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首都封鎖日記(仮) 44-45日目

ちょっと前にBS1スペシャルでやっていた武漢封鎖の様子を取り上げた番組を見た。2ヶ月半の間に本当に色んな事が起きていたんだと思う。それが日記やFMラジオ、ウェブサイトなどいろんな形で、市民の声が残されている。武漢のことを語るときにはどうしたって発言が政治性を帯びてくる。たくさんの発言が検閲の対象になったが、みんな色んな工夫をして痕跡を残してきている。そうやって工夫することが中国の日常なのだけど、ひらりと生き抜く新しい方法がどんどん編み出されていくのはとても創造的で軽やかで鮮やかだ、と思う。
最近発売された街としての武漢を特集してる雑誌も注文した。楽しみ。
武漢封鎖解除から1ヶ月が経って、昨日全市民に対してPCR検査を実施すると発表があった。しかも人口1000万人に対して10日間で行うという、この無茶なダイナミックさがいかにも中国だ。そしてやってしまうのだろう、きっと。既にクラスターが見つかったというニュースもある。まだまだ油断はできないということだ。このタイミングで日本へ入国制限緩和を打診、SNSが荒れている、、また差別や断絶が広がらなければいいのだが。

日本では、オンラインでの10万円給付金申請に不備続出で、結局郵送を推奨しだしている。オンラインだとかえって業務が煩雑になるというのは、いったいどういうシステムなんだろう、、かなしいかな日本がIT先進国になるにはまだ時間がかかりそうだ。そして今のところ申請書が送られてくる気配は、まだない。東京の感染者数はかなり減少しているが、申告漏れや重複も出てきて数字がよくわからなくなっている。最近はマスクをしていると暑くて鬱陶しい。早くマスクしないで出かけたい。

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