ベトナムポーカーガイド
はじめに
この記事はテキサスホールデムポーカープレイヤーが初めて海外へプレイしに行く方や、海外でのプレイ地としてベトナムを候補に考えている方向けのライトな内容記事になっています。
結論から言うと、個人的には初めて海外でポーカーをするならベトナムが激推し！ということです。
以下ではベトナムの魅力と現地情報、ポーカーをプレイするにあたっての注意点や手順、初めての海外渡航に向けての準備など幅広くお伝えしようと思います。
〜ベトナムでポーカーをしよう！〜
ベトナムってどんなとこ？
1.治安が良い
何といってもベトナムは治安が良いです！
ひったくりやスリは流石に日本よりは多いので、手荷物や外を歩く際は注意が必要ですが、他の国と比較しても圧倒的に治安が良いと思います。
殺人事件数などは日本より低いそうです。
その反面インフラがまだまだ整っておらず、道路状況や水回りは弱かったりします。
ですが、アジアの中でもベトナムは現在突出して成長を遂げている国で、街中活気に溢れています！
2.物価が安い
渡航費、滞在費、食費、移動費等の経費が圧倒的に安いです。
渡航費については時期にもよりますが、LCCで往復3-6万円程度、ホテル代はクラスによって異なりますが日本でいうビジネスホテルクラスであれば1泊1,000-3,000円程で十分ですし、セキュリティ等揃った最高級クラスのホテルでも1泊10,000-25,000円程度で滞在できます。
海外遠征してポーカーをプレイしに行く方が1番気になるのがこの渡航費滞在費についてじゃないでしょうか。
食費についても現地食が1食150-500円程度で、日本食や高級目の居酒屋やレストランは日本とほぼ同等の値段です。正直めちゃくちゃうまい中華料理屋に行って好きに飲み食いしても、2人で10,000円いかないレベルです。
ちなみに現地食も日本人好みの味が多いです！
アジアなのでパクチーやレモングラスのイメージが強いかもしれませんが、そんなことなく、ベトナムは長年フランスの植民地だったこともあり洋食が非常に普及しています。
移動費についてですが、ベトナムはバイク大国なのでバイクタクシーというものがあります。
現地の配車アプリ、Grab、Beというアプリを使ってバイクタクシーやタクシーを配車できますが、通勤ラッシュの16-18時を除けば速攻で配信手配できるほどタクシー業が発展しています。
移動距離や時間にもよりますが、バイクタクシーなら150-400円程度、タクシーなら200-1,500円程度で大半の移動はカバーできると思います。
30キロ以上の移動になると、2,500-3,500円程度はかかります。それでも日本とは比較にならない程安い…！
3.食が日本人向け
食費の所でも触れましたが、ベトナムは日本人好みの食に溢れています！ちなみに僕の大好物はブンチャーというつけ麺で、マジで異次元の美味さです。
洋食も多く、日本だと4、5万はするような高級レストランも1万円程度で食べられますし、はっきり言ってベトナムで食に困ることはないと思います。
なぜ食について記述しているかと言うと、海外で長期間ポーカーをするために滞在する際、金銭的な経費や治安と同等に重要な要素が、食なのです。
日本は食や水のクオリティがある程度担保されているので中々実感が湧きませんが、海外に長期滞在していると水にあたったり、口に合う食事が取れずに栄養バランスが崩れ、体調を壊したりすることは本当によくあることなんです。
4.意外と英語が通用する
初めて海外に行く方にとって1番の難関になるのが現地での言語コミュニケーション！という方は少なくないと思います。
ベトナムには首都であるハノイと、南の都会ホーチミンという街がありますが、このクラスの都会だと意外と英語が通じます。日本人街だとめちゃくちゃ日本語も通じます。
ベトナムの教育レベルは日本ほどではないですが、観光客を相手にする仕事に従事している現地人や、ポーカープレイヤーの中には英語がかなり堪能な人が多くいます。むしろ日本人より英語力アベレージ高いんじゃない？って感じるほどでした。
英語は苦手！って方でも大丈夫です。中学校レベルの英語がわかればマジで何とかなります。
最近はGoogle翻訳もすごいですし、どうせ現地人との交流となったらベトナム語も混じってきますので現地人もGoogle翻訳多用しまくってます。
5.低いステークスがある
これは海外のライブキャッシュを生業としている専業の方には少し残念かもしれませんが、ポーカーを始めたばかりの方や初めて海外でプレイするにあたり、どれくらいの軍資金と費用が必要なのか？と不安に思う方や、具体的な金額がわならなすぎて海外渡航自体を諦めたり敬遠したり、現地で破産する人も少なくありません。
そこでベトナムでのキャッシュゲームのステークスについて皆さんに共有します！(2023/03時点)
僕が1番オススメなのは、ハノイ市バーディン区にあるポーカールーム付きの高級ホテル『Grand Vista』
です‼︎
1泊1万円くらいのホテルなので、旅費をカバーしようと思うと少し大変ですが、できなくはないです。
ベトナムで使われる通貨、ベトナムドン(VND)ですが、大体1VNDあたり0.0055-0.0057円です。
はい、めっちゃわかりにくいですよね…。
僕が暗算する時は、0を３つとって5.5がけして計算していました。ザックリですが。
例えば200,000VNDは1,100円です。20,000VNDなら110円。
Grand Vistaの2階で毎日行われているキャッシュゲームのレートは基本的には２つです！
・10,000VND/20,000VND/(40,000VND)
※( )はストラドル発生時。基本的にストラドルが入ることが多く、テーブルメンバー全員が同意した場合マストストラドルの場合もあります。
⇨55円/110円って感じですね。
・25,000VND/500,000VND/(100,000VND)
※このレートはマストストラドルになりやすいです。
自動シャッフル機のついたテーブルがいわゆるVIPテーブルで、そのテーブルはマストストラドルですし、盛り上がってる時は400,000VNDのリリストラドルまで入ります。
⇨140円/280円/550円って感じですね笑
めちゃくちゃわかりにくいと思いますが、現地では安い方のレートを10/20、高い方のレートを25/50と呼んでいます。0３つ取って通貨の数字を伝えるのが常識になっています。(100,000を100Kと表記)これはポーカーに限らず、街中で買い物する際も同様です！
●バイインについて
・10/20 ⇨ 100-400BB
つまり、 200万VND-800万VND
⇨11,000円〜44,000円くらい
・25/50 ⇨ 100-500BB
つまり、500万VND-2,500万VND
⇨28,000円〜140,000円くらい
お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、ストラドルが入ることを前提に、スタートスタックが深めです！！
なので、表面上のレートよりはかなり高く感じるはずです。25/50/100の深夜帯などは、皆1,000BB以上持っていることもザラで、動く時は50万円くらいは普通に動きます。
とはいえ、ミニマムバイインは10/20でも11,000円ちょっととかなので、初めての海外ライブキャッシュにチャレンジする方にとっては安心レートといえるでしょう。
※毎日24時を超えると強制的に全テーブルが25/50に上がります！
※25/50のテーブルに座ってるとポーカールームの飲食が全て無料になります。ホテルのレストランメニューなので、普通に美味しいです。
●レーキについて
・10/20 ⇨ 10% 10BB Cap (200K VND)
やはりローステークスはこのくらいのレーキ設定が多いですよね…。ストラドルを加味すれば5% 5BB Capですが、レーキ負けして勝てない！というレベルではありません。
・25/50 ⇨ 10% 6BB Cap (300K VND)
はっきり言って安いです‼︎ストラドルがマストだったり、頻繁に入ることを加味すると本当に安いです。
海外ライブキャッシュに慣れてきたら、こちらのレートの方が効率が良いことが一目瞭然ですね。
●レベルについて
・10/20
よく海外キャッシュのローステークスは『日本のアミューズレベル』と表現されることがありますが、確かにその感覚で間違ってはいません。
ですが、アミューズと違ってライブキャッシュは生身のお金を賭けてプレイしていますし、先程に記述した通りベトナムは物価が安い国です。つまり、平均賃金も非常に安い国なのです。(月収3-5万円程度)このレートでも負ければ痛い人は沢山いますし、基本的には全員勝ちたい気持ちで挑んできます。
なんだ、日本のアミューズレベルか！じゃあ絶対勝てるな！楽勝！と言えるほど楽な相手ではありません。そもそも、あなたは本当に日本のアミューズで勝ち切れるレベルですか？😏
最近では海外キャッシュで活躍する日本人YouTuberさんの動画などを見て、自分も楽勝じゃん？と錯覚する方が多いかもしれませんが、実際はそんなに簡単な話ではありません！
正直言って、このステークスでも物価の安いベトナムなら専業生活を送ることも可能なレートです。
確かに、高いレーキを加味しても勝ちやすいレート帯ではありますが、侮った人から負けていくのが世の常。メンタル的にもバンクロール的にも、負けることを前提とした資金準備をして挑んで下さい。
・25/50
最近のGrand Vistaでは24時を超えると全テーブルが25/50にブラインドアップするので、10/20と同じようなメンバーで打てることもありますが、基本的にはレンジも絞られレベルが上がります。
特にマストストラドルテーブルでは現地の専業プレイヤーやハウスメンバー(ポーカールーム側が用意してる打ち子)も座っています。
レーキ効率は格段に良いですし、飲食も無料ですのでライブキャッシュを嗜んでいる方はこちらのステークスにできるだけ座ることをお勧めします。
とは言えMAXバイインが2,500万VNDと結構高いので、何回もMAXバイインでおかわりしていると意外とダメージがでかいです…
レベル的にも、GTOをしっかり理解した上でライブキャッシュ慣れしたエクスプロイト戦術に長けた上手い現地プレイヤーや、海外からの専業プレイヤーも多く見られます。やはり500BB持ち込み可能でレーキも安いので、勝てる人からしたらそこそこ美味しい状況なのかもしれませんね。
●テーブル状況について
実際どの程度テーブルが立っているかは日によりますが、大体お昼前くらいから立ちだします。基本的にステークスは希望するプレイヤーに依存するので、10/20からスタートすることが多いですが、ポーカールーム側はできるだけ25/50を立てたいので希望を伝えれば25/50が打てる人がいないか声をかけてくれ、優先的にテーブルを立ててくれる傾向にあります。
いざテーブルが立つとあっという間に3テーブルにはなるイメージですが、ポーカーイベントなどを行いない通常営業だと、大体終日2-5テーブルが朝方テーブルが割れるまで行われています。
大型イベント開催時はこの比ではなく、24時間テーブルが稼働し続けていました。テーブル数も10テーブル以上の状況でしたが、最近はハノイ市内にもポーカールームが乱立し、大型イベント会場が別のポーカールームになることも多いのと、キャッシュゲームが打てるポーカールームも他所にできたのもありお客さんが分散しているように見受けられます。
●補足
ちなみにですが、ベトナムで現状毎日キャッシュゲームを打つにはハノイ一択だと思います。今紹介したGrand Vista以外にも少し郊外にLucus Palaceというポーカールームもあり、ほぼ同じ内容でキャッシュゲームを毎日行っています。
それ以外にもポーカールームは沢山ありますが、基本的にはトーナメント専用のポーカールームが多いです！日本のアミューズとは規模も違うし、合法的に賞金がもらえるので、トーナメントが好きな方は遊ぶ場所には困らないでしょう。ちなみにバイインも5,000円〜30,000円程度で、大型イベント以外だと手頃な値段で遊べます。
キャッシュゲームと言っていますが、ベトナムのカジノライセンス的にトーナメントしか行えないらしく(ちなみにベトナムにはカジノは沢山ありますが、対人カジノゲームは禁止されているのでゲームセンターの様な内容です)、毎ゲーム完結型のトーナメントとして位置付けられています。ベトナムは社会主義国なので、上手くお上とお付き合いされてるようですね…笑
なので、キャッシュゲームゾーンでは写真の撮影が禁止されています！バレるとフロアスタッフに携帯を取られ写真データを消されるので、ドヤツイートしたい方も我慢するか、こっそり写真を撮りましょう…笑
もちろんトーナメントも毎日行われていますし、Grand VistaはAPTや色々な大会の会場にもなるので、トーナメントゾーンは写真撮影OKです。
◉まとめ
いかがでしたか？ベトナムでポーカーしたくなりますか？😏
今回はベトナムのポーカー事情について簡単に紹介していきましたが、次回の記事は実際にベトナムに行くにあたっての手順や注意点、ポーカールームでのバイイン方法や参加方法(国によって本当に様々)などをお伝えしていこうと思います。
最後に皆さんにお願いがあります。
最近海外でプレイする日本人の方もかなり増えてきていると思いますが、海外で遊ぶ際はマナー良く、その土地のルールを守って下さい！
先人達が皆さん言うように、ポーカーで勝つのは簡単ではありません。ちょっとアミューズで強いレベル、GTOをかじったレベルでは勝てませんし、日本はポーカーに関しては後進国です。
負けたからと言って悪態をついたり、日本語がわからないと思って相手の悪口を言う日本人をここ最近本当によく見かけます。信じられないかもしれませんが、海外のポーカールームでは日本人が1番マナーが悪いんじゃないかってぐらい酷いです…。
真摯に、マナーよく現地の文化を受け入れ、テーブル上ではグッドプレイヤーを目指しましょう！
■ポーカーコミュニティの案内
海外キャッシュで勝ちたい、ポーカーがもっと上手くなりたい！そういう方にはオンラインポーカーがオススメです。こなせるハンド数がライブとは比にならないくらい多いので、自分の基礎となるプレイスタイルや戦術を反復して練習できます！
KKPOKERという日本で最もユーザー数の多いと言われるポーカーアプリがお勧めで、このアプリの良いところは『クラブ』というコミュニティが存在することです。所属するクラブによって特典も様々ですが、なんと言っても1番は『コミュニティが充実しているか』、これが重要かと思います。
ポーカーは1人で続けていくには非常に難しいゲームで、仲間と切磋琢磨し、ポーカーをプレイするだけでなくコミュニティの仲間と一緒に海外に遊びに行くこともあります。実を言うと、このベトナムにも僕自身KKPOKERのクラブメンバーと一緒にプレイしに行きました。
KKPOKERのクラブ宣伝をさせて下さい☝️
【Punk Poker Club】
・活動メンバー500人以上
・コミュニティ参加110人以上
・レーキバック50%
・勝つ為の無料コーチング
・毎週1回以上のフリーロール
・多彩なイベント(オフ会的なライブイベントも有)
・日本1メンバーが仲の良い、最高のコミュニティ
KKPOKERのダウンロードはこちらから↓
https://kkpoker.club/36114
App StoreからKKPOKERをダウンロードし、招待コード【36114】を入力でも可。
Androidの方もKKPOKERホームページからKKPOKERをダウンロードし、招待コードの入力でOK！
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もっと現地の話を聞いてみたい！筆者のJinkuuにベトナムを案内して欲しい！(友人を何人もヘヴンへ誘っています。その話はまだ別の機会に…)
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