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プロ野球の分析やコラムを主に投稿しています。 初年度からずっと楽天を応援していて、今は石井一久さんのGM〜監督までの流れをずっと注視・研究しています。

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【最強の3.5番打者】島内宏明徹底解剖

こんにちは、ジンです。 初年度から楽天を追ってきているプロ野球・楽天ウォッチャーです。 今回は一人のプレーヤー「島内宏明」に焦点をって語るという形でnoteを書いていきたいと思います。 暇つぶしに読んで頂けたらと思っております。 4番としての打球角度島内選手といえば、監督から「3.5番」と形容されるほど、従来の4番打者のイメージ像ではないのに4番出場していることで有名ですよね。 元々下位打線や6番打者、1番や2番等を任されることが多かった島内選手ですが、2019年は

    • にじさんじの凄さは「インターネットの有名人」をマネジメントし、興行にしたことである。

      こんにちは、ジンです。普段は野球に関するライティングをしていますが、今日はにじさんじについて語ってみたいと思います。 始まりは一期生・二期生 VTuberの始まりは他で散々語られているので割愛しよう。 今回はにじさんじの歴史から解説する。始まりはにじさんじ一期生の8人、そして数ヶ月後に入ってきた2期生である。 彼らのほとんどにいわゆる”前世”はない。あったとしてもインターネットでいわゆる”バズった”人たちではなく、いわゆる初期のVTuberというコンテンツでしか見出せな

      • 楽天イーグルス 若手スカウティングレポート2024 黒川・武藤・吉野編

        こんにちは、ジンです。 今回は楽天の若手のスカウティングレポートを書いていきたいと思います。 評価方法は前投稿したnoteと同じく20-80スケール方式でやっていきたいと思います。 黒川史陽 2B/3B/OF 右投左打 182cm86kg 体格 現在のかなり大きくなった浅村栄斗の182cm90kgとそう変わらない体格で、かなり大柄な体格と言える。 センターラインにしてはあまり足が動くタイプではなく、2Bとして認められるには2017鈴木大地(.260 11本 52打点

        • ソフトバンクの今オフの大補強は本当に「補強」になっているのか?

          こんばんは、ジンです。 今回は今オフの主役と言っても過言ではない福岡ソフトバンクホークスの補強について語っていきたいと思います。 ソフトバンクは今オフ、オスナに4年40億、山川穂高に4年16億、さらにカータースチュワートJr.と2年14億で契約延長、トレードでウォーカーを獲得するなど、パンデミックによる観客動員減の余波で厳冬気味の球界の中では突出した出費と言えるのは間違いない動きを見せています。 しかし、その動きには少なからず手痛い放出や「過大評価」も混じっており、今オ

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          楽天ファンが今こそ振り返りたい、2012年に学ぶ”再建期シーズン”の楽しみ方

          こんばんは、ジンです。 ベテランが次々放出され”再建期”とも取れるオフを過ごしている楽天イーグルス、最近はすでに「来年は最下位予想なのでは・・・」との声もちらほら聞こえてくるようになりました。 そこで、今こそ振り返りたい、同じく”再建期””ダントツ最下位予想”だった2012シーズンを参考に、2024シーズンの楽しみ方を提案していければなと思います 島内、岡島、銀次、美馬、辛島・・・10年戦える選手が次々出てきた2012シーズンは、ダントツの最下位予想&手抜き補強だった

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          楽天イーグルスの今オフの誰を補強したらベストなのかを考察する

          こんにちは、ジンです。 今オフ、補強の動向がない楽天イーグルスですが、今後のオフの動きについて少し考察していきたいと思います。 ”運用の構想”が鍵となる今オフの補強 楽天ファンの多くはまず一軍の戦力で足りないところが気になる方が多いかと思いますが、今オフで流出が最も激しいのは実は”二軍”です これが二軍のイニング数と打席数のランキングです。赤字が今季戦力外となった選手、グレーで塗りつぶした選手が一軍で30イニング以下&50打席未満の選手となっています。 これはある程

          楽天イーグルスの今オフの誰を補強したらベストなのかを考察する

          野球本紹介!僕が今まで読んできて面白かった野球本を一挙紹介します!

          こんにちは、ジンです。 今回は野球本を紹介しようかと思います。 以前からSNSの方で「セイバーメトリクスは何で学びましたか?」「未経験者で野球をどうやって学びましたか?」という質問を受けていたのですが、僕の場合書籍の部分が非常に大きいです。 それでは早速紹介させて頂きたいと思います。 ①野村ノート 著:野村克也 僕が野球ファンとして一番大きな影響を受けた一冊と言っても過言ではない一冊です。 野村監督のいわゆる”ID野球”をまとめた集大成のような一冊で、昭和〜00年代に

          野球本紹介!僕が今まで読んできて面白かった野球本を一挙紹介します!

          2023楽天ドラフト総括&寸評

          こんにちは、ジンです。 今回は2023ドラフトの楽天イーグルスの指名を総括&それぞれの選手のレポートを書いてきたいと思います。 補強ポイントについて まず、今年の補強ポイントについておさらいしておきましょう。 楽天の補強ポイントが野手であるという評価にも一部にはありますが、 楽天はチーム本塁打数パ二位タイ、チームOPSは.001差の二位タイと、HRがパ・リーグで一番出にくい球場であることを考えるとトップクラスに優秀な数字を残しています。 それに比べると、投手の方は防御

          2023楽天ドラフト総括&寸評

          12球団プロスペクトランキング(NPB版)スカウティングレポート付きで書いてみた。

          こんにちは。今回はNPBにおけるプロスペクト(期待の若手)ランキングを作ってみたいと思い、記事を執筆してみました。 プロスペクトの評価基準と選出選手の制限 まず、MLBにおけるプロスペクトの大まかな定義は「MLB(NPBで言う1軍)でほとんど出場してない若手の期待株」というニュアンスで話されることが多いです。つまり、佐々木朗希選手なんかは若いと言ってももう完全に戦力化していてプロスペクトの定義には当てはまらないと言えます。これをNPBに置き換えて、私の中で基準を決めて制限

          12球団プロスペクトランキング(NPB版)スカウティングレポート付きで書いてみた。

          オリックスに学ぶ「圧倒的投高時代」の勝ち方とソフトバンク・巨人が凋落した理由

          みなさんこんばんは。今回はオリックス・阪神に学ぶ「圧倒的投高時代」の勝ち方と題してnoteを書いていきたいと思います。 あくまでも完全な私見で、正解や事実ばかりではないと思いますが、近年のNPB周りの投手事情を考えつつ、どういうチームが勝っているのか考えていきたいと思います。 2011年・2012年と同水準で”打てない”NPB 最近のプロ野球は本当に球が速くなったと言われていますが、 それと同時に最近、プロ野球のOPSがとんでもない勢いで下がっているとご存知でしょうか?

          オリックスに学ぶ「圧倒的投高時代」の勝ち方とソフトバンク・巨人が凋落した理由

          楽天イーグルスのドラフトの問題点をトレーナーの方に分析してもらってみた

          こんにちは。今回は楽天イーグルスのドラフトについて再検証して行きたいと思い、僕が野球の特に技術論に対して確固たる信頼を置いている、主にアマチュア選手相手にトレーナーとして活動していらっしゃる度ハマりさん(twitter @dohamari_24)にお話をお伺いしてみました。 楽天の打者は何故ゴロヒッター、短距離打者が多いのか まず、僕は最初に「楽天の打者は何故全体的にゴロヒッターが多いのか」ということについて聞いてみた。僕は右投左打のバッターが多いことが原因なのではないか

          楽天イーグルスのドラフトの問題点をトレーナーの方に分析してもらってみた

          【楽天イーグルス】楽天の一番の敗因は配置?瀧中・辛島を先発で起用してはいけない理由 内・清宮を先発で起用すべき理由とは

          こんにちは、久しぶりにnoteを書きたいと思います。 今回は僕が何回もTwitterで絶叫している「楽天は先発・中継ぎの配置が間違っている」という論について語っていきたいと思います。 開幕ローテ入りを果たした、制球の良く球種も豊富な瀧中 みなさんご存知の通り、瀧中選手は二桁勝利の実績もある、制球が良くスライダー、カーブ、フォークと多彩な球種を操る投手です。 辛島選手も谷間で使われており、直球は130キロながらスライダー、カーブ、チェンジアップを使い分け打たせてとるピッ

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          12球団のファンの特徴を環境や土地柄、歴史から考察

          こんにちは、ジンです。 今回、記事の執筆依頼があったということもあり、前々から考察していた「ファンの気質や歴史の考察」というものをしていきたいと思います。 こういうのって「音楽史」などではよく見かけるんですけど、プロ野球のファンでやってる本って全然ないんですよね。 まああくまで断片的要素から考える個人の考察でしかないので、与太話だと思っていただければと思います。 ファンの2大分類 「ブルジョワ型」と「フーリガン型」まずはじめに、ファンの分類を考察したのですが大きく分け

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          プロ野球における「戦術至上主義」の限界

          こんにちは。 今回は「プロ野球における戦術至上主義の今」というテーマでお送りしたいと思います。 私はサッカーに関してはあまり明るくないのですが、ワールドカップで森保監督が「戦術を置かない監督」として賛否両論を巻き起こしたのをふと目にしました。 サッカーも野球もファンやOBの間では「戦術が重要なスポーツ」として語られるスポーツですが、ここで「戦術を置かない森保監督」に対して「スポーツ界の今」があるように感じました。 日本サッカー界を見渡すと、昔に比べて随分と海外で活躍す

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          楽天が「FA獲得」をするのは本当に「目先の優勝のため、育成を放棄している」のか?

          こんにちは。今回は「楽天のFA獲得は目先の優勝しか見ておらず、育成放棄をしているのか」について考察したので書いていきたいと思います。 楽天は近年、FA補強などの大型補強を次々敢行しており、特に石井GMになってから傾向が顕著となっております。 これは一体なぜなのか?歴史と戦力の背景から探っていきたいと思います。 石井GMの考え方は「FA補強は若手育成のための猶予」 早速答えのような話ですが、石井一久は過去のインタビューでこう答えています。 そうです、楽天はあくまでもF

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          石井GMのドラフト指名傾向を探る

          こんにちは、ジンです。 今回は石井GMが楽天に就任してからドラフト指名した選手をもう一度見直し、 カタログスペックからどういったタイプを好んでいるかを探っていきたいと思います。 ドラフト前の軽い読み物になったら幸いです。 高校生投手で、右腕の身長は190cm付近 石井GMが就任してからの指名傾向で最も顕著なのが「高校生投手の身長」です。 指名した高校生右腕をざっとリストアップしてみるとこんな感じになります。 と、この様に身長190cm級の素材型投手を非常に多く指名

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