「自分らしさの出し方について」
「自分らしさを出そう!!」と思っていても、なかなか思い通りにはいかないですよね。
「出そう!」と意気込んではいたものの、
いつの間にやら「出さなきゃいけない!!」
というある種の足枷になり、気づけば型通りにハマってしまう。
なので、心動いた瞬間やワクワクするものを見て、感じたことをそのまま言葉にするところから始めた方がいいですね。言葉になってないくらいの文章で最初はいいのです。
何かに感動してそれを友達とかに話す時って、語彙力を失っているじゃないですか。
「もうあれがすごいねん!! とにかくやばくて!! なんて言えばいいか分からんけど、とにかくさいこーーー!!!」
・・・みたいな。笑
流石にオーバーですが、これくらいの温度感や熱意を持って伝えることが大事。
型にハマってしまっている人は、極端にやらないと抜け出せませんから。
一度全て出した後に、伝えたいことを明確にしたり文章の形を整えることをやってみてはどうでしょうか。
いきなり、ありのままの自分を出すのは中々難しいです。
色々な制約がありますからね。
1つ言えることとしては、人と比べる必要などないということ。自分から他人を見た時に、「自分にはないものを他人は持っていて羨ましいな〜」と感じてしまいますが、相手が自分を見ても同じようなことを思いますから。
他人と比較して落ち込むよりも、
「自分と他人は優れているポイントが違うだけで、どちらも素晴らしい」
と、捉えた方が良くないですか?
ないものをねだる暇があるならば、自分の優れているところを認識して、そこを伸ばす。
そうすれば、それを良いと思ってくれている人が集まってきますからね。
別に僕も他の発信者が持つ魅力を持っていませんが、自分なりの魅力を追求した結果、こうして文章を読んでくれるあなたが、そこにいるのです。
自分らしさがないと、わざわざ長ったるい文章を読んでくれないでしょう?
この自分らしさというのは、何か外から後付けでつけるものじゃなく、
・自然とやっていて滲み出てくるもの
・無意識に出てしまうもの
を中心に考える方がいいですね。
よく使っている表現の癖や言い回し、文章全体から感じる雰囲気など、必ず何かあるはず。
後は1文の長さや改行の頻度とかも、自分らしさに直結します。
自分が良いと思うもの(=心地よいもの)が、長さや頻度として現れているはずなので。
文章以外であれば、声のトーンやテンポ、ジェスチャーなど。
僕であれば生粋の関西人なので、コンテンツ内で関西弁を使ってみたり、講座の中で哲学者に関西弁を喋らせたりしてます。あとは心の声やツッコミを配置し、アクセントとして活用したり。僕なりにどうやって使えるかを考えた結果、このような形となりました。
硬い雰囲気を壊し、分かりやすさを演出するのにちょうどいいのです。
これはキャラを繕ってるとか、無理しているとかじゃありません。何もせずとも勝手に出てくるので、それをそのまま活用しているだけ。
自然に出るものじゃないと、後々しんどくなってきます。
そりゃあ、本来の自分じゃなく偽りの自分を演じているわけですから。
さぞ、辛いだろうなと。
こういう小さな要素が積み重なっていけば、自分らしさという大きなものへと進化します。
1つ1つは、別に大したものじゃなくていいんですよ。
さらに1つ1つのレベルが上がっていけば、その人のオーラや世界観というより大きな概念に変わるわけですね。
まずは、自分の感じたことを出し切る練習をし、無意識に出る癖や滲み出てしまうものが何かを知る。(ここで、他人とは比べないこと)
そして、そこをどうすれば価値に繋げられるか?を考えるのです。
ここはめっちゃ大事ですよ。
この自分らしさは、1日2日で身につくものではありません。
日々、少しずつ形作られて、100%に近づいていく。
より多く、自分らしさを出せた人が今後も生き残っていけるので、まずは小さなところから始めてみましょう。
より「面白いもの」を探求する研究費に使わせていただきます。そしてまた、この場に得たものを還元できたらなと。