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僕の夫婦関係で学ぶ労基法3


現代社会は男女平等がすさまじく進んでいる。僕が小さい頃は女性は結婚して仕事を辞めて家庭に入るのが当たり前で、なんとなく仕事している父親の方が偉いと思っていたりした。実際は、仕事しているから偉いわけなく、母親は母親で大変だっただろうが小さい頃の自分にはそれはわからなかった。
学生時代に彼女ができ、半同棲的なことをしていた時も、僕はほとんど家事はせず、彼女がやるのが当たり前と思っていた。つまり女性というだけで、何か男性より下で、男女は平等でないと思っていたのである。

労働基準法4条では「労働者が女性であることを理由として、賃金について男性と差別的取り扱いをしてはならない」とされている。
女性ということだけで賃金についてのみ、差別してはならないとされている。能力や勤続年数等を理由に差別をすることは当然許されているが、一昔前は実際は僕のように、女性というだけで何か男性より下に感じていて賃金について差別的取り扱いはされていたように思う。
当然、女性でも優秀な人はいるし、男性でも能力が低い人はいる。労働基準法でわざわざこんなことを規定しないといけない程、昔は女性の立場が弱かったのが今では信じられない。

さて、男性優位信者だった僕だった頃から時は過ぎ、今の僕は口が裂けても男や夫の方がえらいなんて言えない。男女平等どころか明らかに妻より僕の方が立場は弱い。家事をしている割合を、家庭内の賃金であるお小遣いで換算すると最低賃金を大幅に下回り、夫ということだけで、能力など関係なく差別的取り扱いを賃金について受けているように思う。それくらい、妻の方が権力を持ち、強いのである。
もしかして、将来は男性であることを理由として賃金について差別的取り扱いをしてはならないという風に規定されるかもしれないと思うくらい今の女性、特に僕の妻は強い。それでも妻が大好きで大好きで仕方ないのだからどうしようもない。

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