具体的に、どんな要素が中毒性をもたらすのでしょう?
僕的に、
『消費するたびに毎回違う味を堪能できて、なおかつそれが全て学びになるもの』
『自分にはない考え方や、ユニークな表現が散りばめられているもの』
こうしたコンテンツは、かなり中毒性がありますね。
世間的にウケが良い、超絶具体的なコンテンツではなく、ちょっと抽象的な考え方や奇抜なアイディア、その人の思考回路が覗けたりするもの。
なぜなのか?と言うと、
『消費するたびに自分の世界が広がっていく』
からなんですよ。
自分で消費して考え、抽象という木に具体の果実を植え付ける。
自分にはなかった考え方などを吸収し、ストックしていく。
この経験が、自分を成長させてくれるのです。
もちろん、かなりしんどいですよ。
脳みそがカラカラになるほど考え、自分が納得する要素を探し出すわけなので。
でも、やればやるだけ世界の拡張を実感できます。
僕がなぜ、こうして同じことをずっとやり続けられると思いますか?
答えは簡単。
【成長の実感】から得られる快楽を、知っているから。
世界が広がり成長を実感できると、それがそのままコンテンツへ反映されます。そしてそのコンテンツを出せば、色んな人から褒めてもらえたり、感謝されるんですよね。ここでもう、ドーパミンがドバドバ。
そしてその一部がマネタイズされた時、僕は絶頂を迎えます。
・・・話を戻しましょう。
本当に何かを理解するには、誰かが発信した文字や音声をそのままインストールするだけでは足りません。
そこに自分なりのフィルターを通して、分かりやすく翻訳する必要があるんですよね。ここをサボると、自分で考えるという貴重な営みが発生しないので、当然成長にはつながらないわけです。
多くの人は、1から100まで全て解説してくれるコンテンツに触れていた方が心地良いでしょう。しんどくないし、楽に情報が得られるんですから。
しかしこれは、『何かを得た感覚になっている』だけ。
ドーピングみたいなもんですよね。
効果が切れると以前よりも具体的なものを求めて、その辺を彷徨い始める。ゾンビなんですかって話。
すぐに味のなくなるコンテンツであれば、1回消費されてそこで終了。
そこには、中毒性というものは存在しません。
レベルアップしている感覚が得られないですから。
でも中毒性のあるコンテンツは、長時間かけて味わうことが前提に作られているので、周回するたびに濃い学びが得られるのです。
毎回味の変わる、ガムみたいなものでしょうか。
その秘密は、抽象的な考えに結びつく具体例が毎回変わり、それがその都度自分のストックとして格納されていくから。
といったように、毎回違う物語を楽しめるのです。スタート地点は同じでも、どこかしらで分岐して、見たことのないエンディングへと向かう。
そしてその都度、自分の成長を実感することができると。
自分のレベルが上がるというのは、どんな分野においても楽しい瞬間。
部活・ゲーム・恋愛・勉強・料理。なんでもそうですよね。
これを体験すると、
「もっともっと高みへいきたい!」という感情が芽生えてくるんです。
では、僕たちは普段から何をしたらいいのでしょう?
答えは簡単で、
『成長できるコンテンツを量産し、自分の世界をより多くの人に体験してもらう』
こと。
「これは良いものだ!!」と実感できるコンテンツを作り、色んなSNSで発信していくのです。そこでは無料でどんどん出していきましょう。
スーパーなら試食、ゲームで言えば体験版、化粧品だと1週間のお試し版。
あらゆるジャンルにおいて、
その世界へ気軽に入り込める施策がありますよね?
そこで気に入ってくれた人に、
「完全版は、もっとすごいんです。お試しで知ったのは、ほんの数%。さらにすごい世界へお連れすることもできるんですが、どうですかね?」
と、オファーをかけるわけです。
無料の段階で虜にさせることができれば、「もっと欲しい!!」と相手から寄ってくるので、その状態を作れるように努力するのですね。
普段の無料コンテンツで十分な満足感があり、「この人の世界に触れていれば、自分は成長できるんやな〜」ということが伝われば、いい意味で自分の世界へ沼ってくれますから。
こうなると、別に煽りとかは必要ないのです。
煽るスキルを身につけるよりも、沼らせるコンテンツを作れるスキルの方が、魅力的じゃないですか?
前者はもはや洗脳、後者は相手の意思で購入してくれる。
これは個人的に、かなり大きな差だと思うんですけども。
無料コンテンツで成長を感じてもらえないと、有料への移行は一気に難しくなってしまうので、まずはいかに無料コンテンツを味わってもらうかを考えることが、大事なのではないでしょうか。
そのために、未開拓の地を訪れて新しい世界を体験し、それを追ってくれている人に還元するのです。
中毒性を感じてもらうには、レベルアップの感覚が必須。
レベルアップの感覚をもたらすには、相手よりも多くのものが見えてたり、気づけてない領域のことを言語化できないといけません。
ここは、しっかりと努力しましょう。
個人で生き残っていくことを決意したのなら、相応の険しさは覚悟しないと、すぐに淘汰されてしまうので。
さてここまで、中毒性をもたらすコンテンツについて、色々な具体例を交えながら書いてみました。良ければ、フィードバックなどもらえると嬉しいです。
ではでは。
第2回 相手の世界を広げる学びと、未踏の地へ他者を誘うことの重要性。
さてさて第2回目。
前回のコンテンツから、
「相手の世界を広げる学びが、ぼやっとしています」
というフィードバックをもらったので、今回はそこへ焦点を当てて書いていきますね。
自分なら見逃してしまう箇所ですから、
こういった声は非常にありがたいです。
では早速いきましょう。
「そもそも、相手の世界を広げるとはなんぞ?」という話からしましょうか。
わかりやすく言えば、
【自分だけでは辿り着けなかった答え、見えていない・気づけない部分・思いつかないアイディアなどを言語化して提示する】
これが、相手の世界を広げるということ。
例えば、
「稼げる方法を提供すれば、マネタイズできるよ」という、親の顔くらい見たであろう考え方しか持っていない人は、
『情報発信で稼ぐ=稼ぐ方法を教えればいいんやな!!』
こうした価値観にどっぷりハマってて抜け出せません。
悪く言えば、思考が凝り固まっているのです。
それが全てみたいな。
一方その中で、
「ほんまにそれだけが情報発信なん? もっと他の選択肢ない?」
と感じている人も、一定数いると思うんです。
そこへ、
こうした提案をしたらどうでしょうか。
全員が全員ではないですが、
・疑問や違和感を抱いている人
・他の選択肢を思いつかいない人
にとっては、
「おお!! そんな考え方もあったんや! 教えてくれてありがとう!」
となるわけです。
ビジネス以外の日常でも、
・数学の問題で別解を教えてあげる
・ゲームで別ルートの攻略法を教えてあげる
・ドッジボールで速い球の投げ方を教える
など、1人では辿り着けないような別の選択肢を提供してあげることで、相手の世界は広がるのです。
そうなれば、「おおすげええ!! それは知らんかったぞお」と感激して相手は喜んでくれますよね?
いわば、未踏の地へ相手を連れていく感じ。
なので、自分がちょっと先を歩いていないと、相手の世界を広げることはできません。
相手と同じ景色を見せたところで、そこには驚きも凄さもないですから。
個人的に、「自分の世界が拡張したぞ!」と相手に感じてもらえれば、
どんなノウハウやジャンルでも構わないと思っています。
「この人は、自分の知らない世界を見せてくれる!」という感覚を与えることができれば、相手の中で価値観がガラッと一変し、自分に興味を持ってもらえるんですよね。
常に僕たちはより良い未来へ向かおうとしていますから、新しい角度から希望の光を見せられると、魅力的に感じるのはごく自然な話。どんな方法でもいいので、コンテンツの中では相手の世界をすこーし広げてあげることを、意識しましょう。
僕も、稼ぐ系に違和感を持っている人たちに向けて、
「世界観で稼ぐ方法もあるよ!」
「思考力とか言語化能力を高めていくと、いいことあるで!」
という新しい選択肢を提供しています。
ただ言うだけでは意味がないので、色んな具体例を散りばめたり、他の人とは少し違う考え方を採用したコンテンツを出したりすることで、
「おーこういうやり方でもいいんやな〜」
「この考え方は面白そうやから、ちょっとやってみようかな」
と、一定数の人が感じてくれるんですよね。
自分1人では辿り着けなかった、新しい考え方や価値観などを獲得できれば、消費者の世界は拡張されたことにります。
だから僕たちは、常に相手よりも少し先を歩き、未踏の地を開拓し続けなければなりません。
では、第2回はこの辺で。
第3回 自分が少し先を歩く方法について
さてさて第3回。
今回は、「自分が少し先を歩く方法の深掘りしてほしい」との声が出たので、これをテーマにしていきましょう。
まず、『自分が少し先を歩く』というのは、
「何らかの行動を起こして、相手よりも前進している状態」
「特定の分野に対して、詳しく語れる状態」
のこと。
そこにはちょっとした差が生まれていて、その間を埋めることによって価値が生まれます。
僕の実例で言えば、
・世界観、思考や言語化に関して、他の人よりも少し詳しく語れる
=ちょっと先を歩いている状態
これらの分野において例えば、
世界観の作り方
思考力や言語化能力の鍛え方
どうやって実生活で活かすか
などを話せるので、人によっては価値を感じてくれます。
じゃあどうすれば、この状態を作り出せるのでしょう?
ちょっと考えてみてくださいね。
・・・
では書いていきます。
僕が思うに、
『一定期間、特定の何かを思考して実際に行動してみる』
ことが大事だなぁと。
世界観とか思考・言語化については、今の活動を始めた瞬間から今まで、色んなことを考えては行動を繰り返して来ました。
「こうすれば、より魅力的な世界観ができるんじゃね?」
「このトレーニング方法とか良さそうやん」
「いや、実はこっちの要素を付け足した方が、さらに強い世界観ができそう」
みたいな感じで。
このように、
【考える→実践する】の繰り返しで、一歩ずつ遠くへ歩いているのです。
何もしてない人は、その場から前進していません。いつまでも夢のようなノウハウを探し続け、「なんかいいものないかな〜」とふらふら彷徨っているだけ。
その少し歩いた先から、
「こっちにくれば、こんないい世界が待ってるで!」
というメッセージを発信していけば、自分の後を付いてくる人が現れるでしょう。
ここで、重要なお話しを1つ。
それは、
『自分がエネルギーを注げるものでないと、思考して行動するのは難しい』
ということ。
嫌いなもの、気分が乗らないものを長く続けるのは難しいですよね?
勉強嫌いな子供に、無理やり勉強させてもすぐにやめてしまいます。
それと同じように、自分が違和感・嫌悪感を抱いたまま活動をしていては、エネルギーをそこへ注ぎ込めないので、思考も行動もできません。
・みんながやっているから、なんとなーく自分も同じような発信をする。
・そのことが好きで、ひたすら没頭できる
さて、どちらが長続きできるでしょうか。
おそらく、後者だと思うんです。
ね? シンプルな話でしょう?
僕はたまたま、世界観とか思考・言語化というトピックが、自分にとって相性の良い要素だったと。
だから、そこへ力を注ぎ続けられるのですよ。
やればやるだけレベルアップできるし、みんなてきとーに扱っているから、少しやるだけで、すぐに相手の世界を拡張することができます。
「ふむふむ。ここまではわかった。けど、それを見つけるのが難しいねん」
という声が聞こえて来ました。
このエネルギーを注げるものは、”すぐに見つかる人とそうでない人”
に分かれますね。
しかも、地図に示された財宝のように、
「ここへいけば必ず財宝がゲットできる」みたいなものでもありません。
どのタイミングで、自分の前に現れるか分からないのです。
見つけるためのヒントを提示するなら、
こんな感じですかね。
この中だと僕は、⑤→④→①の流れでした。
それが早い段階で自分にハマり、今の活動へつながっているわけですね。
どの方法でもいいので、エネルギーを注げるものを見つけて行動する。
そうしたら他の人よりも、
先に歩いている状態を作り出すことが可能になりますよ。
さて、いかがったでしょうか。
3回ほどにかけて、コミュニティメンバーからもらったお題をもとに、1つの物語を展開してみました。
非常に良いアウトプットの練習になるので、ちょこちょこやっていこうと思います。
ではでは、今日はこの辺で。
ジラ谷の公式ラインはこちら。
より「面白いもの」を探求する研究費に使わせていただきます。そしてまた、この場に得たものを還元できたらなと。