2022年パリーグ順位予想

こんにちは、ジンです。

今回はプロ野球順位予想ということで、私が贔屓しているパリーグの順位予想をさせていただきたいと思います。

私の順位予想の基本的な考え方

基本的に私は得点力をどれだけ出せて、失点をどれだけ防げるかという観点から順位予想をしていきます。理由としては単純に得失点差がプラスであればあるほど順位が高くなりやすいという統計データが出ているからです。
しかしながら、それはビッグデータでの話であって、毎年1点差ゲームを勝ち取れたチームの上下のブレはありますし、ラオウ杉本のように30歳にして突然HR王を取るような一般的に予測に含めない突如伸びる選手もいます。また怪我人もいますので、必ずしもこうなる！という予想ではなく、あくまで今の戦力の高さの分析というだけの話ということでご理解いただければと思います。

順位予想

1位　楽天
パリーグで一番安定した攻撃力を誇り、投手陣も先発に破綻はなくリリーフにヘルシーさがあるということで一位にさせて頂きました。しかし、今年はそこまで各チームに戦力差があると考えづらく、かなり僅差だと思います。元々高い出塁率を誇る野手陣の中で一番打者の数字が低かったところに西川を獲得、また捕手陣の攻撃力不足に安田を獲得、DH、一塁の攻撃力不足にはギッテンス、マルモレホスを獲得と隙のない野手の補強を見せていますし、投手陣もQS率の高い則本、岸、田中、瀧中、早川らを揃え、リリーフ陣はブレが大きいとはいえ昨季は防御率一位ですので、現段階では投手でも大きいマイナスは出さないと思います。あとはどれだけ怪我人を出さないか、一点差ゲームを勝ち取るか、外国人が大外れしないかという三点がポイントだと思います。

2位　ソフトバンク
迷いましたが、ソフトバンクを二位にさせて頂きました。やはり去年の順位は逆確変といいますか、データ上は得失点差一位なので戦力自体は去年もトップクラスであったと考えています。大きく負け越したのは岩嵜、モイネロ、森唯斗の離脱で勝ちパターンが崩れて悉く僅差の試合を逃したことにあったのかなと考えています。野手陣は柳田がまだバリバリ稼働できる年齢で栗原も優秀な選手、グラシアルも今季は復帰ですので中軸は怪我がなければ安定。あとは出塁型の選手も欲しいところですがSBは基本的にPayPayドームの狭さを活かした長打型の野球を実現できていますので、普通にやれば破綻はない攻撃力かと思います。投手陣は千賀を軸とし、誰が怪我してもある程度出力と奪三振力のあるピッチャーが出て来れるノウハウが作れています。全体的に、去年は怪我や不運もあり、去年の戦力のままもう一回ペナント回しても全然優勝あるくらいのイメージを僕は持っています。懸念点を挙げるとすれば、藤本監督が衰えを見せ始めている森唯斗のクローザーにどこまでこだわるかという点でしょうか。全体的に藤本監督の采配に不安点が残り、藤本監督と怪我次第というイメージはあります。

3位　ロッテ
井口監督が勝負を懸ける今シーズンのロッテ。三位にはしましたがやはり手強いと考えています。数字的にはそこまで脅威的ではないものの、プラスの上振れを弾き出せる確率の高い若手が揃っており、特に去年はそこまでイニングを稼いでいない佐々木朗希をフルで回せたらかなりのアドを稼げると考えています。しかし、現状では戦力に不確定要素が多く、去年の数字では野手陣は外国人のマーティン、ベテランの荻野頼りが目立った点、リリーフ陣の佐々木千隼が毎年安定して防御率を稼げるか確信を持つにはやや実績不足な点を考えると、藤原、山口ら若手野手の伸びには期待しつつも不確定要素の分楽天とSBには劣勢と考えました。

4位　オリックス
去年優勝ながら、オリックスはここの順位とさせて頂きました。もちろん今年も優勝候補であることには変わりないと考えているのですが、楽天、SB、ロッテも力があるということ、野手陣の補強がやや足りないように感じたこと、ここ数年の順位に安定感がないことの3点でこの順位にさせて頂きました。特に野手陣が不安で、吉田と並んだ数字を出した杉本が今年も安定して結果を出せるかはまだ未知数、そのバックアップのスラッガー系外国人を獲得していないことが最大の不安だと考えています。

5位　西武
ダークホース的存在である西武。去年は投打ともに大幅マイナスを叩き出しましたが、新人の隅田＆佐藤、外国人のエンスで三人も先発左腕を補強できたこと、得点力の大幅マイナスの根源である外野にオグレディを補強、山川や外崎の復活も考えればAクラスや優勝も夢ではないと考えます。しかしながら、現時点で予測できる戦力のブレが大きいことからこの順位にさせていただきました。

6位　日本ハム
新庄監督で注目を集める日本ハムは6位にさせて頂きました。新庄効果は予測できず、プラスもマイナスもない前提で戦力だけで考えています。投手陣はかなり良く、プラスを出せる選手をかなり抱えているのでクローザーが安定すればかなり良い防御率を出せると思います。しかしながら野手陣がかなり不足しており、長打力を出せる選手が去年はほとんどいませんでした。ここで若手が複数人二桁HRを打ち、ヌニエスが20本以上打つなどすればいいのですが現状不確定要素が多すぎるのと、新庄監督も話す通り守備力にもかなりマイナスを抱えているので、他チームと比較すれば道のりはあると考えています。しかし、今年はそこまで1位との差はないと考えています。