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へやをあたためるには:いろいろな暖房器具をつかいくらべてみる

(2024.1.29加筆)

ありがとうございます

はじめに

 1年じゅうでもっともさむい時期。おもに4か所について4種類の暖房の方法であたたかさをくらべている。そのさなかでの傾向と対策について。

きょうはそんな話。

移り住んで

 マンションにひっこしした。ここでのさむさ対策はそなえつけのインバーターエアコンがおもなもの。あとはカーテンやカーペットでの外からの断熱。

ここをサブの学習サポートの教室として兼用、生徒がおとずれるので快適にすごしてほしい。ひとりならば暖房なしですませる程度でも生徒がいるあいだはエアコンを稼働させている。

1か月ほど暖房に使ったところ、器具がまだ新しいおかげか消費電力は予想より高くない。1時期の電気代の値上がりに気をもんだが、じっさいにはそれほどかからず経費を抑えられほっとした。

もうひとつの場所

 その5か月後には学習サポートのメインのはたらき場所はもとの自宅へ移動。あてにしていたエアコンのようすがどうもおかしい。うんともすんともうごかない。原因は本体かリモコンかはっきりしない。

すでに10年以上経過した古い機械なので稼働させたとしてもおそらく電気代がべらぼうに高くなるはず。もはやあきらめたほうがよさそう。

ファンヒーター登場

 このエアコンをあきらめ、ピンチヒッターに石油ファンヒーターをひっぱりだしてきた。こちらも技術改良がすすみ、灯油特有のにおいがほとんど気にならないまでになった。さすがに立ち上がりがはやく、そののちの設定温度に達してからの運転の調節もスムーズにおこなわれる。

ファンヒーターは燃焼にともない二酸化炭素は出てしまうがいっしょに水を生じる。そのため湿度はおもいほか下がらない。エアコンでよくある目やのどの乾燥がほとんど感じられない。あとは換気に気をつけるぐらい。

灯油は電気と同様に価格がたかどまりしたままだが、それでもいまのところ電気をつかうエアコンほどではない。

オイルヒーター

 このファンヒーターが稼働するへやとおなじひろさのべつのへや。こちらではひとりぐらしをはじめたこどもがあらたにオイルヒーターを購入し使いはじめた。もともとドライアイで病院で処方された目薬を日になんどもさすほど。エアコンは目への影響が大きいと電気代に目をつぶりオイルヒーターをえらんだらしい。

この器具のようすに興味がわく。これまでわたしが使ってきた暖房器具はいずれもなんらかの稼働音のあるものばかり。かたやオイルヒーターの音は小さいらしい。これはたしかめるしかない。そしてしずけさを実感した。耳をそばだてようやくほんの一瞬、おそらくオイルの移動にともなうごくかすかな音をようやくかんじられるかどうか。

もはや生活音にかこまれたなかではこの器具から発生する音はほぼないと言っていい。さて、あたたかさ。900Wにしぼっているせいか真正面ならば輻射熱の存在に気づくぐらい。

それに対して器具の上部への対流のほうがはるかに大きい。へやの天井を高くしたのが災いし、温かい空気はなかなか降りてこない。サーキュレーターを併用して循環をうながすほうがよさそう。

たしかにおだやかでここちよい。石油ファンヒーターの稼働にともなう30分に一度の換気はここでは必要ない。

稼働にともなう湿度の低下も気にしなくていい。なにより火をつかわないので器具自体にふれたとしてもさほど影響ないし、しっかりしてつかいやすくダイヤル式のわかりやすいタイマーがついている点は安心。

おわりに

 今回、何種類かの暖房器具をたしかめた。これ以外にも電気のファンヒーターをつかうこともある。それもふくめていずれも4種類に1長1短ありと感じた。用途に応じてつかいわけるのがよさそう。

費用はさすがに石油ファンヒーター<エアコン<電気ヒーター<オイルヒーター。ファンヒーターは費用は抑えられるが換気や灯油の補給の手間は大きい。

いそいでへやをあたためたいならばオイルヒーターは4種のなかでいちばん時間がかかる。

個人的にはつかい勝手はエアコンがやはりいい。近年の改良のおかげでずいぶん消費電力を抑えられるようになったと思う。


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