意外なことがきっかけ?私の旅の原点とは
こんにちは。
旅好きのライター、じんです。
一口に「旅」といっても、訪れる場所や期間などは人それぞれであり、多様な旅の形があるかと思います。
今回は私が旅に興味を持ち始め、自分で行動するようになった最初のきっかけ、原点について紹介しようと思います。
きっかけは旅とはあまり関係ない、意外なことだったりします。
進学が最初の旅?
私は中学卒業まで、実家の最寄りの中学校に通ってました。
よくある田舎の学校という感じで、学年1クラス、小1から中3まで同じメンバーといった具合。
仲のいい友人もいましたが、多少環境に飽き飽きしていた部分もあり
「もっといろんな人に会いたい」
「もっと広い、多様な世界に飛び出したい」
という思いが強かったです。
ということで地元から120㎞ほど離れた、県庁所在地にある高校を受験することにしました。
そこそこ成績はよかったこともあり、晴れて合格&下宿生活がスタート。
新生活で出会う人は当然知らない人ばかりで、実家まで気軽に帰れる距離ではないこともあり、今思えば進学が私にとって初めての長期旅の経験だったように思います。
旅先での出会い
新しい環境の中で、同様に各地から集まってきた仲間との出会いがあり、毎週何かしらの騒動や、たまに楽しい出来事がある日常に圧倒されるばかり。「世間にはさまざまな人がいるんだな」
とシンプルに驚かされたことを鮮明に覚えています。
私が実際に出会った同居人たちは
・夜になると電子ピアノを弾き続ける&カードゲームが大好きな先輩
・パソコンとカメラにこだわる先輩
・少年マンガへの愛がすごい後輩
など、個性が強い人が多かったです。
カードゲームの定石やデッキの作り方について教えられたり、カメラの特徴や性能について聞いてみたり、おすすめのマンガの話をしたり、彼らと一緒に過ごす日々の中で、私は新たな知識や経験を得ていきました。
彼らから受けた影響
①「好き」を知っている
同居人たちから私が感じたこととして、まずは「自分の好きを知っている」ことがあります。それぞれ分野は異なりますが、自分が熱中できることを持っている人が多かったです。
私は田舎に住んでいたこともあり、子供の自分にはどうにもできないことも多く、挑戦に積極的とはいえない人だったと思います。しかし、同世代の同居人たちもおそらく同じような環境で育ちながら自分の「好き」をもっていて、楽しむ方法を知っているというのは当時の私にとって驚かされる事実であり、自分も目標としたい、彼らの真似をして探していきたいと決めたことを今でも覚えています。
②すぐ行動
同居人たちの多くは自分の興味のあることについての行動力も半端ではなく、やりたいことはなんでもやってみるといったマインドを持ち合わせていました。
例えば、ある運動好きの同居人は「明日山登ってくるわ」と言い残し、翌日ママチャリで移動(片道20㎞弱)&登頂達成(標高2000mくらいの山)といった行動力の塊でした。
彼らのすぐ決断&行動する姿勢はすごいなと感じていて、今でも自分が何か決断する際には「彼らならどうするだろうか」と考えたりします。
③思いに正直に
誰でも他人の目を気にして、自分のやりたいことを我慢した経験があると思います。私もあります。
同居人の彼らも全く気にしないわけではありませんでしたが、多くが自分の思いを大事にしていました。
彼らが自分の意志で決めて動いているのを見て、同世代とは言っても大人だなと感じ、自分に正直に生きることの大切さを学びました。
「出会い」で人生は豊かになる
彼らから学んだことや感じたこと、新たな発見や経験は間違いなく私の生き方、大事にしたいことの基礎になっています。
私たちは人生で出会うあらゆるものから学ぶことができます。多様な人との「出会い」によって学びの深い、成長できる豊かな人生につながると私は信じています。
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