知られざる「三陸」を旅しよう!モデルプランを紹介
こんにちは。
旅好きのライター、じんです。
今回は旅行プラン特集ということで、私の一押しエリアである宮城県、岩手県三陸沿岸地域の1泊2日、東京発着の旅行プランを紹介したいと思います。
プランの特徴
今回のプランの主な移動手段はレンタカーになります。
三陸地域に開通している高速道路(三陸道)について、宮城県の鳴瀬奥松島IC~青森県の八戸是川ICまで、300㎞を超える距離が無料区間となっています。今回紹介するルートは全てこの区間内の移動であり、高速料金が一切かかりません。料金を気にすることなく、気になったスポットがあれば気軽に寄り道していきましょう。
1日目
8:30~10:00
まずは東北新幹線で宮城県の県庁所在地、仙台まで移動します。
東京-仙台間ははやぶさで約1時間30分です。
10:00~11:00
仙台駅に到着したら電車で石巻駅まで移動します。
石巻まではJR仙石線で1時間程度です。
石巻
石巻(いしのまき)は宮城県第二の都市であり、三陸地域で獲れたおいしいものが集まります。
11:00~12:00 いしのまき元気いちば(昼食)
石巻駅から徒歩10分ほどの場所にある交流拠点。1階が魚介類や農産物の店舗、2階がフードコートになっています。
世界三大漁場、三陸金華山沖で揚がった魚介類はその鮮度が売り。
獲れたてのお魚が豪華に盛られた海鮮丼をぜひお試しあれ。
12:00~13:30 石ノ森萬画館
仮面ライダーシリーズやサイボーグ009など、数多くの名作を生みだしてきた漫画家、石ノ森章太郎は宮城県出身。石巻の街中には石ノ森氏のマンガをテーマにしたモニュメントや装飾、仙石線では作品のラッピングされた電車が走っています。
館内では原作漫画の原画や仮面ライダーに関する常設展示、期間ごとの特別展が開かれています。
子供たちだけでなくむしろ親世代の方が楽しめるかもしれませんね。家族みんなで楽しみましょう。
番外編:航空自衛隊 松島基地
石巻市のお隣の東松島市には航空自衛隊の基地があり、松島基地はブルーインパルスの本拠地になっています。
事前に申込することで基地見学が可能であり、航空機を間近で見学することができます。実際に予約が取れなかったとしても、基地のホームページでブルーインパルスの飛行訓練のスケジュールが公開されているので、そちらを確認の上、空を見上げましょう。空気を切り裂きながら飛んでいくブルーインパルスの姿は一見の価値ありです。
例年8月下旬には「松島基地航空祭」も開催されているので、イベントに合わせてスケジュールを組むのもgood。
気仙沼
石巻でレンタカーを借りて三陸道を北上します。
次の目的地は宮城県随一の港町、生鮮カツオやサメの水揚げ量日本一の気仙沼(けせんぬま)です。
15:30~17:00 気仙沼シャークミュージアム
日本一のサメの水揚げを誇る気仙沼市。港エリアにはサメに特化したミュージアムがあります。その名も「気仙沼シャークミュージアム」。日本で唯一の「サメの博物館」ということで、サメの生態やトリビア、サメ漁の歴史について学ぶことができます。
フカヒレ(夕食)
夕食には気仙沼名物のフカヒレはいかがでしょうか。
肉厚のフカヒレがまるごとご飯にのったフカヒレ丼は絶品です。
ほかにもフカヒレラーメンやフカヒレ寿司、フカヒレソフトクリーム(スイーツです)が堪能できますので、訪れた際にはぜひ味わってみてください。
大船渡
大船渡温泉(宿泊)
大船渡市(おおふなとし)の大船渡温泉は、温泉宿・ホテル総選挙2023の海の幸、絶景の両部門で1位に輝いたお宿です。
展望露天風呂が人気であり、太平洋から昇る朝日を見ながらのお風呂は最高の一言。
2日目
陸前高田
9:00~11:00 東日本大震災津波復興祈念公園
三陸沿岸地域は東日本大震災によって大きな被害を受けた場所でもあります。
陸前高田市(りくぜんたかたし)には震災遺構が多く残されており、津波による被害について学び、命の大切さや、生きている自分が未来に向けてできることは何なのかを肌で感じることができます。
登米
12:00~13:00 割烹 若鮨(昼食)
登米市(とめし)の日本料理店、割烹 若鮨。
天ぷらやそば、うなぎといったオーソドックスな和風料理も楽しむことができますが、このお店の推しポイントは地域伝統の仙台牛を思う存分堪能できるところです。存分に味わいましょう。
石巻に戻る&東京へ
石巻に戻り、レンタカーを返却します。
来た時と同様に電車で仙台へ、東北新幹線で東京へ帰る流れとなります。
まだ知られていない「三陸」を見つけよう
いかがでしたでしょうか。
今回紹介した地域を越えて、三陸道はまだまだ先へ続いています。(今回紹介できたのは距離にして1/3程度です。)
ぜひ三陸を訪れて、地域の魅力を見つけてみて下さい!
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