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「関係の質」と「思考の質」を向上させた全社合宿の内容とは

「OLTAも社員数30名に近づき、そろそろ全社合宿でもやろうか?」ある日のVP会議での会話。ここから3ヶ月くらいかけてようやく実現しました全社合宿その名も「OLTA CAMP」

私はよくOLTAのことを「動物園」と揶揄します。非常に個性の強いメンバーが多いからです。今は全員が他社で多くの経験をしてきた中途メンバーなのでよけいに個性豊かな動物園だと思っています。

動物同士、基本は皆んな仲いいです。チーム間コミュニケーションも取れていると思います。ただし私達は時々思います。今しっかりとバリューを浸透させておかないと、このまま人数が増えて規模が大きくなった時に皆が別々の方向を向き始めてしまうのではないか?まだ小さいと言えるこのフェーズだからこそ、このOLTAメンバーでもっとコミュニケーションを取り、しっかりとバリュー浸透しないといけないのではないか?

OLTAバリュー
1. Stay Gold(Still Day1の精神で輝き続ける)
2. Orchestration(個性を活かしながら全体でより強くなる)
3. With Why(なぜ?を繰り返し根拠のある結論を導き出そう)

合宿を行うことでコミュニケーションの促進バリューの浸透を目的とし、以下のことをイメージしました。

非日常的な環境に皆で身を置き、ワークショップを通じてメンバー同士の理解を深め、OLTAのバリュー浸透を深めること。

とはいえ、何をどうする???から始まり、まずはいろんな会社の全社集会の様子を調べ、Twitterでも聞き、Facebookでも聞き・・・。

そして、ダニエル・キム(MIT教授)の「組織の成功循環モデル」をヒントにして今回はStep1関係の質を中心に、Step2思考の質にも触れていくことを目指しました。

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そんな中、当然のごとく実行委員メンバー入りした私が担当したのは以下の工程の中で1日目の黄色部分。現地に到着してから全部(多ッ!)。

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なお、OLTAの良いとこは、そこに社員も派遣も業務委託もインターンも関係なし。みんなでOLTAメンバーなので社員以外でも希望者は全員参加です。そしてそんなOLTAメンバー達ですごく良いワークショップを経験できたので、何を実施してきたのかを少しづつ記載していきます。詳細は実行委員長でもある橋山さんのnoteを乞うご期待。

①12時営業終了。全員でタコスパーティー@Office

1日目の営業は12:00で終了。ここで合宿の実行委員長の橋山さんからOLTA社内でOLTA CAMPの目的説明を行い、弁当配布ではなく、敢えてタコスを皆んなで作りながら関係の質を高める為のコミュニケーション開始です。

<ワイワイする合宿だけではなく、OLTA CAMPの目的意識の説明>

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<社内でのタコスパーティー>

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<社内のテラス>

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良い点:「皆で作りながら」というのが簡易な物でも目的があって良い。
反省点:具材多すぎて肉汁ポタポタ垂れた。

②チャーターバスにて特技クイズ

さて時間は13:30、ここから移動開始。移動手段はチャーターバスで皆で移動です。行き先は三浦半島のマホロバマインズ三浦。バスで1.5時間程度です。ただし、ここでも関係の質をさせる為のワークが開始で担当は橋山さん。事前に「実は他の人が知らないちょっとした特技」のアンケートをとられており、橋山さんがクイズ形式で質問。誰のことかをチーム毎に当て合うシンプル、かつめちゃ盛り上がるゲームであっとうい間に1.5時間。

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普段一緒に当たり前のように業務をして、当たり前のように酒を呑んだりしている仲間でも「えッ!?そんなことやってたの??」って以外とあり、実は知らないことが多いんだと実感させてもらえるバス中の時間でした。

良い点:関係の質向上には人を知るとこから。移動時間もムダにしない。
反省点:もっと別の特技をアンケートで答えておくべきだったw

③1日目:ワークショップ1 「Ask me & Make my 年表」

さて、現地に到着したのでここから1日目の終了までは私、陣山の担当。30分間の休憩をとりワークショップの開催です。当然、関係の質を向上させることに繋げることが必要で、まずはアイスブレイクです。

「Ask me & Make my 年表」ルールはいたって簡単。A3用紙に自分のこれまでの人生で転機となった年代だけ記載しておく。スタートしたらそれを持ちながら歩き回り、他の人にその転機に何があったのか質問をしてもらい回答する。そして質問した人は回答を書き込むというルール。なので4つの転機があれば、4人に聞いてもらい、4人にそれぞれ自分の年表に書き込んでもらうというのがルール。

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想像以上に盛り上がりました。自分の人生の転機って改めて喋る機会なんてなかなか無いですよね?以外と喋りたい人も多いのでは?

<人の年表に書き込むのでちゃんと集中して聞いてます>

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<最後は数名にこれまでの人生の振り返りを発表してもらいました>

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良い点:人の年表に出来事を書き込むのでちゃんと聞く&理解に繋がる
反省点:形に残す為に年表をもった写真を全員撮ればよかった。
    (作成した年表はとってるので後日やろうかな)

④1日目:ワークショップ2「OLTA KARUTA」で会社を知る

みなさんカルタってご存知ですよね?大人になってなかなかやることの無いあれです。盛り上がりませんでした?あの静寂の中での集中力はものすごいものがあります。

というわけでやってみました。ここも関係の質の向上です。

ただし、ただ単純にカルタをするだけでは意味が無いので「あ〜を」までOLTAあるあるのカルタを作成しました。

例えば・・・
」:ーケストレーション!「個」を尊重し皆でコトに向かう
」:テイゴールド! Still Day1の精神でチャレンジを楽しもう
」:ッション「あらゆる情報を信用に変えあたらしい価値を創出する

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まずはチーム内で実施をし、一番多くとった人がチーム代表のOLTERとして代表戦。優勝チームには名誉と後日なにか良いものを・・・w

予想どおり盛り上がる。未公開の創業当初の出来事だったり、社長の昔のことだったり、なかなか普段、ただ仕事しているだけでは知る機会の無い情報を盛り込むことで「そうなのか?」感をもってもらえたかなと思います。

良い点:チーム一体となって盛り上がりながら人と会社を知れる。
反省点:この情報をカルタだけで終わらせるのではなく皆がアクセスできる
    ようにする必要があると思いました。

⑤夕食: Why OLTAに入社しました??

セッション終了後は1時間ちょっとの休憩時間(推奨はこの時間に温泉)を取り夕食です。夕食時もテーマを与えました。といってもライトなもので円卓に座るメンバーどおしで「それぞれWhy OLTAに入社したのか?」を聞いて盛り上がって欲しい、ただそれだけ。

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⑥夕食中:経営者によるWhy OLTAを創業??

そして夕食の中では創業メンバーの澤岻と武田の2名によるフリートークショーを30分間実施。ここでもテーマは「Why OLTAを創業??」をテーマとしてモデレーターは私、陣山。POINTはSlidoで匿名質問をリアルタイムでもらい、澤岻・武田との会話の中でスムーズに質問を選びながら会話を盛り上げる。(これ、簡単そうに見られるけど難しいんですよね・・)

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良い点:Slidoで匿名質問で普段聞きづらいことも聞けたこと。
反省点:反省というか、このトークセッションは普段もやろうと思った。

⑦卓球大会/カラオケ大会〜部屋呑み

夕食後、ここをどうするかはCEOがこだわっていたポイント。夕食が終わるのは21:00。ここで解散になってしまうと勿体無い・・・確かに。せっかく非日常の空間で時間を共にしているのでもっとメンバー間同士で盛り上がる必要があると思い、予約していました卓球大会!

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第一回OLTA卓球大会の優勝者は中野さん。これはまぁ、どうでもよくてここでも皆んな久々の卓球に盛り上がれました。

卓球だけではなく、急きょカラオケルームも予約して23時まで盛り上がり、その後は部屋呑みでSwitchやったりボードゲームやったり、トランプやったり随分遅くまで呑んでたかなぁ・・・もちろん就寝部屋もちゃんとあるので眠たい人はどんどん静かな部屋と移動していきました。

私はたぶん・・・2時30分くらいでノックアウトかなぁ。。。

⑧2日目:ワークショップ3:申込数10倍施策を考える

2日目になりました。1日目は関係の質の向上に向けたワークショップであったり、夕食だったり卓球だったり部屋呑みだったり。何かが壊れたとかの問題もなく2日目を迎えることができましたw

そんな2日目は「関係の質」から「思考の質」への1 Stepアップです。

1日目の長い長いファシリテーターを終えた私は、だいぶ力が抜けてリラックスしてワークショップに迎えました。

最初のワークはこれまた面白く、詳細数字は伏せますが3ヶ月後に申込社数を3倍、1年後に10倍。これを予算1億円で達成させる為にどうするか?これをグループで考えてプレゼンするというもの。

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↑↑note上では具体的な数字は伏せさせていただきますが、10倍の申込を獲得するにはどうするか?奇抜なアイデアを期待してます。

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チームで1時間半ほどの検討時間を終えてそれぞれ発表。これまで考えたことも無いような案がでてきたりして、普段はなかなか一緒に仕事をしないメンバー同士が集まると面白い案が出たりするんだと思いました。

良い点:普段一緒に仕事をしないメンバー間で同じ話題で盛り上げる。
反省点:敢えて縛りがあってもよかったかも(金額ゼロにするは禁止とか)

⑨2日目:ワークショップ4&5:バリュー浸透を考える

最後のセッションはバリュー浸透を考えるということ。弊社ではバリューを浸透させる為のチーム「バリュー特戦隊」なるチーム(隊長陣山)があるのですが、なかなかこのチームだけでは新たなバリュー浸透企画の立案も限界なので皆んなにも協力してもらおうというもの。

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いろいろと意見でてきました、ありがたい。
コーヒーメーカーやら、山登りやら、部活動やら・・・
壁一面ホワイトボードやら、シャッフルランチ、ジョブローテなどなど・・・やりたい企画もたくさんあるし、個人の成長に繋がる意見もたくさん出てきたので、すぐに実現できるものは実施しようと思います。

そして最後は、それぞれのバリューに対して皆んなが来週から何をするか?所信表明を紙に書いて写真を撮ろう!(写真撮影だけだけは帰ってから)というもので締めくくりました。バリューは6月に決めましたがそれ以降に入ってきたメンバーも多くいるので改めて、バリューに込められた想いも共有できてよかったと思っています。ちなみにバリューに込めた想いはこちらにも。

まとめ

合宿をやるべきかどうか?この問いから始まった企画でしたが「非日常的な環境に皆で身を置き、ワークショップを通じてメンバー同士の理解を深め、OLTAのバリュー浸透を深めること」これを目的として関係の質、思考の質の向上に向けた取り組みで本当にやってよかった。特に関係の質についてはかなり良い結果になったと実感してます。私ですら普段あまり絡むことのないメンバーともたくさん会話できて意外性も発見できたし。

ただし、これで何もしなければただ合宿やって良かった。というだけになってしまう。だからこそ、こうやってnoteを書き、アウトプットとして残す。向上した「関係の質」を維持し、引き続き「思考の質」を向上させ、結果として「行動の質」と「結果の質」の向上までを目指す必要があります。

次回、いつ実施できるかは分からないが、次回は行動の質以降に関する取り組みをしていこうと思います。

ご覧いただきありがとうございました。

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