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食事中にスマホをいじらなくなった1つのきっかけ

jinanです。

jinanは数年前から、食事中に一切スマホをいじらなくなりました。そのきっかけは、あるひとつの出来事にショックを受けたことです。

その出来事とは「食べたごはんの味を思い出せない」というもの。もはや事件です。

「あれ、どんな味だったっけ…?」

数年前、客先常駐のSEだったjinanは、お昼に大好物の「富士そばの紅生姜天そば」を食べるのがルーティンとなっていました。良い香りがする出汁に紅生姜天を浸して食べるのが、たまらなく好きなのです...。

ある日、とてつもなく忙しい午前中を終えて富士そばでご飯をサクッと食べ会社に戻り休んでいたところ、自身のある異変に気付きました。

数分前に食べたそばの味を思い出そうとしても「あれ、どんな味だったっけ…?」と一向に思い出すことができないのです。

jinanは食を楽しみに生きている人間のため、非常にショックな出来事であり絶句しました。(ちょっと誇張しました。でも「えっ…」って言いました。)

原因はスマホ!食事に集中していなかった

タイトルから想像つくと思いますが、上記の原因は「食事中にスマホをいじっていたこと」です。厳密にはずっといじってた訳じゃないですが、youtubeで本の要約チャンネルを流し見ていました。(当時のハマりでした。)

後から振り返ると、目の前の食事に集中するのではなくスマホに夢中になったことで、自身の脳内が以下のような状態になっていたのでしょう。

〜当時のjinanの脳内〜
脳の主メモリ:youtubeの内容を理解する!
脳のサブメモリ:食事を終える!(味を楽しむでは無い)

味を楽しむことに意識が向かないどころか、食事をすることにもほとんど意識を向けずにyoutubeに夢中になっていたのです。そりゃ味を覚えているわけがない…。

食が好きなのに食事を軽視した自身の行動があまりにもショックだったため、それからは食事の際にスマホを一切いじらないことにしました。同時に「自分が今食べているものに集中する」と意識づけるようになりました。

食事を楽しむと心に余白が生まれる

食事に意識を向けるようになると、想像以上に人生に彩りが加わります。それは、単純に満腹感と満足感を得られるだけではなく、「ひと息ついて心に余白をつくる」ことが無意識で行えるからだと思います。

学業や仕事、家事や育児などで日々忙しくしている私たちは、ついついひと息つくことを忘れてタスクに忙殺されがちです。その中で「自分が今食べているものに集中する」ことを意識してみると、ふっと肩の力が抜ける感覚があり心に少しの余白が生まれます。

最近食事が作業的になっているなと思う方は、ぜひスマホを置いて目の前の食事に集中してみてください。少しだけ、心に余白がうまれるかもしれませんよ。

jinan

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